noteでの声の届かせ方を分析してみた(基本編)
まだ色々と試しているし、プラットフォーム側も過渡期で試行錯誤中みたいなので、今後ランキングなりオススメのピックアップなりのやり方はバンバン変わると思う。
でも、noteで色々と書いている人にも承認欲求や射幸心はあるだろうから、やはりスキがついたりフォロワーが増えるのは嬉しいハズ。
僕だって去年登録して今年の3月までは1年で数記事、フォロワー3人とかだった。言い訳だけどSNS運用にさく気力も時間もなかった。
3月に35歳の誕生日を迎えて、思うところあって誕生日から毎日書くことに挑戦している。
で、わりと頑張りはじめて数日で記事がバズって調子よくフォロワーさんが300人くらいついたので、モチベーションを保ってなんとか書いてる今日この頃。
ほんと、皆さんのフォローとスキが嬉しいです。ありがとう。
さて、いろいろ試してみた中でいくつか届きやすいnoteのパターンが少し読めてきたので考察を書いておこうかな。
この分析癖、もうこれ職業病なんだよね。
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1.アイコン設定と自己紹介ちゃんと書く
まず、もともと有名人とか他のSNSで固定ファンのいるインフルエンサーではない限り、登録してもフォロワーはつかない。
当たり前だ。どこの誰ともわからない、デフォルトアイコンで自己紹介もない人をフォローしたいとは思えない。自分が何者で何を発信するかを明確にしよう。
(スキをつけてくれた人、フォローしてくれた人のは見に行ったりしているけれど、自己紹介がないとそれだけでフォローされる機会を損失してる。もったいない。)
ちなみに恥ずかしがって謎アイコンと謎ネームで運用すると将来バズった時に上記のもったいない事になりがちなので、実名かペンネームでちゃんとずっと使えそうなのにしたほうがいい。
あとアイコン。発信内容にあわせてシンプルな似顔絵系とかロゴでも良いけど、顔写真かバストアップくらいが識別しやすくて良いと思う。人間は同種の顔を見分ける力がハンパないので、顔=最強の個性、使わない手はない。
(追記:イラストレーターさんは自分のイチオシのキャラとかイラストがいいと思う。写真家さんのカメラ構えている写真もわかりやすいよね。)
身も蓋もないけど、とある広告会社の調査によると若い女性・赤ちゃん・犬猫の写真が見られやすいらしい。おっさんはどうすればいいのかは切実に悩む所である。
2.最大限のノウハウを出し惜しみなく
次に、記事は自分の提供できる最大限のノウハウを出し惜しみなく書く。専門知識や経験があるなら、それをシェアすればそこには需要がある。
やるなら最大限で、中途半端なノウハウの公開は読む方も時間の無駄なので全然読まれないと思う。文章が長過ぎればなおさら。
そして、フォロワーがいない状態の有料記事化は効果薄そうなのでやめたほうが良い。フォロワー数人の人の有料記事は買う気にならない。何者でもないあなたがもったいぶって有料にするほど、おそらくそのノウハウに価値はない。ノウハウ系の有料記事はファンがついてからにしよう。
特に最近インフルエンサーの方々が有料noteが◯◯部売れた!とか言っているのを見ると、つい自分も売れそうな気がしちゃうよね。気をつけよう。
ちなみにノウハウに関しては誰から教わった事なのか、どこで言われていた事なのか、などの裏情報やエビデンスなどの根拠も必要だと思う。自分自身の仕事での実績とかもそう。俺思う系とか自分体験系はぶっちゃけ個人差デカすぎてハマらないとまるで響かない。
誰だって同じハウツー話なら有名で評価の定まった人か、ちゃんと実績のある人から聞きたい。あなただって同じハズだ。
でも、日常の心のつぶやき的なものでも充分いいと思う。
その場合は日常をみる視点のおもしろさや、文章のリズム感などが大事。別にお役立ち記事じゃなくても、僕も読んでいておもしろいからフォローしている人も何人もいる。下手なネットバズまとめ良いこと言うbotみたいになるのなら、自然体のままの方がはるかに魅力的だ。
あと、知識も技術も経験もないってパターン。実はこれが最強かもしれない。
何者でもないからこそ、初心者目線で自身の成長含めた心のレポートを綴ればそこにはきっとファンがつく。既成概念に染まっていない意見や態度は貴重だ。僕もそういう人の成長譚は見てみたいし、少しだけその人の成長譚に参加してみたいと思っちゃう。
拙さ上等!未熟であり無知である事も武器になるハズ。AKB商法にもちょっと近いけど、人は人の成長を見守るのが結構好きなんだと思う。
あとはウケやすい、読まれやすい特定ジャンル(ハマっているものを狂人レベルで書くとか)ってのもありそう。これは長くなるのでまた今度書こうかな。
3.毎日書く(できれば。。。せめて週1とか)
定期的に届けるというのは強い。毎日、決まった時間に書ければそれがベスト。
僕がフォローしている人でもBarBossaの林さんはだいたい毎日AM9時前後に投稿しているし、土日だけ休むスタイルながら古賀さんの日記はついつい読んじゃう。
