ふくちゃんへ
4/11で、ふくちゃんがお空にお散歩に行ってから、1年です。
ふくちゃんは強くて優しい子でした。
お空に旅立つ直前は、毎日病院に点滴をしてもらいに通っていて、ご飯も食べなくなっていました。
週末は私がおひげくんのところに行くのですが、朝、病院に行って「今週は、ふくちゃんといようかなぁ」と考えていると、散歩の催促をして、おやつも食べて「ぼくは大丈夫だぞ」と安心させてくれるのです。
その前に、腫瘍の手術をしたときも、直後におひげくんと旅行の予定があって、「(気持ち的に)行けないかも」と思っていたら、病院から帰ってきたらめちゃめちゃ元気で「行ってこいよ」と送り出してくれました。
お土産のさつまいもせんべいを、パリパリ食べてくれました🍠
老犬の介護情報とか集めて準備していたけれど、ふくちゃんは全部自分でやっていたので、お世話をするとはありませんでした。
カートも本気で使ったのは1回だけだったな…。
試しに入れてみたけど、飛び出していった。
寂しがりでもありました。
祖父の葬儀などで、長いお留守番の日が数日続いたら、ストレスで腰が立たなくなってキャンキャン鳴くようになったことがあります。
その後2、3年は同じ時期になると立てなくなりました。
しばらく抱っこして撫でていると収まります。
そういえば、最期の鳴き方は、このときのに似ていたかもしれないなぁ。
ふくちゃんが旅立った日は、たまたま、「月経前症候群が酷かったから、月経痛も酷いだろう、休んでやる!」と3連休にしていた初日でした。
キャンキャン鳴くので、お母さんと私で寝ているふくちゃんに抱きついてお見送りしました。
火葬もお母さんといけました。
普段、週2日しか家にいないので、私もいる日を選んでくれたのかもしれません。
雨の日も雪の日も、台風の日もお散歩をしました。
(そして、そういう日の散歩はだいたい柴犬にしか会わない)
雨の日に動かないので抱っこして帰ったら、「これは楽だ」と学習して、しばらく帰りの片道1kmだけは抱っこをさせられ続けました。
普段は抱っこすると「降ろせ!」と主張します。
傘をさしたまま、ふくちゃんを上手に抱っこするスキルが向上した辺りで、「歩いて帰らないか?」と相談をしました。
レインコートを着せて雪の中を歩いてきたら、お腹のところに雪が入ってしまっていて、帰って脱がせていたら雪の塊が出てきて「寒かったでしょ、ごめんね」と泣きました。
「台風だから、近場で💩出して、すぐ帰ろうね!」と家を出たら、ずんずん離れた公園まで行って、増水して注意喚起が出ている池を遠くから眺めて過ごしたら、帰りの道が川になったことがありました。
さすがに抱っこして歩いていたら、排水の金網から噴水が上がっていたので、ぎゅぎゅっと抱っこに力を入れました。
柴犬を飼いたい人は、11kgを抱っこして1kmは歩けるようになっておくといいです。
1年間、早かったです。
モヤァ〜っと過ぎたから。
ふくちゃん、お空の生活はどうですか?
じゅんちゃんを追いかけていますか?
カイちゃんと並んで座ってぽやっとしていますか?
ゴンちゃん先輩には、やっぱり吠えられますか?
新しいお友達はできましたか?
お姉ちゃんは、ふくちゃんに会ったときにお話しするようなことが、今のところないから、これから頑張るわ。
「楽しかったよ」って言えるようになるよ。
出会ってくれて、ありがとう。
ずっと大好きだよ。
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