【フリ虎】弱小フリーランスこそSNSをセーフティネットに育てよう
皆さん、SNS使っていますか?
上手に使いこなしてSNSで売れまくっている(風に見える)人がついつい目に入って来ちゃいますが、実際のところはそういう人は少数派。
多くの人は運用方法がよくわからないまま、なんだかとりあえずやっとくか・・・というノリでダラダラやっているんじゃないでしょうか?
でも、SNSって使い方次第ではフリーランスには強い味方になる存在なんです。組織が守ってくれない個人事業主にとって、セーフティネットはあってないようなもの。
出社すれば仕事がある状態ではなく、仕事の獲得から納品から経理や事務まで全て自分次第!そんな1人ワーカーにとって、SNSを育てておくことは強力なセーフティネットになるんです。
今日はそんな人の為に、弱小フリーランスのSNS運用論をお話しします。
(このnoteは月額有料マガジン「フリーランスデザイナーの虎の巻」用の有料noteです。単品でも買えますが、月額購読だと同じ金額で月4本以上の有料noteが読めたり、いいことが色々あります。)
-弱小フリーランスのSNS運用論-
1.情報源をどこから取るのか?
2.どんな人たちに発信するのか?
3.自分のビジネスモデルとの相性
4.信頼の貯金をしておく
5.恩をグルグル回そう
1.情報源をどこから取るのか?
SNSはインプットの側面と、アウトプットの側面があります。まず、誰かをフォローすることでインプットの自動化ができるという点がSNSの大きなメリットの1つです。
逆に言えば、インプット=情報の質と量のコントロールが重要で、相互で繋がれる人数にも限界があるんじゃないかと思っています。
これはダンパー数とも言われていて、霊長類が親密なグループを構成する規模が大脳皮質の大きさに依存している=人間の場合は150人程度が限界、という仮説があるんです。
リアルもデジタルも引っくるめて、相互の付き合いは150人が限界だとして考えると、余裕を見ると120-130人くらいが相互でお付き合いできる人数だと思われます。
まぁ、情報を得るだけのフォローもあるので、それも加味すると250-300くらいがフォローできる限度ですかね。
僕の場合は基本的にフォローする対象をこんな感じで情報別で分けています。
A.総合的な情報塔
B.将来の顧客
C.同業者や協力者
D.友人や共感者
E.有益なインフルエンサー
A.総合的な情報塔は佐々木俊尚さんやjigenさんなど。noteのCXOの深津さんや、アート&デザイン系の情報なら角尾さんなどです。ここは情報の仕入先。
B.将来の顧客はお店を出したいと悩んでいる人や、今まさにこれを読んでくれているあなたとかです。ニーズやインサイトを探る為に、フォローしてあれこれ悩みを見ています。
C.同業者や協力者は設計の協力をしてくれるパートナーさん達。グラフィックデザインや図面やCGなんかで協力してもらっている方々。
D.友人や共感者は活動にシンパシーを感じて応援している人たち。オールユアーズの木村さんや、Mr. cheesecakeの田村さんとか。
E.有益なインフルエンサーでは料理系なら有賀さんや樋口さん。塩谷さんや、大御所だと糸井さんなど。
誰をフォローするかは数ヶ月スパンで見直していて、今の自分にとってあまり有益でないかも?とか、つぶやきに心が動かないなー・・・と思ったら整理しています。
フォローを外したからといって別に嫌いになったとかではなくて、単純に追いかけきれない情報を手元においておきたくないだけです。
そんなわけで、僕はフォローされてもフォロー返しは基本しません。読みきれないから。
本当に会うべき人とは何度か邂逅するでしょうし、いずれはリアルで会うはずなので、自然と相互フォローになるんだろうな、と思っています。
2.どんな人たちに発信するのか?
ここが大事だと思うのですが、自分はどんな人に対してどんな情報を発信するのか?これを明確に設計しておいた方がいいです。
SNSを気分転換の流し見ツールとして割り切って使うならいいのですが、そうではなく仕事にもつなげつつ情報収集もしつつファンになってくれる人も欲しい!という人にとっては、誰にフォローされて行きたいかはすごく重要です。
これが結構難しくてですね、自分が望むフォローして欲しい人たちと、実際にフォローしてくれる人とは乖離があるんです。
ぶっちゃけて書きますと、僕は最初のSNS運用は『店舗設計・デザインのクライアントが欲しい』という動機ではじめました。
で、実際は『フリーランスや若手デザイナーさんの為になる情報』がニーズもあるし聞きたい人もいる。
さて、ここで質問です。やりたい事と、求められている事と、まずはどちらをやるべきでしょうか??
・・・正解は『どっちから始めてもいいけど、やりたい×できるの重なる中央に寄せていく』です。
そんなわけで、僕の場合はニーズのある方向から始めつつ、少しづつ当初の仕事のタネを植えて育てているところです。
3月に始めて6〜7ヶ月でnoteが1500、Twitterが1750なので、運用的にはまずまず成果が積み上がっている感じです。
はい!無料部分はここまでです。
僕もまだSNS運営は半年ほどなのですが、
ある程度気づいたことをまとめておきます。
ここから先は
¥ 300
いただいたサポートでnote内のクリエーターさんを応援!毎月末イチオシの新人さんを勝手に表彰&1000円サポート中🎉 あとはサポートでお酒や甘味で妻や娘のゴキゲンをとります。 twitterは @OFFRECO1 Instagramは @offreco_designfarm