狐の嫁入り
8月に入ってから、なんだかお空は気まぐれだなぁ…!
急に雨が降ってきて、今日も1日がんばって働いたひとたちで地下鉄の車内があふれてる、そんな火曜日18時37分。
いままで、趣味で沢山の言語を勉強してきたけれど、結局のところ母国語の美しさを知るところに着地する。
狐の嫁入りは別名"戯雨"なんだってさ…!
雨がお日さまと戯れて描く7色の虹はまさに幸せの具現化だとおもう。
先日会社で、
「昨晩の虹みましたか?」って
3歳上のおねえさんにきいたら
「え!下ばっかりみて歩いてたから、虹みてないや」って言われた。
(えぇぇぇ…!)
みんながみんな、虹を探して上を向いて歩いているとばかり思っていた。
自分のあたりまえが
あたりまえでは無いことを知らされた。
今日も電車で、みんながみんながんばって働いたひとたちだと思ってるけど、そうではない人もいるかもしれない(?)
もしも、他人のバックグラウンドを垣間見れる力があったら、わたしは目の前に座って揺れているおばあさんの、まるで木の幹のように刻まれた濃い皺のぶんだけ軌跡を感じたい。
できることならば、おばあさんの人生における"愛おしい"部分だけを抽出して見てみたい。
けれど、たまにはゲリラ豪雨のように荒々しい部分がないと、お日さまのようなあたたかさに包まれて虹が生まれた時に、それが幸せであることを感じられないかもしれない。
いまある幸せは決してあたりまえでないから、
これからも人生の戯雨を楽しんでいきたいですね。
※写真は十和田市現代美術館にいったときのものです🤳💭
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