社会福祉士の失敗しない就職と転職のコツ

ども。OTOTです。
社会福祉士です。作業療法士でもあります。
相談支援事業所を開設して相談支援専門員として働いております。

さて本日は、社会福祉士を目指す学生さんと、転職を考えている社会福祉士さんに向けてお話します。

はじめに。
現在、学生の方へ。社会福祉士の資格は必ず取ってください。
出来れば現役で取るのがベターです。頑張ってください。
もしも今年、残念だった方は受験講座を受けて来年必ず受かってください。
受験講座は各県の社会福祉士会で講座があるかもしれません。問い合わせしてみてください。応援してくれますよ。

では。いきましょう。

社会福祉士学生にも色々おられると思いますが、主に大学生向けに話します。社会人学生の方で参考にならない場合もあるかもしれませんが、そこは謝っておきます。すみません。

前回の投稿で社会福祉士のいる職場がベターと書きました。
そこは、第1条件で絶対です。しかし、そんなに条件のよい職場がない。わからない場合。福祉事業所の支援員や施設の相談員で働くケースも考えられます。そこで、出来るだけ職員の事を考えてくれている職場の見分け方を提案させていただきます。参考になるかならないかの判断はご自分で判断してくださいね。
では、早速いきましょう。

学生さんだと、実習で事業所に行きますね。働く人を観察しましょう。
そして話しましょう。
観察して話を聞く人は、結婚していて子供がいる人達です。
あなたが、20歳ほどで、その先輩が40歳くらいですと
その職場でのあなたの20年後の姿が目の前にあります。
目指すべき姿かどうかはご自分で判断してください。
目指したい社会福祉士がいる。幸せそうに見えるのであれば、あなたにとって良い職場かもしれません。就職できるようにアピールしてください。

次ですが。実習先で介護職員さんに名刺をもらってみてください。
全ての介護職員さんに名刺がある事業所はきっと良い上司がいる職場です。逆に、1部の職員にしか名刺を作っていない事業所の場合。
その1部の名刺をもらっていない職員にあなたがなる可能性があります。
たかが、名刺と思われるかもしれません。しかし、近年、福祉事業所では外部研修に参加する機会も増えました。外部に出て挨拶する時に名刺がないというのは、結構恥ずかしいんです。研修参加は勧めてきますが、名刺は作ってくれない。やめましょう。相談員は名刺はあるけど、介護職員は無い。やめましょう。職種によって区別している職場に未来はありません。

次です。これは期間として約3月から6月ほど時間がかかります。
ハローワーク、インディードなどで求人検索します。もしも今日、検索したら。その事業所をメモします。3月後にもう一度検索してみてください。
ずっと求人が出ている場合。やめましょう。おそらくやめた人が「あそこ最悪やった」と言っているのです。福祉の世界は狭い世界です。地域で働く人は知っているのです。「あそこブラック、給料低い」。もしかすると働いていて倒産するかもしれません。共倒れする可能性があります。やめましょう。

次に、経営陣や事務職の車と腕時計です。最近はアップルウォッチを付けている人が多いので、わかりにくくなりましたが。経営陣の腕に高級時計、車はSUVなどちょっと高めの車の場合。おそらく同族経営の事業所か、縁故採用で経営陣が採用されている。天下りの人がいる可能性があります。そして、時々定期的に外部の同じ人が接待されている。まったく現場で働いていない人が理事や相談役の役職でいる職場。定期会議の時しか見ない人がいる。やめましょう。この人たちの為に、福祉職が働いて得る売り上げをピンハネされている可能性が高いです。きっと幸せになれません。一つの方法は、思いっきりゴマすりで気に入られるかです。自信がある人は頑張ってみてください。

さて、上記の方法で調べてみました。住みたい地域に全くいい事業所がない。実はそうなんですよ。いい事業所は簡単に見つかりません。では、どうするか。ここからは転職のコツでもあります。

良い職場を見つける方法。それは。
ズバリ、紹介です。そ、そ、そんな。。。
縁故採用みたいな職場はやめようと書いてたでしょ。あなた。。。
逆です。
縁故採用されない方法で就職するのはバカを見るので、縁故採用のみ狙うのです。そしてその方法は、紹介です。なぜ、よい職場はハローワークの求人に出ないのか。それは、そこで働いている人が出産や引っ越しなどで空きが出ると働いている人が友人を紹介して埋まるからです。よい職場というのは求人などでないのです。(新規事業などの求人の場合は除きます)

そ。そんな。そんなに良い求人先に知り合いなんていないよ。。

アルバイトしてください。社会人になったら福祉で働くから、学生の頃は色々やりたい。
やってください。色々と。卒業したら福祉職で働くことはできますが、そのような人に良い求人先は見つかりません。当たり前の事です。福祉で生きると決めている人たちは初めから1っで勝負しています。覚悟を決めて突き進んでいる人に光は差します。当たり前の事なのです。皆さん今からでも遅くないので、頑張ってみてください。あなたならきっとできます。応援しています。

転職の失敗しないコツ。1つあります。
求人票や転職サイトの中でお給料。書いてありますね。
「18万~29万円。」「経験により優遇。」

全部嘘ですよ。淡い夢を見てはいけません。おそらく経験があっても18万円スタートでしょう。

そこで、社会福祉士の県士会の研修会に参加するのです。来ているのは全員社会福祉士です。ネットワークを作ってください。幹部クラスの社会福祉士がいたら仲良くなってください。紹介してもらってください。一番可能性があると思います。紹介と縁故採用ですよ。転職は。

さて、こんな事、書かれたらもう福祉やめたい。。。と、思うかもしれません。

そうですね。

以前書きましたが、安月給で経験積んで起業するか、やめてください。
業種によっては給料がいい職場はあるでしょう。
お金が欲しいならやめましょう。

幸せになってください。福祉に携わる人たちを本当に応援しています。
だからわたしは本当の事を書くのです。

次回は、そうですね。
福祉業界にいるメリットでも書きましょう。

次回もよろしくお願いします。
















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