【 大学中退、海外移住、そして起業 】|若き女性起業家が抱く “サッカーへの愛” と “ビジネスへの野心” とは!? 】
━━━━━ サッカー界で闘う、24歳女性起業家
スパイクの「紐」を取り扱うサービス『クシュレ』を展開するのは、若き女性起業家の桝井かほさんです。
前編では、『クシュレ』についてサービス概要やマーケティング方法、さらにはサッカー指導者へのメッセージをいただきました。
▼前編記事↓↓
後編では、より一層「桝井さん」という人を深く掘り下げた内容です。
進路に悩み大学生や、転職等を考えている社会人の方々の背中を少しでも押すことができるような記事となりました。
ぜひお楽しみください!!
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【 “それ自体” をしたくてしたわけではない選択の連続 】
◎八田:
後編は、「桝井さん」という人について深堀ることができればと思います!
よろしくお願いします!
◉桝井さん:
よろしくお願いします!
◎八田:
まず、桝井さんのTwitterプロフィールを拝見すると、「大学中退・タイ移住・起業」とありますよね。
・大学辞めようかな〜
・海外に住みたいな〜
・起業してみたいな〜
この3つって、悩める大学生が目指す “三大欲求” な気がしていまして…!
(※僕も数年前は漏れなくそうでした笑)
◉桝井さん:
たしかに、そう言われるとそうですね!
私、全部やっていました。笑
◎八田:
そうなんですよ!
だから、桝井さんは進路やキャリアに悩む大学生に何か伝えられることがあるんじゃないかと思ってまして。
率直に、「悩める大学生に伝えたいこと」ってありますか!?
◉桝井さん:
「好きなことで生きるのが一番しんどいけど、好きと得意が重なるところを見つけたら、結果も出せる」ということです。
そして、もし何かやりたいことがあって悩んでいるのであれば、私が一番に背中を押したいと思います!
◎八田:
なるほど!
そこの言葉、もう少し掘り下げたいです!
そもそも、桝井さんの「中退→海外移住→起業」という流れは、いかにして起きたものなんでしょうか?
◉桝井さん:
前編でもお話させていただいたように、私は高校生の時にサッカーにハマって以降、毎週スタジアムに足を運ぶほどのサッカーファンになりました。
大学生になり、地元の奈良クラブを応援する中で、いつしか「もっと奈良クラブを大きくするには優秀な人材が必要なのかな。その人材に自分がなりたいな。」と思うようになり、サッカー界で働くことを志したんです。
そこで、「まずは修行をしよう!」ということで、セレッソ大阪でインターンをしました。
◎八田:
そんな背景があったんですね。
インターンでは、どんな経験をされたんでしょうか?
◉桝井さん:
セレッソでのインターンは本当に学びだらけでした。
「お金のこと、集客やリピートのこと、お客さんのこと」など、ビジネスで大事な基礎的な考え方を学ぶことができた一方で、自分の力不足も感じました。
さらには、歴史の先生になりたいという夢を持って入った大学も、塾講師のバイトで達成した気分になってしまい、気づけば「大学を早く辞めて、はやくサッカー界で活躍したい」という想いの方が強くなっていました。
◎八田:
そして、中退したと・・・?
◉桝井さん:
そうですね。
周りからの反対も多少あったものの、私の意志が固かったこともあり、中退に至りました。
それから、タイで日本人が経営するスポーツクラブに就職し、タイで「広報兼営業」という形で1年に満たない期間ですが活動していました。
ただ、新型コロナウイルスの影響もあり日本に帰国しました。
大学を中退しているので普通に就職したら突き抜けられないと考えて、葛藤のなかでなんとかやっていく道を探しました。
いろんなチャレンジをして、『クシュレ』が他よりうまくいったというような状況です。
▼クシュレ↓↓
◎八田:
なかなかに壮絶だなと改めて…!
でも、大学時代に感じられた「サッカー界に貢献したい」という確固たる軸はブラさずに行動し続けていった結果の今なんだなと思いました。
「中退・海外移住・起業」といったことは、“それら自体が目的だった” なのではなく、あくまで “軸を持って行動した結果起きたこと” にすぎないんだなと。
◉桝井さん:
まさにそうですね。
中退も海外移住も起業も、おっしゃる通り結果的に起きたことでした。
だからこそ、「能力的に不安があったり将来への不安があったとしても、自分が好きでやりたいことを持って得意なことが見つかるまで行動すれば大丈夫だよ。」と、悩んでいる大学生の方々の背中を押せたらなと思っています!
