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プロダクトとマーケティングの連携を強化するために実施してきたこと

チームメンバーみんなで価値があるプロダクトを作っていきたいyoshiです。Offers PM Advent Calendar、13日目の投稿です。

Offers PM Advent Calendar 12日目はtanamakoさんの「プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャーの副業トレンド」 でした。

誰向けの記事か

  • PMとマーケティングの連携を促進したい方

  • プロダクトマーケティングの組織立ち上げ、採用などに関わっている方

私について

プロダクトチームとtoCマーケティングチーム所属するOffersProduct Divマネージャーをしています、yoshiです!
プロダクトマネジメントトライアングルで表現すると下記で囲った「Users」に係る領域を多めに経験してきてます

Source https://ninjinkun.hatenablog.com/entry/the-product-management-triangle-ja

これまでの課題

以前は、プロダクトとマーケティングの連携において以下の課題が発生しておりました。

  • プロダクト側のマーケティング知識、マーケ側のプロダクト知識や経験の不足により、リリースした機能がうまくグロースしきれてない

  • プロダクトチームとマーケティングチームお互いにカバーし合っていたが、タスクのボールが落ちてしまうケースが発生していた

  • マーケティングチームとして優先度が高い施策が、プロダクトロードマップ上では優先度が上がっておらず、リリースまで時間がかかっていた(プロダクトチームとマーケティングチームの優先度がズレている)

体制

前提として、現状どのような組織図なのかを共有しますと、OffersProduct Divには、toCマーケティングチームとProductチームが所属しています。プロダクトとtoCマーケティングの連携したグロース戦略を取っているため同じDivに所属し、連携を強める意図しております。

Offers Product体制

共通理解を作るために重視している最大化と最適化の話

タイトルから少しそれますが、いつ何をやるべきかを考える際に、「プロダクトを最大化させるのか」と「プロダクトを最適化させるのか」のバランスのコントロールは重要視しています。 一定のリソースの中、最適化と最大化をコントロールすることで、プロダクト開発における成果を適切に向上させることができるようになると考えています。

「サービス価値の最大化」

ユーザーの提供価値、事業価値、売上、成果を最大化するためことを思考すること

「サービス価値の最適化」

最適化はすでにある課題や問題を目標に対して指標AをN%改善する など、論理的に分解して掘り下げていくことを、「サービス価値最適化」と定義しています。
既存機能の体験の改善などを通してKPIを達成するための施策や実行をすることを目的として、実行する。その中で大切にしていることとしては、以下のことを重要視しています。

  • 改善するKPIを明確にすること

  • ユーザーの課題解決につなげること

  • データ分析を入念に行い、改善ポテンシャルがある領域に注力をすること

逆に、サービス価値の最適化のアンチパターンとしては、なぜその改善するのかというWhyの深掘りをが浅く、局所最適になることを避けるようにしています

参照: overflowプロダクト戦略説明資料

プロダクトとマーケティングの連携で重要視していること

Offersは2万人を突破し、引き続き拡大中ですが、グロースさせる上でプロダクトとマーケティングの連携は欠かせません。


そこで、下記を進めてきています。

①プロダクトロードマップを深くマーケに理解してもらうこと


まず、PdMとマーケティングチームが早い段階でコミュニケーションを取り、解像度高く理解してもうことです。プロダクトチームが企画した施策を、マーケティングチームが正しくユーザーに訴求し、利用してもらうことがためには、前提となってきます。その上で、マーケティングチーム(PMM)が施策を実行する中で見つけた課題・ペインを柔軟にプロダクトロードマップに取り込んでいくことが重要です

②開発プロジェクトマネジメントプロセスの明確化


プロジェクトマネジメントのプロセスは多岐にわたる中で、どのチームがどのタスクを担当するのか、共通見解を作るために、プロセスごとで役割を明確しています。「ヘルプは誰が作るのか?」「法務観点の確認は誰か担当するべきなのか」などを整理し責務が定まることで、タスクのボールが落ちていて進捗が遅いみたいな事象は減ってきました

開発プロジェクトマネジメントプロセスの一部

③依頼内容のチェックリスト


次に取り掛かったのは、マーケティングからプロダクトチームに施策を依頼する際のドキュメントのアップデートです。タスクの出戻り・発生したコミュケーションミスの内容を振り返り、チェックリストのアップデートをかけています。チェックリストを網羅しておけば、基本的に記載漏れがない状態になっています。

PMMが必要な背景とこんな方に来てほしい


OffersのPdMは、PjMを兼務しつつ、コア部分の体験設計/プロダクト開発を主に担当しておりますが、プロダクトグロース観点で、マーケティング・CS・セールスとの連携をし、ユーザー・クライアントに機能認知・利用をいてもらうための施策に多くの時間を使えていません。
そのような、機能・サービスの認知拡大、売上へのインパクトを出せるPMMに方にJoinいただき、一緒にプロダクトを作っていきたいと思っています

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