世の中の捨てられる服をなくす仕組み作り
こんにちは!オフプライスストアのローカストです。
3周年記念コンテンツ、記念すべき第1弾はローカストの "はじまり ” についてです。
ローカストの立ち上げから先頭を走り続けてくださった稲村和弘副社長(以下、稲村副社長 ※2024年9月時点)に、ローカスト創業時の様子や、ローカストへの思いをインタビューさせていただきました。
まだ誰も知らないローカストの歴史や裏話が満載のこの記事を通じて、オフプライス事業に少しでも興味を持っていただけますと幸いです。
—本日はよろしくお願いします!ローカストnote編集部です。今日はローカストの始まりについて詳しくお伺いさせていただきます。
確かに始まりについては、そこまで深く話したことがなかったですよね(笑)よろしくお願いします!
—では早速ですが、ローカストの始まりについてお聞かせください。
ローカストは双日株式会社(以下、双日)の新規事業としてスタートしました。当時、繊維業界の余剰在庫が9兆円という実態を知り、双日は世の中の余剰在庫に着目していました。Burberryが余剰在庫を大量に処分したことなどが世間で話題になっていたこともあり、この問題に対して何かアプローチできる事業ができないかと考え、動き出したのがきっかけです。
—世の中でも余剰在庫が問題視されていたんですね。
日本にはまだあまり浸透していませんでした。そこで、まず日本よりもオフプライス事業が普及しているアメリカの事業について調査しました。「TJ Maxx」などは有名ですよね。アメリカでは、定価(フルプライス)で販売している大手4社(Macy's, Nordstrom, KOHL'S, Dillard's)の合計売上を、オフプライス大手4社(TJX, ROSS Stores, Burlington Stores, Nordstrom Rack)の合計売上が上回り、かつ年7~10%で売上高は成長している状況だったんです。
これを日本にも導入し、SDGsにも貢献できる事業を作ろうと考えていたんです。そんな時、同じようにオフプライス事業に関心を持っていたのが、当時パルグループの創業者で会長だった井上英隆会長で、「一緒にオフプライス事業を盛り上げよう!」と声をかけていただきました。
—なんて運命的な出会い!そこで、世界的に幅広いビジネスを展開している双日と、アパレル業界の最前線を走るパルが同じ目的でタッグを組んだんですね!
そうなんです。井上会長も、アパレル事業を展開する中で、廃棄される商品を少しでも減らす方法はないかと考えていたので、その部分が合致して今のローカストが誕生したわけです。本当に運命的な出会いでした(笑) なのでローカストは、パルからのメンバーと双日からのメンバーとで構成されています。
—ローカストがスタートして大変だったことは何ですか?
やはり新規事業なので、仕組みづくりが大変でした。
どのように商品を回収し、どう展開していくか。ただ在庫をすべて仕入れてお店に並べても、お客様は「ここは何のお店?」と困惑してしまうでしょう。本当に最初は手探り状態でした。でも、パル出身のバイヤーたちは、もともとパルの店舗で働いていた服のプロフェッショナル。今の時期に何が一番着回せるか、今はどんなものが流行っているかなど、これまでのアパレル経験をもとに選定してくれています。そのおかげで、「イイモノをオドロキの価格で」というコンセプト通りに、お店で商品を展開できるようになりました。パル出身のメンバーはアパレルの経験を活かして商品調達を、双日出身のメンバーは商社でのビジネス力やデータ分析・対応力を活かして商品分析と仕組みづくりを担当するという形で、二人三脚で進めてきて、今に至るわけです。
—確かに、ローカストは最新のトレンドアイテムやベーシックなアイテムがたくさんあるので、いつも安くておしゃれな商品が揃っているお店という印象です!
お客様にもみんなそう思ってもらえているとうれしいですね。
総合商社の双日とアパレル企業のパルがタッグを組んだローカストは、オフプライス事業の最先端を走ることができる、そして走るべき会社だと思っています。まだまだ頑張らなければいけませんね!
—はい!頑張ります!では、ローカストのはじまりについてお伺いできたところで、もう少し稲村副社長のことをお伺いしたいと思います。ローカスト事業を始めて、日常生活で変わったことはありますか?
やはり街中やテレビ番組でも服に注目するようになりましたね。例えば、最近だと韓国のブランドがすごく人気だったり、今年の夏はスカーフを頭に巻くのが流行っていましたよね!
—えっ!すごく詳しいですね!(笑)
詳しいでしょう!(笑)こういうものが世間で人気なんだな、じゃあローカストでもこういう品揃えができたらお客様に喜んでもらえるかな、って。自分のファッションのことだけでなく、どんな服が今求められているかというところにアンテナを張るようになりましたね。
—では最後に、ローカストの今後の目標を教えてください。
オフプライス業界ナンバーワンです。最初にも少し触れましたが、総合商社の双日とアパレル企業のパルがタッグを組んでいる会社なので、まだまだ成長できると思っています!最近ではテレビ取材も増えてきて、ローカストという名前の認知度が上がってきていると実感しています。2024年10月時点では12店舗ですが、今後100店舗、200店舗と日本全国に出店して、「オフプライスストアといえばローカストだよね」と言ってもらえるようにしたいですね。
—そうですね!ローカストをもっともっとたくさんの人に知ってもらえるように私たちも頑張ります!本日はありがとうございました。
最後に
皆様、いかがでしたでしょうか。今回はローカストの"はじまり"についてお届けしました。この記事を通じて、「ローカストってどんなお店?」という疑問が少しでも解消され、ローカストやオフプライス事業に興味を持っていただける方が増えると嬉しいです。
ローカストは現在、全国に12店舗を展開しています。
【関東】
キテミテマツド店
モラージュ柏店
有明ガーデン店
イオンモール羽生店
新宿マルイ本館店
港北東急SC店
イオンモール船橋店
【関西】
ピエリ守山店
イオンモール姫路大津店
三宮OPA2店
イオンモール伊丹昆陽店
なんばマルイ店
博多マルイ店(2024/11/22 OPEN)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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