【 大好きなサッカーを大きくするべく、実績と結果に貪欲に 】
◎八田:
最後になりますが、桝井さんは今後どうなっていくんですか!?
これからのVisionというか野望というか、今後についてお聞かせください!
◉桝井さん:
私は、サッカーを通した人のつながりによって心豊かに育ってきたと思っているからこそ、根本に「サッカー界で生きていきたい」という想いがあります。
サッカー界自体を、盛り上げ、新しい風を吹かせ、市場も、もっともっと大きくしていきたいと思っています。
◎八田:
なるほど!
「サッカー界自体を大きくしたい」という考えは、僕としても、FiC(OFF THE PITCHの運営母体のコミュニティ)としても、本当に共感します。
そういった想いは、桝井さんのどこから湧き上がるものなんでしょうか?
その源泉には、何があるんですか!?
◉桝井さん:
これはもうなんていうか・・・「愛」なんですよね。笑
◎八田:
「愛」、、ですか!?
◉桝井さん:
そうなんです、「愛」なんです!
クシュレのサービスも、靴紐を通して人と人の繋がりをつくりたいという「愛」だと私は思っています。
組紐は、切れ目が見えない作りなので縁起が良いとされます。
「繋ぐ、結ぶ」という言葉が連想され、人と人を繋ぐのにぴったりな商品だなと思っています!
もっと言えば、私には本当に大好きなサッカー選手がいまして。
18歳の時に、「この選手がもっと給料を貰えるようになるために、私がサッカー市場を大きくしないとアカン!」と本気で思ったんです。笑
そういった、サッカーやサッカー選手に対する、私の「愛」なんです!
◎八田:
なるほど!
本当にステキだなと思います。
実は僕、桝井さんと同級生なんですが、こんなにキラキラしてカッコイイ同級生はいませんよ!!
◉桝井さん:
えー!ありがとうございます!!
◉桝井さん:
・・・とはいえ、やっぱり課題はたくさんあると思っていまして。
◎八田:
課題ですか?
◉桝井さん:
中でも今感じているのが、私が「20代前半の女」であるということです。
男性の方ばかりと関わっており、男性の方を中心にあるこの世界において、やっぱり私はまだまだ「若い女の子が、なんかおもしろいことやってるな〜」という認識を持たれることがありまして…
もちろんそれによって「懐に入れる」というメリットはあるとはいえ、難しい部分だなと思っていますね。
◎八田:
事実として、女性がまだまだ少ない世界ですもんね…
その中で、桝井さんはどのように立ち向かっていかれるんでしょうか?
◉桝井さん:
これは、明確に二つあります。
一つは、「うまく使う!」
もう一つは、「気にしない!!」
ということです。笑
自分が前に進むためなら使える時には使ってでも成長しないとなと思います。
何より、いちいち気にしていても仕方ないですし、私の性格的にもそれが一番だと気づきましたね。
◎八田:
桝井さんらしいのかな〜って思いました!
その中で、向上心というか、「野心」とも言えるものが感じられます。
◉桝井さん:
「愛」とか「サッカー界を大きくする」とは言ったものの、やっぱり発言権を持って影響力を持つことも大事だと思っていて。
そうなると、誰がみてもわかるような実績や結果を出すことが求められるのだと思っています。
・・・なんせ、資本主義社会ですからね!
◎八田:
なるほど!
そこの「理想や想い」という部分と「現実や論理」のバランスが大事になりますね。
◉桝井さん:
だからこそ、ちゃんと結果を出していきたいと思っています。
そういったこともあり、実はこの3月から一つ新しいチャレンジをすることになりまして!
・・・それは、またの機会にお話できればと思います!
◎八田:
新しいチャレンジ…!?
桝井さんの今後、本当に楽しみです!
ご自身のサッカーへの「愛」を源に、ビジネス的な「野心」も持ちながら走り続ける姿自体が本当にカッコよくて、ぜひ応援したいです。
サッカー界そのものを大きくしていけるよう、愛と野心を持って、共に精進していきましょう!
◎八田:
インタビューは以上です!
本当にありがとうございました!!
◉桝井さん:
こちらこそ、ありがとうございました!!
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