妊娠9ヶ月:レッスンの時以外はぐったり
妊娠9ヶ月(32w~35w)
レッスン頻度:週2回
調子:胸の痛みで眠れない
体重:+9kg
赤ちゃんの大きさ:2203g
お腹の存在感が日に日に増してきて、
人からも気づかれるようになりました。
朝、起きたばかりの時はお腹がコンパクトなのですが、
夜帰宅するときにはドーンと大きくなっていて、
朝と夜でお腹の大きさが違うのが面白かったです。
張り頻度も増えてきて、歩いていると途中ですぐ息切れしてきたり、
妊婦らしいマイナートラブルも増えてきました。
仕事でも、話し続けることができなくなって途中で休ませてもらったりしながら、何とか業務こなしました。
妊娠後期に歩くことは推奨されているので、
なるべく歩こうと思っていたのですが、
長く歩いていると股関節が痛くなってくることが多かったので、
バレエにとってあまりよくないと思い、無理をしないでおきました。
この頃一番つらかったのは胸の痛みで、
急激なホルモンバランスの関係で乳腺炎のようになってしまって
常に激痛がありました。
身体が横になっていると特につらくて、
夜は何度も起きてしまうほどでした。
出産前の乳腺炎というのはとても珍しいようで、情報が全然なく、
アイスノンで冷やしたり、マッサージをして絞ってみたり
(逆効果でした)、
クリームを塗ってみたり、
洋服に触れないためのカップを買ってみたり・・・
健診の時に先生や助産師さんに相談したのですが、
「お産が終わればなくなると思います…」と言われるだけで、
あまり対応してもらえず、残念でした。
でもレッスンの時は、集中するのであまり胸に神経がいかなくなるのと、
身体全体の循環がよくなるせいか、唯一身体が楽になる時間でした。
また、レオタードの締め付け具合が一番楽だったので、
ここから出産までは常にレオタードを下着代わりに着ていました。
そしてついに、半年後の発表会の振付が少しずつ始まり、
大きなお腹で振りをいただき、
ビデオに撮って忘れないようにしました。
実際、出産を経て全部忘れてしまっていたので、
ビデオに撮っておいてよかったです。
「発表会のころには、自分はどうなっているんだろう」
と期待と不安でふわふわした気持ちでした。
9ヶ月の後半には、ようやく産休に入りました。
産休に入ったらやりたいことがたくさんあったのですが、
胸の痛みがつらくてあまり何もする気が起きず、
家の中でYoutubeを見ながら、発表会で踊りたい演目を探し始めました。
こんなにたくさんバレエのビデオを見続けたのは
生まれてはじめてだったと思います。
いよいよ出産が間近に迫って不安な気持ちを、
次に踊る曲を探すことで吹き飛ばそうとしていました。
お腹はこのくらいでした。