ハンブレの新譜を語る
サブスク解禁されたし独り占めフェーズから語りたいフェーズになったので感想を投稿するぞ〜👊
2024年2月20日発売のハンブレッダーズのアルバム「はじめから自由だった」のレビューです!
聴いてない人、ネタバレになるのでご注意!
CD特典ありで予約購入したのは初めてだった。アクキーが可愛すぎて欲しかったんだ…ロボかわいい…
大事に部屋に飾ってニヤニヤしてる。
やっぱりCDって良いな、手にした感がたまらなく良い。
最近サブスク慣れしていたお陰で初めてユニゾンのCD手に入れた時と同じくらいの感動があった。
聴く時間作るために頑張れたこともあるしやはり楽しみは作っておくもんだ…。(ライブの予定と被ったのもあるけど)
やはり本当に好きな作品はものとして持つべきだなあと思った。
前置きはこの辺で、曲ごとの感想を書いていく✏️
01. はじめから自由だった
曲聞いている時だけは自由に飛べている気になれる。
目の前が開けたような飛行感。
凝り固まっている思考回路が馬鹿馬鹿しくなる。
でもその馬鹿馬鹿しいのがなくなるのも寂しいかなって言っちゃう。
難しく考えることが最早趣味の私にとっては忘れてしまう「簡単」という大事なことを思い出させてくれるし、その上ぐちゃぐちゃなときの自分も肯定できるような曲。
名曲作りすぎではないですか。
02. サレンダー
曲入りのスピード感。最高。声出た。
さっき言ってたのここでやるなんて!ずるいぞ😇
歌い出し笑しっかり殴られた笑
なんだかんだしっかり痛い笑
69号室の住民(テレビ番組)とかでも言ってたけどこの現実しっかり見せてくれる、夢見すぎてないとこがいいよね。
バンドマンの言葉って大したこと言ってなくてもなんか説得力あるように聞こえて大体のことに頷いちゃうんだけど、もうこれは現実歌っちゃてるから。頷くしかない笑
あと鼓膜をかき回すみたいな音作り、好きです(唐突な告白)
03. ビートアディクション
サブスク無課金だったことがある誰もが思ったことをいきなり代弁している。
そんでもって夢中になっている時に頭の片隅にある不安をここまで鮮明に語ることってない。
今感動したものとか大切にしているものって案外いらなくなってしまうのかもしれないと思うと、今の自分ごと否定してしまった気分になる。最低最悪な気持ちね。
でも正直意味のないとされるもの程心を救ってくれている気がするからそれは生活に必需なエンタテインメントなのではないでしょうか。
04. 十七歳
自分が十七歳のときはこんなに達観してなかったな。
今の方が刺さる。心は若いってことね(都合良い)
なんとなく諦めて物事を見てしまうようになったのはいつからだろうか。
諦めなのかわからないけれど、どこか冷めた目で物事を捉えることに否定的(なんて言えばいいんだろ、熱く行こうぜ!って感じ)な曲が多い中でこういう風な歌詞をぶつけてくれる。
虚無虚無プリンになりがちな自分には大事にしたくなる曲が多い。
05. DANCING IN THE ROOM
これは公開のときにすぐ聴いた。
0時公開で、布団の中で聴いて聴いたら寝ようと思ってたのに寝れなくなった。心踊りすぎた。
でらしのベースソロ、好きです。(唐突な告白②)
よくSogoのYouTube動画見てあんな風に弾けたらって想像してる。(お手本って見た後全然弾けてなくても弾けるようになった気になれるよな、部活もそうだったけどプロの試合見たあと謎に強くなった気になるやつ、あれ)
ミュートと2フィンガーの音そろえるのに苦戦してる。
夜中でベースは鳴らせなかったため、キーボで音だけ覚えて満足して床についた。しばらくわくわくしすぎて寝れなかったけど。
まだベース始めたばっかだけどいっちょ前にベーズソロ練習してる。弾けなくても「むずい~」ってやってるだけで楽しい。
(隣人(友達)に「弾けてないのに何が楽しいの?ピアノのがうまいのに」と言われた、悲しい、がわからなくてよい、いつか「ぐう」って言わす!)
