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相手の目線

私が最後離婚するときに言われた言葉は、こうでした。


「好きか嫌いかで言ったら、もう好きじゃないし
この先やっていくのはもう難しいと思う。←分かる

もともとは俺がしたことが原因だったかもしれないけど、
再構築のためにやってきたことへの理解は得られなかった。←分からない

今まで嫁のせいで(不倫による束縛や、帰って来ないことへの不機嫌などです)我慢してきたことが沢山あって、
本当に仕事を頑張っていきたいし、その未来には必要ない。←言いたいことは分かる


出かける時も犬が車で騒ぐと怒るじゃん、
俺は楽しくお出かけしたかっただけなのに。」←お前もな


あと何か一言ぐらい嫌いな所を言われた気がしましたけど
忘れました。

言われた時はショックでしたけど、
この時はもう終わることは分かっていたので
淡々と受け入れて、5分ぐらい家の近くの公園で話して終わりました。

どんどん嫌いな理由を言われる度に、私の気持ちは”無”になりました。
悲しいとか辛いとか、別れたくないとかそうゆう感情じゃなくて
ただただ空っぽでした。


振られた女らしくめそめそ泣いて終わりました。


私は彼の最後の言葉に、実際はほぼ何もいわなかったけど半分以上理解できませんでした。

勿論言っている内容が分からないとかではありません。

彼の目線から見たら、あの言葉が全てでそう見えていたんだなと思います。


人間関係は同じ出来事でも、
それぞれの目線で思うことは全然違うことが当たり前で
何が印象に残るのかも人それぞれであると、友人や知り合いだと寛容になることが出来るのに。
家族や恋人だと何で理解してくれないのか、何で察してくれないのか、何でこんな簡単なことが出来ないのか、と些細な事にイライラしてしまいます。


イライラは嫌いにシフトしていって、理解できていたことや許せていたことすら憎くなって。


最後の最後に日常の嫌いな所を言いたくなるほど嫌われてしまったんだな、と。
いままで散々再構築に向けてお互いとても苦しかったけど、そういうことしか彼には残らなかったんだということが
私の気持ちを空っぽにしてしまったんだと思います。



最後にこれだけは言いたい。
彼は空腹時とても機嫌が悪くなるので、店員さんにキレることもあるし
実の母親や兄弟にもキレます。
犬にもキレていました。

私だってもっと楽しくお出かけしたいとき沢山ありましたから!!!!


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