自己成長は優先順位の付け方で決まる
こんにちは(ogaaryo)です。
本日は「成長は優先順位の付け方によって決まる」ということをお伝えできればと思います。
きっかけとしては、日々仕事をしている中で優先順位付け次第でプロジェクトの成功が左右される機会が多く、この優先順位を正しく理解することで自己成長の成功も変わってくるという仮説が浮かんだことです。
優先順位の付け方
優先順位の付け方は色々な方法があります、例えば「効果×難易度」の2軸で判断をしていく方法があります。今回お伝えする優先順位の付け方は「緊急度×重要度」の2軸で判断する方法をお伝えします。
緊急度×重要度の2軸をそれぞれの象限で分けると以下のようになります。
緊急度:高 × 重要度:高 = 必須
緊急度:高 × 重要度:低 = 錯覚
緊急度:低 × 重要度:高 = バランス
緊急度:低 × 重要度:低 = 不毛
もちろん一般的に最も優先順位が高くなるのは必須の象限に属するものです。
これは補足ではありますが、よくある失敗として必須の仕事だと思っていたものが錯覚であったというケースです。この錯覚に陥らないようにご自身のタスクが改めて錯覚なのか必須なのかを俯瞰することをおすすめします。
本題に戻りますが、一般的には必須のものが優先順位としては最大になりますが、成長という観点から見たときには、実は必須以上に優先順位を上げることで成長に結びつく象限があります。
成長に結びつきやすい優先順位
成長につながる優先順位は「緊急度:低 × 重要度:高」です。なぜかというと、成長は意思決定の量に依存する性質があるからです。
例えば、会社が最も成長するのは社長だと言われています。ここでいう社長とは「仕事を作り、機会を作る人」と考えてください。
仕事や機会を作る人はそれを受け取る人よりも圧倒的に意思決定を行う必要があります。毎日が意思決定の連続になります。そのため会社で最も成長速度が早いと言われています。
ではなぜ「緊急度:低 × 重要度:高」の優先順位のタスクが意思決定の量を増やすかというと、それはタスクの強制力が弱いためです。
「緊急度:高 × 重要度:高」の場合にはどうしても強制力が非常に強く働く場合が多いです。つまり、この仕事をしなければ怒られる。期限が決まっているので逆算して行わなければならない。などです。
強制力が強いと、どうしても自分で意思決定できる範囲は狭まってしまい、極論を言えば主体性がなくとも進めることができてしまう場合が多いです。
一方、「緊急度:低 × 重要度:高」は強制力が弱く、今やらなくても特に困ることが無いものが多いです。
そのため、主体性を持って前に進めていかなければならず、期限や前提条件なども自分で決めなければなりません。
逆に言えば強制的に意思決定をせざるを得ないということです。
「緊急度:低 × 重要度:高」はどうしても後回しになりがちですが、自分が成長できる源泉でありそれを認識しておくことで、今後の成長角度が大きく変わってくると思います。
まとめ
今回は優先順位付けによって、自己成長が決まってくるというお話をさせて頂きました。
この機会に自分の仕事が必須のものだけになっていないか?強制力が無い仕事ができているか?などを改めて見直してみることをおすすめします。
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