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すみずみまではりめぐらせ
ギャラリー龍屋さんの20周年記念企画展示
《TATSUYA ART COMPETITION SUPER》
#タツコン超
12/9(土)11時より展示がスタートしました!
200名の作家が「魂(soul)」をテーマに
新作を制作し一挙に展示公開されています。
私は、エントリーNo.12
【すみずみまではりめぐらせ】で参加しております
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景色を描く時に思うことは様々で
自分の為でもあり
そもそも誰の為でもなかったり
ただそこに存在するものの美しさや
侘しさやらそんなものを描いたんだとか
人の想いに例えるととか
世の中の摂理や循環について
かけがえのない日常とは
など
恥ずかしながら
学がそんなにない私ではありますが
知る限りのことを考えて紐付け始めたら
描く理由なんてひとつではないなと思います。
そんな中でも一つだけ言えるのは
何かに注目してみることで
私自身の世界が広がったということです。
目の前のものの見え方が大きく変わるというのを
知ることができたのはとても良いことでした。
現在当たり前にあるものや知識のベースは
誰かが見つけたり作ってきたものであり
今日まで幾度となく試行錯誤され
そこに法則ができたりルールが組み込まれている。
なんとかかんとか
皆が皆と一緒に生きている今日は
それぞれの魂がつないで保たれてきた今日だと
感じられるようになりました。
細かく考え出したら
もっと社会のあれこれもあるけれど
これはそこのことではなく
人々の仕事や文化や命を繋ぐ営みの話としてですね👏
もしかしたら
年齢を重ねて気づく花鳥風月の良さみたいなもので
人生が折り返しにきたものだから
日常が愛おしく感じられ始めただけなのかもしれない…
とも思いますが。
「人体はまるで宇宙だ」
みたいなことを言うじゃないですか
世界の見え方が変わったものだから
そんな宇宙である人体と街が
似ているんじゃないかと思ったのが昨年のことした。
私たち人間が
細胞や赤血球や白血球や
ミトコンドリアなのか腸内細菌なのか
そんなように存在しているとして
血管のような道路を使って様々なものを運び
微弱な電気で身体のすみずみにまで信号を送る
人体よりちょっと大きい
宇宙のひとつなんじゃないの?これも。と。
そして新宿都庁の展望台から見た
立派で美しい街の営みと血のめぐり
「まちもわたしもめぐる」を昨年出展し
今年は更に視点を少し変えて
身体の全てに張り巡らされ電気信号を伝える
末梢神経のような吉祥寺の町の細かい電線たち
「すみずみまではりめぐらせ」を描きました。
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こんな真っ赤な夕焼けに
電気工事士の方の積み重ねた仕事と職人魂
住宅の連なりに美しさを感じました。
短く素敵に作品解説したいのに
いつもこうして長くなってしまいます。
長文の駄文を
最後まで読んでくださりありがとうございました。
20周年記念企画展示は12/23(土)まで続きます!
もしお時間ございましたら
愛知県尾張旭市のギャラリー龍屋で
原画をご覧いただけたら嬉しいです。
更には
WEBでの応援投票も受け付けておりますので
今後の活動の為に何か一言いただけますと幸いです。
🔻作品一覧と投票フォームはこちら🔻
お好きな作品4点を選んで
投票フォームよりお送りください👏
それでは引き続き最後まで
展示をよろしくお願いいたします。
エントリーNo.12 緒方ちか
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