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みんなの卒展2020

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騒動により卒業制作の流れてしまった、卒展以外に巡回展を企画していたのに実施できなかった、卒制をもっと見て欲しい学生さんの卒業制作noteを集めます。 ハッシュタグ #みんなの卒 …
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#卒業制作

Design me

常葉大学造形学部の望月琴未です。 大学では、UXデザインを中心に学び活動していました。 今回私は「Design me」というプロジェクト名のもと、卒業制作/研究をすすめました。「私生活のデザインプロセスを解明する」という主旨の卒業研究及び制作です。 1.この研究を始めたきっかけこの研究を進めようと思ったのは、来年からデザイナーとして、異分野の人たちと共創(デザイン行為を)していく機会が多々あるんだろうな、と漠然と考えていたことがきっかけでした。 デザイン行為に抵抗があっ

結婚と生き方について

作品名【結婚と生き方について】 作品形態:映像インスタレーション(5:32) 内容:実写映像/アニメーション/水彩イラスト 等 今の日本で生きていく上で、"結婚や生き方の固定概念"にプレッシャーや違和感を感じている人たちへ向けて、1歩踏み出すきっかけになってほしいと思い、制作しました。 (2019年度日本大学藝術学部デザイン学科卒業制作webサイトの個人ページです)

卒制でカラフルなゴミ屋敷を作りました

ヤマシタマサトシさんの #みんなの卒制 に応募させていただきます。 #わたしの卒業制作 にも応募いたします。 タイトル:「THE VIVIT HOARDER」 捨てられない病の人のことを英語で「hoarder」と言います。私の母親がhoarderで、近所ではゴミ屋敷と囁かれる家に住んでいます。実際に私も物を溜め込んでしまう傾向があります。他人から見たらゴミだけど、hoarderにとっては思い入れがあり捨てられない物。彼らには些細なゴミも生命力に溢れて見えているに違いま

卒業制作『HELLO BABYs』ができるまで

こんにちは。Arishiです。2020/01/23-26に開催した多摩美術大学統合デザイン学科卒業・修了制作展2020では多くの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。 今回はそこで展示した作品『HELLO BABYs』の制作の過程をまとめようと思います。 今まで制作した作品はこちらから 『HELLO BABYs』作品紹介赤ちゃんの行動の一部を抽出し、スマートフォンで表現した3部作品 一見何の関係性もないように思われる赤ちゃんとスマートフォン。 しかし、赤

卒業制作ショートムービー 「わかれみち」

こんにちは、#みんなの卒展 を拝見し、私が昨年4月から12月頃までの8ヶ月の期間をかけて作成した人生初のショートムービーをコロナウイルスの影響により学校の講評会で披露することが出来ず悔しい思いをしたため、ここに掲載させて頂こうと思いnoteを書いています。 作品について少し説明させて頂くと、映像の専門学校に通っていた私の卒業課題は何か一人一つ映像作品を作ることでした。以前からストーリーを作ることが好きで、ショートムービーを作ろうと決めた私は台本づくり、ロケ地決め、キャスト集

卒業制作 アニマルタクシー配車サービス”ZOT”を解説してみた

はじめまして。桑沢デザイン研究所夜間部2年のmasaです。 卒展で展示予定だったWebサービス制作課題について、展示が中止になってしまったこともあり、ここに記そうと思います。 私が制作したアニマルタクシー配車サービス”ZOT”は、「タクシーをタノシク」がコンセプトです。働く子育て世代をターゲットに、大人も子どもも楽しめるタクシー配車サービスを考えました。 トップ画は可愛い感じですが、制作プロセスは考えを積み上げて作っていったので、思考プロセスをメインに書いていきます

患者の意思決定を支援する「俯瞰型」リーフレットの制作

東海大学デザイン学課程の仙田です。 卒業研究で、医療分野におけるデザインの実践を行いました。 そこでやってみてわかったことについて記してみたいと思います。 みなさん、病院でお医者さんに治療の説明をされる時って、話がよく分からなくても、なんとなくとりあえず頷いてしまうことってありませんでしたか?(僕はそうでした) しかし本来は患者がきちんと説明内容を理解して、自分の意思で同意することが求められているはずです。 そこで僕は、患者が自ら治療や検査の判断ができるように、医師がわ

卒制 「#hatarakuhito」

働く人、ハタラクヒト、hatarakuhito。 街は、朝から深夜遅くまでハタラクヒトに支えられている。その姿は風景の一部として溶けこみ、誰も彼らに目を留めようとはしない。 でも、私は知っている。 色鮮やかな作業服、哀愁漂う後ろ姿、遠くから見たときのかわいいフォルム、そしてその魅力にまったく気づいていない本人。 私が見つけたhatarakuhitoのいる世界。 仕事内容や働き方で「ホワイトカラー」「ブルーカラー」「ブルーカラー」と区別されることがあります。 ホワイトカラーは

服飾と建築

服飾と建築 -Clothing & Architecture- 2023/3 追記 悲しい事にこの内容とかなり類似した作品が関西の大学の卒業制作展とその作品集に載ってしまったようです。僕個人としてはトレースされるほど、良いと思ってもらえて嬉しい一方で、もうちょっと捻って欲しかったと思っています。 この作品をブラッシュアップする事に関しては僕はお手伝いします。どこの誰であろうともエスキスもするし、実務を踏まえたアイデアを提供します。コピペは卒業できなくなる人が出たのでお勧めし

¥800

生と死の狭間で-修士作品のはなし-

みなさんこんにちは。かどかわです。 寒暖差の激しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。 私といえば、大学院の修了・修士作品の展示、加えて引越しを並行して進めているところで、感慨深さに浸る余裕もないままバタバタと過ごしています。 スピードアップしまくったテトリスを目をかっ開きながらこなしているみたいな焦燥感と緊張感。 毎日ヒリヒリしています。 さて。 いよいよ大学学部から院まで6年間在籍してきた女子美術大学も、今年の3月に卒業することとなりました。ついに。 兎にも角にもあ

#みんなの卒展 を募集します!【続報あり】

感染症騒動で一斉休校の要請が出たり、多くの美術館やアミューズメント施設が休館を発表していますね。 例に漏れず、僕の母校でも卒業制作展の開催中止がアナウンスされてしまいました。 仕方がない...誰のせいでもない...これは災害...でも、やりきれないなぁ...と思うんです。 美術・デザイン系の学生にとって、卒業制作って学生時代の集大成なんです。 卒業年度の春〜夏くらいから計画が始まって、何度も企画を出して教授や先生にダメ出しされまくって時にはトイレや居酒屋で泣いたりして