「関心」を持つこと-SDGsをもっと知ろう!-#5
5回にわたってSDGsをもっと知ろう!を書いてきました。
4回はこんなことを書いています。
1.SDGs、3つのキーワード
2.毎月開催するSDGsイベントは不要
3.アウトプットは大切
4.私たちの取組み
SDGsをもっと知ろう!は今回が最後です。
正解はない世界
企業の方とSDGsのお話しをすると、多くに皆さんからは正解はなに?と聞かれます。
皆さんが取組まれていることは全部正解だと思います。
自分がお話しさせていただくときは
◎個人の皆さんは今、取り組んでいることを無理なく続けること
◎企業の皆さんは今、取り組んでいる事に加えプラス1に取り組む必要があると考えています。
まずは始めてみましょう
・いない部屋の電気を消す
・見ていないのにテレビをつけっぱなしにしない
・歯磨きの時、水を出しっぱなしにしない
・冷蔵庫にあるのに同じものを買って、食べずに捨てない
・食べ残しをしない
・裏紙を使う
・ごみ捨ての分別をしっかりする
・省エネ製品を購入する
このような事、すでにやってませんか。
普段の生活の中でやっていることが沢山あります。
「関心」を持つこと
ショッピングセンターやイベントでSDGsコーナーを開設していると様々なお客様にお立ち寄りいただきます。
始めたいけどどうしたらいいかわからない。は毎回良くお聞きします。
これから始めるよ。なんてお言葉はとてもうれしく感じます。
私たちのSDGsイベントにお越しいただく、なんとなく眺めていく・・・
最初はこんな行動でも、この行動こそ「関心」があるからです。
この第1歩が大切です。
とても印象に残っているお客様ですが
「君たちの活動に参加しようとも協力しようとも思わないけど、地元にこんな活動してる人がいるんだとSNS見てるよ」
と、お声がけいただきました。
ありがとうございます。
私たちにとても「関心」持ってくれてるではないですか。
どんな形でも「無関心」でいないことが大切です。
トレードオフをトレードオンに
SDGsの取り組みにはトレードオフという言葉が使われます。
何かを達成するために何かを犠牲にしなければいけない状態
もう少し違う言い方をすると、いいことをしているのに悲しむ人がいることをトレードオフと言います。
例えば・・・
ショッピングバックは多くの方がお持ちだと思います。
化石燃料の使用量削減になると言われ普及しましたがこれにより悲しむ人が出てきました。
残念なことに万引きが増加したそうです。
お店によっては、レジに並ぶまではショッピングバックをしまっておいてくださいとアナウンスしています。
このような悲しむ人がいないトレードオン(造語です)持続可能なサイクルを作りたいですね。
三方良しから六方良しへ
近江商人の経営哲学のひとつとして「三方良し」が広く知られています。 「売り手良し」「買い手良し」なのは当たり前。「世間良し」社会貢献できてこそよい商売という考え方です。
私たちはさらに、「売り手良し」「買い手良し」「作り手良し」「世間良し」「地球良し」「未来良し」を考えています。
「商売において売り手、買い手が満足するのは当然、働く社員の満足度が高く、世間に必要とされながら、環境改善や未来を考えながらできてこそ良い商売といえる」
◎六方良しは元国連職員の田瀬和夫氏により、SDGs時代の理念として提唱されたものです。
まとめ
私たちはSDGsを学ぶ中で、環境・社会・経済の様々な事柄を知ります。
カタカナの並ぶいろいろな取り組みがでてきてそれだけで、遠ざけている方がいらっしゃるかもしれません。
今あるものを見直すこと、これだけで大きく変わるかもしれません。
SDGsという言葉にこだわる必要はないと思います。
みなさんの地元にある技術や人脈、チカラやつながり(リソース)を集めることで大きなチカラにつながると考えています。
この大きなチカラは災害時やこれからの街づくりに効果を発揮します。
行政がやるのを持つ、それも方法の1つですが、実行までに時間がかかります。身軽な民間で先に始めていき行政が並行して取組むでもいいのではないでしょうか。
ご近所に少しだけ目を向けて「関心」を持っていただけば、色々な課題や取組みが見えることでしょう。
100年後の人たちにも、私たちが今日、経験した美しい富士山や、駿河湾の恵みを美味しいと感じてもらいたいです。
終わってしまったハッシュタグのイベントですが、自分の取組みや考えをまとめてみるのに、いい機会になりました。
私たちは、身近なことに「関心」をもっていただき実践に移していただく取組みをしています。
1人の100歩より100人の1歩を目指しています。
一緒に活動してくれる方、
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officePturn(オフィスぴーたん)は富士市SDGs未来都市推進企業等登録をしています。 登録番号:富士市S推企 第03-0003号
活動の様子は下記ホームページをご覧ください
https://office-pitan.jimdofree.com/
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