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むかいだ社長の世界観

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株式会社22世紀アートの代表 向田翔一の世界観コラム。 電子書籍界を牽引してきた出版社の社長が何を想い、考えてきたのかを、これからの挑戦とともに語ります。
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2023年4月の記事一覧

不撓不屈の精神

不撓不屈の精神

僕はいま、新たな挑戦を始めている。
占い師をフックアップするような
事業の立ち上げだ。
そのための準備に日々奔走している。
その中で、凄い鑑定士に出会った。

ちなみに、その鑑定士の方に
「何か占ってほしいことはありますか?」
と言われた時、
「何もないです」
と即答できたことが、
個人的に驚きだった。

というのも創業当時は、
占い師の方に見てもらい、
何度も大丈夫ですか?って
聞いていた時

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僕が発見した"無駄"という凄い価値

僕が発見した"無駄"という凄い価値

無駄っていいな。
最近の僕が思っていることだ。

世の中には、無駄がない人生を
心掛けている人が多いと思う。
でも、本当は無駄こそが重要なんだ。
そして無駄の中にある
凄い価値に気づくには、
あるコツが必要だ。

そのコツを知らない人が
世の中にはたくさんいる。
僕は最近、そのコツに
気づくことができた。

無駄をするコツは、3ヶ月くらい先の
未来を「常に」見ることだ。
半年後は漠然として、

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僕の夢は、おにぎり屋

僕の夢は、おにぎり屋

僕には、夢がある。

作家さんの願いを叶えられるような
世界がつくれたら、
その次にやりたいことがある。
それが、老人ホームとおにぎり屋。
ただしどっちも、ただの老人ホームと、
普通のおにぎり屋ではない。

まず老人ホームは、経験を問わず、
みんなが農家として働ける環境にしたい。
みんなで明日を支える食材をつくり、
自分たちも自給自足で生きていく。
そして世の中に食材を提供することで、
お金が

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皆様に宣言します

皆様に宣言します

人生にはここ一番の勝負がある。

僕はその瞬間に何度か出会っている。
1回目は、音楽業界に入ったときだ。
2回目は、美術業界で役員になったときだ。
3回目は、創業したときだ。
4回目が、"いま、この瞬間"である。

気を付けなければならないのは、
勝負のようでそうではない偽物があるのだ。
勝負の本物と偽物の見極めは、
何回考えても日本を良くするためには
これ以外の道はないという結論に至る時だ。

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本当の「自分の居場所」を探している人へ

本当の「自分の居場所」を探している人へ

先日、文学レボリューションの
一次審査が終わった。
参加者の「たぎり」がすごかった。
鋭利というよりは、大きなハンマーで
殴られたような鈍痛で、想いが伝わってくる。

そして感想文を読んで、思ったことがある。
みんな、作家になりたいわけではない。
自分の居場所を見つけたいんだ。
その答えのひとつが、作家なんだ。

それからこんな想いも感じた。

「どの参加者にも負けたくない、
負けてはいけな

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「頑張ろう」という風潮が苦手な人へ

「頑張ろう」という風潮が苦手な人へ

「頑張りましょう」「頑張ります」

こういう言葉で、相手や自分を鼓舞する人がいる。
僕も時にはリーダーとして、周りにそんな声をかけることもある。
だけど、「頑張ります」という言葉が、苦手な人もいるらしい。

僕は「頑張ります」には2種類あると思っている。

一つ目は未来を見据えた「頑張ります」。
僕たちには根源的なエネルギーがあって、欲望があって、生きている。
未来を見据えた「頑張ります」を

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無謀になるな。振り返れ、準備をせよ

無謀になるな。振り返れ、準備をせよ

準備不足は、突然露呈する。

「エラーが起こらないようにしないと」
「それならこうしなきゃ」
「じゃあ、あれはこうしたいな」

思考が進むうちに、価値観まで変わって、見える景色も違ってくる。

「そもそも、これってこうじゃない?」
「そっか。こっちに進まないといけないのか」
「でも、こっちに進む準備はしてないよね」

こうして人は準備不足になり、テンパる。
僕の場合、まさに今手掛けている新

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不都合こそ、才能かもしれない

不都合こそ、才能かもしれない

22世紀アートの前身は、前の会社でやっていた
社内ベンチャー事業「22世紀アートクラブ」だ。
そこでは美術に関する新たな可能性を発掘するため、
芸大や美大に行ってインタビューをしたり、
可能性がありそうな学生の展示を企画したり
していた。
「若い人にチャンスを与えよう」という
マインドだ。
けれど、なかなかチャンスを掴むまでいく人は
いない。

理由は、誰も本気で売れると思っていないから。
作家

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実はコミュニケーションが苦手な人へ

実はコミュニケーションが苦手な人へ

コミュニケーションが苦手なのに、
そうは見えないから苦労をする。
たとえば三人で話していると、
自分が話すタイミングを見失ってしまいがちだ。
そういう相談を、社員から受けた。
コミュニケーションとキャラづくりを、
混同してる人は多い。
「苦手には見えない」という人は、
なんとかキャラで乗り切っているタイプでは
ないだろうか。

「自分の役割を考えて、その場に入り込めば、
コミュニケーションはなん

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