アウトプットは大切!-SDGsをもっと知ろう!-#3
インプットすることは大切、でも、アウトプットしないと忘れてしまう。
毎月開催するSDGsイベントのなかで、大学の先生から下記のご相談を受けました。
ゼミの学生の発表の場を作れないかな。
①いきなり学会は難しいけど学内だと知った顔ばかりになってしまう
②学外にも学生の研究を知ってもらいたい
というご相談から「みんなのSDGs宣言発表会」が始まりました。
短時間で聞いてもらうには
多くの皆さんは、黙って目の前に立てば君の意見はわかる!なんて能力をお持ちではないと思います。
アウトプットしなければ伝わらないと思います。
今や小学生も練習していて、昭和世代も経験のあるプレゼンテーションをやろうと考えました。
多くの学生さんたちが知っていて、社会人になっても必要になるスキル
「10分間プレゼンテーション」です。
学生さんの発表だけでなく、個人や団体や企業の方にも参加していただこうと考え、10分以内なら表現方法は自由にしました。
募集をしていくと、ダンスや読み聞かせの方も参加表明していただきました。
学会でもコンテストでもアワードでもない
学会でもコンテストでもアワードでもない、でも緊張感はある発表会にしようと、司会は地元のラジオ局から難波りょうさんをお呼びしました。
初めて学外で発表される学生さんもいらして、ステージ裏で何回も何回も練習している姿からこちらへも緊張感が伝わってきました。
この会は学会ではないので、完璧にできなくてもいい、かんでもいい、うまく話せなくてもいい、でも緊張感は持たせる。
という目的が果たせたと感じました。
発表の場を創出
新型コロナ感染症の関係で、発表する場も減ってしまっていた時期だったので、SDGsダンスを披露してくれた小学生の皆さんは、たくさんの方の前で踊れたことをとても喜んでくれました。
小学生、中学生、大学生、企業、消防団、自衛隊、個人が同じステージで発表という終わってみると妙な発表会でした。
この会も参加条件は1つ「SDGs目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」です。
第1回目から会場ではいろいろな化学反応が起きました。学生の皆さんと企業さんがつながり、企業さん同士でも異業種の方とつながりました。
会を重ねるごとに様々な分野の最前線にいる方が発表をしてくださっています。
自治体がバックアップ
2023年度は地元富士市から業務委託を受けることができ、みんなのSDGs宣言発表会も富士市が主催となりました。
そして、企画と運営を 常葉大学社会環境学部 池田ゼミ と 三井ゼミ の学生さんと共にすることになりました。
いきなり学生さんたちに丸投げではなくサポートも重要です。
参加頂いている皆さんの協力もあり学生さん達でいろいろなアイディアもでてきて、私たちはそのアイディアを少しでも実現するサポートをしています。
第5回からは希望された方にフィードバックを行っています。
富士市立高等学校の生徒さんの発表に常葉大学社会環境学部の先生方からフィードバックもいただきました。
高校生の発表に専門の大学の先生からフィードバックを頂けたことは生徒さんにも刺激になりとても良かったと、感想をいただきました。
観客も巻き込まれる?プレゼン
ある回では、発表が終わった後の学生さんにご高齢の方が大きな声で・・・
トラブル発生か?!とひやりとしたのですが、よくよくお聞きしたら、発表した学生さんにガンバレ!とエールを送ってくれていました。
伝え方が少しうまくできなくて、周りが驚いただけでした。
ショッピングセンターという会場なので多少のハプニングはつきものですが
学生さんは驚いたけどとても良い経験になったと話してくれました。
第1回~第5回に参加頂いた皆様
常葉大学 社会環境学部
富士市立高等学校
ROCKS FORCHILE みしま2022
ワンダーラビット・クラブ
Liberty
子猫園ベルソーデシャトンズ
インクルーシブ教育を推進する会
LIVECapsule~静岡校~
未来志向Labo
テンペラ画家 匂坂 祐子さん
静岡県立浜松湖北高等学校 政本ゆかり先生
富士ストランディングネットワーク
静岡ガスエネリアショールーム富士
株式会社キャリアドライブ
第一生命保険
有限会社ハギワラ
図書印刷株式会社
総合メディカル株式会社そうごう薬局富士南店
Radio-f 富士コミュニティエフエム放送株式会社
2Dラブフェスティバル2023
ビジネス夏フェスin富士の「マスコミバイト」
株式会社JOINX
大学生ワークシェア事業
富士市消防団
自衛隊静岡地方協力本部富士地域事務所
海上保安庁 第三管区海上保安本部 清水海上保安部 田子の浦分室
まもなく第6回みんなのSDGs宣言発表会
2024年3月2日には第6回みんなのSDGs宣言発表会が開催されます。
現在、メインMC難波りょうさんのアシスタントは4年生の三井さん。
三井さんがこの大役をどの後輩に渡すのか楽しみです。
残念なことに、市役所担当課の考える成果はなかったこと、来年度予算がつかなかったことから自治体のバックアップはこの第6回で終了です。
市議会議員さんが一般質問でこの会を取りあげてくれたり、その答弁でこの取り組みを紹介したり、富士市の広報誌にこの会のことを掲載いただきましたが、担当課にとっては何も成果がないという判断になりました。
来年度からは再び、個人団体の運営になりますが、この会自体を継続できるかは現時点では不明です。
まとめ
いつの時代も学生さんだけでなく自治体も企業も団体も個人も、アウトプットする場を求めています。
プレゼンテーションは経験した回数が蓄積されます。年に3回開催すると、自分で満足いかなくても次回に再挑戦、そんな機会も作れます。
昭和世代からは「イマドキの学生さんは」なんていう声を聞きますが、
Z世代と言われる学生さんたちは、すこしだけ背中を押してあげれば驚くほどのアイディアと行動力を出してくれます。
自分もこのイベントを開催しなければ知らなかったことでしょう。
こんな世代がいてくれるなら未来は明るい?!そんなふうに感じます。
私たちは、身近なことに「関心」をもっていただき実践に移していただく取組みをしています。
1人の100歩より100人の1歩を目指しています。
一緒に活動してくれる方、
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活動の様子は下記ホームページをご覧ください
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