で、投稿時間だけど、平日は朝の8:00〜8:30前後が良さそう。それか夜の18:00-19:00くらいとか。noteの中の人がオススメをまとめるのがだいたい9:00〜10:00頃だからだ。過去2回オススメに入った時は平日も土曜日も9:00〜10:00頃だった。
(とか言いながらこれは6:30投稿。今日は上の娘の森のようちえんの始業式で親子参加なんだ。8:00台はバタバタなんだよ、すまん。)
土日は読む人が減るのは、たぶんみんな通勤通学の時間とか出社して朝イチ始業前とかで読んでるのかな?だから平日だけ投稿する、平日何曜だけ投稿する、とかでも良いかも。
ちなみに平日でも月末の月曜とか金曜は伸びが悪かったりするから、気合をいれた記事は月あたまの火曜の朝に投稿するのが良いと今は思っている。(ところが来月はゴールデンウィークがあるのでまるで読めぬ。。。)とはいえ、フォロワー10000人超えのインフルエンサーの投稿とかぶると埋もれるけどね、そこは運です。
4.見出しつけたり太字つけたり写真いれたりメリハリつける
みんなのフォトギャラリーが実装されたし、カバー写真は必ずつけたほうがいい。でも、できれば下手でもいいからカバー写真は自分で撮るのをオススメしたい。
いい写真じゃなくても、適当にタイトル本文をスケッチブックに書いて俯瞰で撮るとかでも良い感じにはなる。IllustratorやPhotoshopが使えるならベース写真さえ撮っておけば使い回せるのでオススメだ。例えばこんなのね。
これにタイトルだけ打ち込めばオリジナルのタイトル画像が完成。ちなみに上の画像は僕がこれから多用する予定なのでこのまんまパクるのはNGです。似た構図で撮りなおしてください。
上の写真の左右で傾斜で素材感切り替えたバック材と、ちょっと変形のスケッチブックっていうのはスタイリングの技です。でも左上のホコリ消したりレタッチは面倒なので省いた。それでも充分雰囲気は出るでしょ?知りたい人多ければここら辺のテクニックはいずれ紹介します。
でも、写真も日常のスナップで充分。ここら辺のノウハウは白石さんの記事とか参考になる。
あとは本文も、冒頭で全体像がつかめるようにして、タイトル(T)と太字(B)を重要なとこで使って改行でメリハリつけると読みやすい。改行、超大事。
僕はスマフォで見たときに文字7〜8割で、白い余白3割くらいが美しいと思う。
でも余白なしでツメツメで書くとそれはそれでガーッとしゃべっている感じも出せるので、内容と伝えたい気持ちで使い分けてもいいかも。
本文中に写真とか参照noteとかを入れるのも大きなメリハリになるからオススメ。
あと忘れがちだけど、引用の時は( ’ ‘ )を使おう。喋ってる感じにする時にも使うけど、本来はオリジナルコンテンツへの敬意を含めて引用文で使うってのが正しい使い方だったハズ。
引用文とか、喋ってたりとかはこんな感じが読みやすいよね。
〈 出典先へのリンクも忘れずに 〉
5.スキへのお返事は工夫しよう
noteに追加された新機能の「スキ」された時のお返事メッセージは忘れずに設定しよう。詳細は以下のnote公式記事を読んで。
この応答メッセージ機能、まだ調整前だけれどいろいろとできそう。
ちなみに僕の場合は次回予告を入れるようにしている。吉玉サキさんがやっていたのを見てマネさせていただいた。(彼女の記事は日常系でおもしろいのでオススメだ)
次回も読んでもらうインセンティブにもなるかもしれないし、何より自分自身に予告したからにはちゃんと書こうという動機付けにもなる。
いずれは曜日や時間別にメッセージ変えたり、押した人の属性に応じて変えたり、記事ごとに個別に設定できるといいなぁ・・・とか思う。けど、多分そうなるなら有料会員用の機能だよね。
この手のインタラクティブなところをカスタムできるってなったら、僕もちょっと有料会員化を検討しちゃうかもしれない。
とりあえず新機能はガンガン試すのが吉だと思う。
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こんな感じかなー。
とりあえず、これ全部意識して1ヶ月くらい続けたら誰でもある程度の成果は出るんじゃないかな。
そして、noteのおすすめ枠って新人枠があるっぽい。
登録から日が浅い人とか、投稿数少ない人とかはハートのこもった記事を書いたらオススメに出やすいみたい。登録から日のたっている自分は対象外っぽくて無念。。。
つまり、初動こそ思いっきりやってみるのがオススメだ。大丈夫、しくじっても滑っても失うモノなんてない。何事も最初はエネルギーがいるけど、回り始めれば楽になるから。
まぁ、届け方ってあくまでもテクニックで芯の部分の伝えたい衝動とかがイチバン大事だけどね。その衝動がないとそもそも毎日書くとか無理だし。僕もいろいろ試してみて、また結果を報告しようと思う。
この記事がちょっとでも参考になって、あなたのnoteが届くのが楽しみです。
※追記※
応用編も公開しましたので、これ読んだらぜひ応用編も見てください。
応用編ではnoteのネタの作り方をお伝えします。
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