というかみんな楽しそう。聴いててこんなに楽しいんだから弾くのも絶対楽しい。
ギターが歌ってベースでスキップしてドラムの刻むリズムで歩いてしまう。
MVでムツムロさんがマリオのスーパースター摂取した並に急に踊りだすの、わかる。私も脳内ではあんな感じ。
代わりに人目につかない程度のヘッドバンキングをしている。
これ絶対楽しいやつ。ライブで聴きたい…。
06. ひらがな
心がほぐれるとかでなく「ひらがなみたいになる」って…
こんな優しい表現あったのか
一言で言えることを一言で言わない、言葉のほどき方がうますぎやしませんか。
ムツムロさんの書くラブソングって大事にしている人を見るやわらかいまなざしみたいに温かくて好き。
私、カラオケで好きな子に「ひらがな」とか「ファイナルボーイフレンド」とか歌われたら心ざわついちゃう自信ある。
(カラオケで歌われたら心ざわついちゃう曲特集書く笑、楽しそう)
まじで歌われてみたい、むしろ私が歌ってモテたい。どきどきさせたい。
まじ誰かをスーパー愛したい。
好かれている自信はないけど人一倍愛している自信があるのがすごくわかるから好きな曲。
07. またね
まじで大好き。歌詞も曲も好き。
いや、でも歌詞かな。この曲の歌詞優しくて好き。
もう歌いだしが好きすぎる。
まじムツムロさん私の中でのベスト優しスト。殿堂入り。
こんなに寄り添って孤独を歌ってくれることない。
わかるよって言い切らないところがベスト優しストポイント。
大丈夫とかわかるよっていう言葉は自分の気持ちの押し付けでしかないことがあるから。
だから孤独の目をしている人に声をかけるときってとにかくそこにいることしかできないんだけど、そんな素敵な声のかけ方があるのかとなった。
この歌詞すごく好き。自分も救われたし、確かにってなった。
自分が大切にしている人が何かを抱え込んでいるとき、「そんなに難しくならないでね」って言えるのに自分には言えてないよなって思った。
で、多分そう声かけている相手もおんなじなんだろうな。
この曲は地元に帰って久しぶりに本当に大好きな友達に会った帰り道に聴いてしまう。
違う手段で違う理屈で同じ答えを夢見てた仲間だからかな。
どれだけ離れても結局出逢ってるからかな。
大切な人を思い出すことができる大切な曲になってる。
08. ペーパームーン
マジでとか取ったげるよとか口語的な歌詞が急に入るのが殴り書きみたいな勢いを感じる。
そして今回も韻を踏んでいる言葉の芸術点が高すぎる。
結構ハンブレの曲ってラップ聴いてる時に似た気持ちよさがある。
韻のタイミングでにやつく。瞬間的に脳が喜ぶ。
ギターソロぎゃんぎゃんで良い、最高到達点まで吹っ飛ばしてくれる感じ。
09. 無駄な抵抗
スラップ厨なのでイントロで小踊りしました。
同じ人いるでしょ。
そんでもってサビ前からの疾走感がたまらん。
めちゃめちゃ遊んでる曲だなという。
間奏のギターとベースの殴り合いライブで見るの楽しみすぎる。
そんでもって行間のドラムのぽこぽこ好き。ぽこぽこ。(伝われ)
歌詞無気力なのに曲めっちゃ陽気。
無気力ですが舞いますって、無駄だとわかってるけど舞いますって
あんまり無気力で、どこか諦めてるのをここまで描いているアーティストいない気がする。
このアルバムの中でリピート率高め。ダンスナンバー最高です!
あと間奏のギターにユニゾン味を感じた…。だれかこの既視感を教えてくれ…。
まだしばらく大人の階段の踊り場で踊っていたいね。
10. グー
音楽に救われたことがある人はみんな刺さる。(私調べ)
これはユニゾンの「センチメンタルピリオド」聴いたときの私の曲。そう思ってる。
曲で初めて泣いたときの情景そのまんますぎて鳥肌もん。
歌詞と曲のリンクしてるとことか小ネタが秀逸すぎて気付くと思わずニヤけるような仕掛けが沢山あって何回聴いても楽しい。
これのライブで「みんなのグーきれい…」ってなった。
こんなにグーが似合うアーティストいないよなってなった。
グーチョキパー出すタイミングが最高なんだよね。
練習したのにずっと間違えてグーだし続けてじゃんけんしちゃったけど。
ステッカー「グー」だったのうれしすぎる。
スマホに挟んでめちゃめちゃアピールしている。
お守り。
11. THE SONG
ヘッドホンで聴きたいがためにヘッドホンを買った。笑
眠れない夜の合法のドーピング。なので眠れないときなんとなく聴いてしまう。
ほれ、聴けって感じが良い。
聴けばわかるっていうのが。
無言でCD渡してきた友達みたいな。そんなやつ実際にいないけど。笑
今文章でそれやってるけどね。いや、無言ではないか笑
うわやりたすぎる、無言でCD渡す友達になりたすぎる笑笑
書いていて思う。
好きすぎてキモい。めっちゃキモい。
好きな子に好きなポイント語りすぎて引かれるみたいな。
それ自分で自分になってる。
でも良すぎて言いたい。
大好きなものは大好きって言いますよ。
メンバーの目に触れないことを祈る。(あえて自分で出す)
無言でCD渡す代わりにSpotifyのリンク貼っとくからつべこべ言うな受け取れ