上海にPRADA市場がOPEN!野菜までブランド化?!
大きく目立つプラダのロゴ、高級感あふれるプリント紙に「FEELS LIKE PRADA」の文字、それを身にまとった果物や野菜たち・・・そう!PRADA市場が最近上海で話題に!
地下鉄10号線「上海図書館」駅の1番出口から、ファッショナブルでムードのある淮海中路を通って徒歩10分弱で、ダークグリーンのドアフレームと地面から天井までのガラス張りのショーウィンドー。カーキ色の柱とレトロなシャンデリアが特徴的で「インフルエンサーマーケット」がここ武中路318番地にOPENしました。
9月末、イタリアのトップファッションブランドPRADAはUcentric Marketと共同で10月10日までの14日間のみの期間限定フラッシュショップをオープンしました。 期間中、食料品を購入するとPRADAの2021年秋冬用プリントバッグを数量限定で無料で配布するそうです。
「これはきっと私の一つめのプラダカバン!」としてネット上では話題になった。ファッションブランドと市場のコラボレーションによって、またどのような展開になるのか?国慶節期間中に「国際金融ニュース」の記者が訪問してみた。
「PRADA」を身にまとった野菜たち
PRADAに変身した市場を見つけるのに全く苦労しませんでした。市場に入る前からすでに道端にある大きなPRADAロゴが目に止まり、今では殆どの人が立ち止まる映えスポットとなっています。
建物の外観だけでなく、市場の壁や屋台、包装紙にも同じプリントが施されており、野菜の一つ一つ、果物の一つ一つ、さらに花束の一つ一つが「プラダを着た女王」を装っているかのようです。
記者が現場で気づいたのは、肩がぶつかり合うほどの混雑の中には周囲に住んでいる中高年の住民以外にオシャレな恰好をした若者たちが多くいました。
小売業界の専門家である王国平氏の見解では、フラッシュショップ(Pop-up store)は、ファッションブランドがプロモーション、販売、ショップの場所のテストするための手段である。 Pradaは今回、元々自身のブランド力に加え、コラボをすることでより多くの注目度を浴びることを狙った。
情報によると、清潔でファッショナブルな市場は魔都(上海)の「ビクトリア・マーケット」とも呼ばれている。30年以上の歴史を持ち、徐匯区の中心街に位置し、合計50以上の屋台があり、1階は主に野菜や果物、海産物や花、2階は主に大豆製品や調理済み食品などがメイン。 2019年末の再開発以降、独自のライフスタイルと独自の "insスタイル "でインフルエンサーたちの映えスポットとなっている。
10月初旬、今回のコラボレーションについて、プラダはインタビューにはこう応えた。2021年秋冬キャンペーンの発表と同時に、イタリアの複数の都市と世界各地で複数のテスト運営を提案し、「Feel PRADA」キャンペーンを生活空間に取り入れ、プラダを通してファッションを再考させたい。と語った。
「このキャンペーンでは、人目を引く建築物のから、パンの袋や果物・野菜の箱などの特徴的なデザインまで、焦点を当てています。 実生活の日常的な空間に組み込まれることで、アイデンティティは失われることなく、より明確になります。 それは、元々コレクションが作られたように、伝えたいという欲求、共有したいという欲求でもあります。これは初心と同じです。」と プラダ側はこのように述べていた。
現状では、プラダの前述の願いは叶えられそうだ。 これまでのところ、様々なインフルエンサーや有名人がPRADA市場に集まって写真を撮っているほか、WeChat、Weibo、REDなどの中国の主要なSNSではプラダの野菜市場とのコラボレーションに関する話題が引き続き人気を集めている。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1712645532451558642&wfr=spider&for=pc