今月のイチオシnoteクリエーター(2019年4月)
不調で1月から3月まで止まってしまっていたこの企画、結構需要あったというか喜んでもらえる人も多いし、僕自身もまだ見ぬ才能の発掘が趣味なので再開させます。
そんなわけで4ヶ月ぶりでの月末恒例、勝手にオススメのnoteクリエーターを表彰して褒め称えて1000円サポートするコーナーです!
過去の受賞者さんや候補作品は改めてマガジンにまとめなおしました。
条件として...
・note内で初めて知った人
・noteでのフォロワー数が1000人未満
・実際にお会いしたことがない人を優先
という3つの条件で選んでいます。あと、ここだけの話ですがtwitter、instagramなどのフォロワー数が多い場合はちょっと減点してます。無名であるほどむしろ有利になります。
それではいきましょう、今月のイチオシの方はこの人です!
料理参考家のまつしまようこさん!
はい、おめでとうございます!1000円サポート入れましたので、オオゼキでネタを仕入れてきてくださいね。
冒頭の料理「参考」家という肩書きからしてフック強めなのですが、コンセプチャルに見える肩書きに対して育児しつつの日常感がなんともゆるくていいのです。
更新頻度は月に1-3回なんですけど、一発ごとの威力高め&写真多め。レシピ+エッセイといった感じなので、家族のためにキッチンに立つことの多い人には結構刺さるんじゃないでしょうか。
【イチオシ!オススメ理由】
・オオゼキへの異常な愛情
・ボリュームたっぷりな文章量
・写真豊富で臨場感あるレシピnote
・息子さんへのフラットな目線
オオゼキへの異常な愛情
紹介したらあっという間にバズっていたのでご存知の方も多いでしょう。オオゼキへの異常な愛情を語り尽くすnote。衝撃でした。いや、僕もオオゼキ好きですけど、この程度の気持ちで好きとか言ってなんかスミマセンという気持ちになりました。
note内ではこういう気持ちいいほどの暑苦しさで好きなものを好きだと叫んでいる記事をたまに見かけるのですが、否定や批判などのヘイトが溢れる中でこういう全力でポジティブに愛を叫ぶ記事をみると元気でますよね。
そういう意味でも、幸せなインターネットの使い方のお手本的な記事でした。もちろんジャンル分けは「あなたの代わりに狂っておきました」系です。
ボリュームたっぷりな文章量
「うっかりすると、非常に文章が長くなる傾向が強いわたし」と冒頭で書かれていたりする通りで、noteのほとんどが2000-3000文字クラス+写真というヘヴィ級です。これ書くの普通に3-4時間かかってません?という熱量。
毎回、書きながらヒートアップしてご本人のテンションが沸騰していく様がわかるようです。書き手としてはゴリゴリの肉弾戦近距離パワータイプ。更新頻度は月に数回ですが、一発がでかいタイプです。
写真豊富で臨場感あるレシピnote
レシピ+エッセイの合わせ技なので、大事なのは臨場感。そこを抑えるのはやっぱり写真で、調理中の風景が掲載されていたりと臨場感を感じやすい。友達が撮ったまんまな素撮り感も緩くていいんです。
僕は自分も職業がデザイナーだし妻がフードスタイリストということもあり、日常的にどうしてもシズル感とか構成とか視覚的なところを意識しちゃうんですね。そりゃ幼児2人の育児中なので適当に済ますことも多いですけど。
だから、プロから見ればツッコミどころは満載かもしれない。でも、上手に撮る説明的な写真じゃなくて、伝えたいという温度感を感じる写真が多い。ともすれば見せる写真を載せようと意識しがちで、結果ほとんど写真のないnoteを書きがちな自分はちょっと反省です。。。上手い下手より伝えたいと思う意思が大事だよね。
息子さんへのフラットな目線
育児ネタはほとんど出て来ないんですけど、最近ちらっと出てきたやつがすごく良かったんです。なんていうか、支配的な親子関係じゃなくて、フラット。同じ目線。
自分はこんな風に娘たちにちゃんと寄り添えているのかな?と気づくきっかけになりました。レシピエッセイも好きなんだけど、育児エッセイもまた読んでみたい。
それでは、そんなまつしまさんのオススメnoteを3本紹介します。
趣味:オオゼキというパワーワード。twitterでフォロワーさんがRTしてくれて回って来て読んだのですが、もうヤバい。異常な愛情がほとばしった狂気的偏愛っぷりが、オオゼキLoverたちのハートに火をつけてオオゼキフィーバーが起きてしまいました。 #非公式noteオオゼキ部 って何だそれは?
炎上は炎上でもこういう燃え上がり方はあったかくていいなぁ〜・・・と感じた、感動的作品。未読の人はぜひ!
まつしまさんのnoteの中では短いのでサクッと読めます。でも、十八番料理教室という活動をどういう思いでされているのか、そのコアの部分が書かれています。
オオゼキのnoteを書いたあとはオオゼキ愛が爆発してオオゼキのレシピ担当者みたいなことになっていて笑わせてもらいましたが、芯にある食と思い出の話がじーんときます。
これまたタイトルのフック強め。まつしまさんのタイトルセンスは見習いたい。でも内容はすごくちゃんとしているというか、感度の高い息子さんが園の出し物でずっと泣いちゃうのとか、うちの次女も近いものがあるのでよくわかります。
育児ってほんと正解がないし、子供といっても他人だし一人の人間だから100%の意思疎通なんて無理ですよね。でも100%に近づけようと寄り添う努力をするわけですが、育児に悩んでいる方はちょっと元気をもらえる内容だと思います。
まつしまさんは去年の秋頃にnoteを始められたようで、まだまだ知られていないっぽいのですが、十八番料理教室はちゃんと続けたら本にできるような良い活動だと思います。この先がとても楽しみな方です。
+ 追 記 +
めっちゃ喜んでもらえました。主婦枠での表彰はハネサエ.さんに続いて2人目。豚コマ算、趣味はオオゼキ、と来てこれに続く次なる名作との出会いを楽しみに待っています。
「今月のイチオシnoteクリエーター」では、毎月末にイチオシしたいnoteクリエーターさんを勝手に表彰しています。自薦他薦は問いませんので、オススメの作品や読んで欲しい作品あればtwitterやマシュマロなどで教えてください。
※関係ないですが、毎週水曜の質問コーナーも質問募集中です!
最近質問こなくて枯渇気味でピーンチ!