木頭の郷土料理「かきまぜ」
毎年ゆず収穫に訪れている徳島県木頭の郷土料理「かきまぜ」。
ゆず酢(ゆずの果汁)と季節の野菜でつくる、素朴で手軽につくれるけどゆずの香りが華やかなお寿司です(*^▽^*)
徳島県の山間部では甘いものがなかなか食べられなかったせいか、お客さんが来たときやハレの日には甘い料理がでてくることが多いみたい。かきまぜにも甘く炊いたお豆さんが入っていたり、酢飯自体も甘めのように思います。ゆずの香りと共に思い出す美しい木頭の風景…。
食べるものから暮らしや風景が思い浮かぶって本当に豊かで幸せなことだと思います。だから僕も八百屋の野菜を通して暮らしや風景のことを伝えられたら嬉しい。
今回は煮切りみりんとゆず酢を合わせて作りましたが、もうすこし甘めでもよかったかな?でもこどもたちが「美味しい!美味しい!」とたくさん食べてくれたので良かったです(*^▽^*)
■ちなみに材料は
□にんじん(須美ふぁーむ)
□黄色にんじん(自家製)
□小野芋(てらだ農園)
□赤根れんこん(水の子会)
□大浦太ごぼう(自然耕房あおき)
□黒小豆(めぶき農房)
□うすあげ
□炒りごま
□ゆず酢(木頭の慶太郎さん)
□煮切りみりん
以上です。
①野菜は小さく切って甘辛く炊いておきます。
②煮切りみりんにゆず酢をお好みの量合わせてアツアツのご飯にザーッとかけて切る切る!
③お酢がごはんに馴染んだら具を混ぜ合わせて(かきまぜ)ゴマをふったら出来上がり!
具はその季節に手に入るものならなんでも大丈夫です。木頭でも各家庭で内容が違っていて、その家のかきまぜというのがあるそうです。
錦糸卵などや青味の野菜などをのせると華やかになりますよー。一度試してみてください。
あっ、ちなみに今回は僕(出口)が作りました。実は料理好き(笑)
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