薄い絶望と共に生きる
毎日絶望しながらもなんとか生きている。
自分の努力の足りなさ、不器用さ。社会の不条理に自分が何もできていないことに無性に腹が立つ。
上に立つ者がその大切さに気付かずに切られていくものがある。
未来を創り出していくはずの子どもたちさえ諦念のもとに生まれてこない。
自分が守るべき存在なのに平気で害していく人。
思い返して後の祭り。
現状を知らずに机上の空論でつくられていくもの。
血で血を洗う争い。
そんなことが後を絶たずうんざりするし、汚さに吐き気さえ催す。
そんな世界を見ていても、そこには自分が守りたい人がいるから、残したいものがあるから正気を保っていられるんだろう。
毎日絶望しながらも生きていかなければとなんとかもがいている。