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人生で最もしんどかったゲーム/Thrill of the Fight

こんにちは。今野富康です。

実は数日前から、家族に「臭い!」と言われております。

調べてみた結果、どうやら「疲労臭」というものらしいです。

疲れが溜まると、肝機能が低下して体内の毒素を分解できなくなるんだそうなんですね。匂いの原因はアンモニア。

このアンモニア、普通なら肝臓で尿素に分解されて排泄されます。

ところが、疲れが溜まっていると分解が追いつかずに血液中にアンモニアが取り込まれ毛穴から排泄されるんだそう。で、臭いと。

疲労臭の原因は、肉体疲労、ストレス、肥満、お酒の飲み過ぎ、便秘がち、といったもの。まあ、当てはまるのは私の場合は前半3つですね。

とはいえ、肥満はずっと肥満なわけで、突然匂いはじめるはおかしい。残るは、肉体疲労とストレス。しかし、ストレスと言っても、、、いつものことすぎてこれも突然匂いはじめるのはおかしい。

消去法で残りは、「肉体疲労」ということになりそう。

前置きが長くなりましたが、この肉体疲労の原因こそ。

Thrill of the Fightなのです。これ、人生で一番過酷なゲームでした。

Thrill of the Fight とは

Thrill of the Fightというのは、Meta Questのゲームです。 Questといえば、言わずとしてたVRゲーム機です。

で、Thrill of the Fight はVRでボクシングをするゲーム。そう、ゲームなのです。このゲームはボクシングルールの技は基本全てつけます。ジャブ、ストレート、フック、アッパー、その気になればデンプシーロールもできる。

ただし、このゲームをクリアするためにはガチで鍛えないと無理。

とくに、Outclassed という最高レベルになると体力と技術両方ないと、1つのミスが命取りになってゲームオーバーになります。特に、ラスボスのマニーメーカー(冒頭の絵のキャラクター)はめちゃめちゃ強い。

無表情に早くて強い打撃を放ってきます。しかも、連打がエグい。連打を無防備に浴びるとダウンは必至。悪くすると10カウントを取られるので、まったく油断できません。

このゲームは、3分5Rを注意力を保ち、的確に相手にダメージを与え続けないと勝てないです。

ラスボス打倒まで2年以上かかりました

実際、私の場合はOutclassedクラスで、ラスボスのマニーメーカーをやつけるまで2年以上かかってます。それくらい難易度が高いです。

そして、やっと倒せても5ラウンド中4ラウンドはかなりシビアな攻防をすることになるので体力がめちゃめちゃ削られます。本気でやると肩は上がらず、息も絶え絶えになる。

あまりにもキツすぎて、Outclassedをクリアせずに1年ほどゲームを放置した時期があるくらいこのゲームは辛い!笑

今回、再開したのはゲームクリアを狙ったというよりは、ダイエットの一環で有酸素運動を家の中でしたかったので勝敗度外視で一定時間動き続けたかったからです。

そういう目的であれば、thrill of the fight はものすごく有効なんです。少なくとも意図を持って動くことができるので退屈しませんし、単に走るのと違って上半身もパンチを打ったり、避けたりで適度に使います。

私の場合は週に5日、1日30〜60分ほどこのゲームをしていました。それを3ヶ月ほど続けていた感じです。

結果、疲労が溜まって匂い始めた次第です。

周りにこのゲームをやりこんで人が皆無なので、誰とも経験を共有できませんが、これほどリアルに体力的にキツいゲームを私は他に知りません。

最高レベルでラスボスを倒すためにポイント

Outclassedクラスでラスボスのマニーメーカーをやつけるにはポイントがあります。

ポイントは3つです。

1.何がなんでも5ラウンドまで耐え凌ぐこと。

最終5ラウンドになると、マニーメーカーもダメージの蓄積と疲労であまりアグレッシブではなくなります。なので、5ラウンドまで持ち込めれば勝てる見込みはかなり高い。

極論、1〜4ラウンドで各2回ずつダウンを喫していても、5ラウンドで3回ダウンを取ってTKOで勝てます。

2.ヒットアンドアウェーを徹底して1パンチKOを回避する

毎度、反則だな。と思うのですが、Outclassedになると相手のパンチが急所に入ると一発KOされることがあります。中でも、マニーメーカーはそもそもアグレッシブな上に、打撃が強いのでどんなに有利に進めても一発KOで逆転負けなんてことになりかねません。

個人的にはOutclassedで一番辛いのは、足を動かしたりパンチを出し続けることよりも、集中力を維持し続けることだと思います。

3.ダメージを4ラウンドまでに700k以上積み上げておく

これは各試合が終わってから、データを見ていて気がついたことなんですが、マニーメーカーに700k以上のダメージを与えることに成功すると、その後、TKOにつながっています。

つまり、手数も大事ですがきっちりダメージを残す強いパンチをコンスタントに着弾させ続ける必要があるということです。つまり、形だけ手を出しても意味がないということ。

Thrill of the Fight がめちゃめちゃキツイのはここで、物理的に速いパンチを急所に打ち込み続けないと勝てないというところ。指先を動かしてどうにかできる通常のテレビゲームとは全然違います。

本気で拳を振るわないとゲームに勝てない。しかも、ちゃんと相手の攻撃を交わしたりブロックしたりしないとすぐにKOされるので足も止められない!

結果、クリアを目指すと肩や腕はパンパン、足はガクガクになる、笑

めちゃめちゃキツイだけに、クリアするとかなり達成感あります!

ただし、ゲームに没頭すると疲労臭が出るほど疲れるので、40代以上の人は気をつけなはれや!笑

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