生存率がわずか2割のミルクティーショップ どうやって冬を乗り切るのか?
新しいスタイルのお茶ブームもこの頃もその人気が大分落ち着いてきたようです。HEYTEAも混ぜ混ぜミックスアイスを売り出したり、蜜雪氷城も串揚げを売り出すなど、試行錯誤しながら様々な新商品や商品名なども工夫したようですが、結局よく売れるスタンダードな商品に戻り、商売をなんとか食い止める。ついでに「副業」的なことも探して、収入を増やす傾向にある。
ミルクティーに串揚げを販売する「蜜雪氷城」は先日、A株上場計画を開始したことを発表しましたが、これは業界に第二のシェアをもたらすことを意味します。 手頃な商品としてスタートした「蜜雪氷城」は今中国では数万店舗も展開しています。
資本の力を借りて規模を拡大するという噂もあれば、規模を「縮小」するという噂もあります。 以前、LeleTeaは広州の最後の店舗を閉店すると噂されていましたが、Lele Teaは「広州の店舗は通常通り営業し、当分の間、店舗を閉鎖する予定はない。」と回答していました。
LeleTeaはメディアこう発表した。「今後は店舗数を来年3月までに140店舗まで拡大し、2022年末には300店舗を展開する予定。2023年末には500店舗に、そのうちの60%は華東地区に集中する予定。」
新しいお茶ブームももう直ぐオフシーズンが到来。しかし、資本市場ではまだまだ熱いようです。多くのレモンティー新ブランドが誕生し、頻繁に上場するニュースも絶えない中で融資を受ける話も少なくありません。
ミルクティーは美味しいですが、でも、このビジネスは既に変わってしまい、10店舗のうち9店舗は売上が赤字で、残りの1−2割だけが生き残れるというのが現状です。お茶業界も今は創業者にとってはただの落とし穴となり、おそらくお茶ブームの初期に投資した人たちだけが美味しいところを味わえたのでしょう。
損失は当たり前
秋と冬はオフシーズンのため、陳玉氏はミルクティーショップ畳むことにした。「経験者だから言えるけど、店舗経営はやめたほうが良い。実際に店舗経営の場合、全体のうち、利益が出るのは20%、プラスマイナスゼロは30%、赤字経営は50%。」と陳玉氏は言った。
一年以上のミルクティーショップを経営した陳玉氏は商標問題で起訴されていた。版権会社も夜逃げし、何百万円の加盟費用も返してもらえず、他の加盟店フランチャイズーも同じ結果だった。
一見儲かりそうなミルクティーショップ経営のビジネスだが、冬を乗り切れなかったため、陳玉氏は家賃契約更新をせずに、お店を畳むことにした。1年間のハードワークでようやく資本金を取り戻し、このビジネスは経験と教訓になった。と陳氏は語る。
中国の人気SNS小红书REDのある投稿者が以前ミルクティーの加盟フランチャイズになるためにどのようなブランドを選んだ方が良いか?を分析した投稿があります。結果、大手ブランドよりも中小ブランドの方が制約が少なく、加盟費用も低いため、展開しやすいとの分析でした。
60〜70%の粗利益率を達成していると言われていますが、家賃や内装費、原材料、スタッフのトレーニングや人件費などを考えると、加盟するためのコストは非常に高くなっています。 ブロガーの中には、「蜜雪氷城」の1店舗の投資コストは30万元、「茶美堂」は50万元と調査した人もいた。
また、大手ブランドの加盟はショップの開設や資本金の返還時期なども負担になっています。 例えば、「奈雪的茶」は、スタンダードショップとPROショップを開く場合、平均投資額はそれぞれ185万元と125万元で、投資回収期間は15ヶ月以上にも及びます。
高い投資コスト、製品ラインも多く、業界全体が成熟したため、後からミルクティー業界で経営を試みても既に遅い。
しかし、ローコストから始められるレモンティー業界は近年爆発的に普及しています。お店は小さく、人件費も安く、2人の従業員がいれば十分。十数平米だけでレモンティーショップを展開できます。 1つのポップアップ商品に特化し、4~5シリーズの商品に展開。単価は一般的に20元以下。ピーク時には大きな収益をもたらし、例えば、レモンの季節になると1店舗の月間売上が大体20万元以上に上る。
ただ、これらのレモンティーは、味の面でも差別化が難しく、もはや名前の読み方以外、味などはさほどの差はないのも現状です。
レモンをベースとしたフレーバーに、パイナップルや竜眼、さまざまな果物や野菜を入れてみるなど、レモンティーも商品開発の想像力を広げ始めていると、若者消費者である林嘉さんは言います。最近では、地元のレモンティーブランドから最新の「パクチーレモンティー」が発売され、試してみたいと語っていました。
https://m.ebrun.com/455949.html?eb=m_home_lcol_tj