妊娠6ヶ月:一緒に出た舞台
妊娠6ヶ月(20w~23w)
レッスン頻度:週1回+リハーサル、本番
調子:身体が重い、血流が悪い
体重:+4.5kg
赤ちゃんの大きさ:503g
仕事が忙しく、なかなかレッスンに行けなかったのと、
食欲が止まらなかったのとで体重が急増してしまい、
健診の時に別室で「栄養指導」をされてしまいました。
でも私には逆効果で、「こんなにいろいろと我慢しているのにー!」とイライラしてしまい、その日はお菓子の箱を一気食いしながらふて寝しました。
もともと甘いものやお菓子が大好きで、動かないと太りやすいので、
どんどん身体が重くなっていくのがつらかったです。
お腹は大きくなりにくい体質だったようで、
6カ月の時点では人から見てもわからない程度でした。
なので、踊っていてもお腹が重い感じはしなかったのですが、
単純に体重が増えたことによる踊りにくさが大きくて、
自分の努力不足が情けなく、自己嫌悪でした。
胎動を感じるようになってきたので、
レッスン中の不安はかなり減りました。
バーレッスンの時はほとんど動かないのですが、
バーが終わった後に、横になって少しの間お腹に手を当てていると、
ポコンポコンと動くので、それを確認してからセンターをするようにしていました。
安定期に入ったこともあり、グランジャンプも軽く再開しました。
とは言ってもほとんど跳びませんでしたが、
ステップや、跳ぶタイミングの感覚を忘れないようにすることを目的に動いていました。
高く跳ぼうとしないので上半身に力が入らず、むしろきれいに動けていた気がします。
23wにはいよいよ本番がありました。
赤ちゃんはこの時点では逆子でしたが、この時期にはよくあること、
ということで特に心配はないと言われました。
ちょうど本番の2日前が健診だったので、安心をもらって本番に臨みました。
先生からは、バレエシューズでと言われていたのですが、
正直なところバレエシューズで身体を引き上げるよりも、
ポアントに乗ってしまって支えられている方が楽だったので、
トウシューズで出てしまいました。
本番に気をつけたことは、
水分をいつも以上にとること
走るときに滑らないように、足裏に細心の注意をすること
少し変だと思ったらすぐに引っ込むこと
脚の高さをセーブすること
呼吸をゆっくり大きく続けること
赤ちゃんと一緒に出る一生に一回の舞台を味わおうと思い、
気をつけながら丁寧に踊りました。
転ぶことなく、とても貴重な思い出ができました。
「皆に迷惑がかかるし、これが終わるまでは続けなきゃ」というプレッシャーがあったので、終わって本当にほっとしました。
その時のお腹はこのくらいでした。
妊娠していると自分から言わなければ、誰にも気づかれることはないくらい小さいお腹でしたが、羊水の量は十分で、赤ちゃんの大きさも標準より少し小さい程度でした。