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妊娠7ヶ月:体重急増

妊娠7ヶ月(24w~27w)

レッスン頻度:週2回
調子:食欲亢進で身体が重い
体重:+6kg
赤ちゃんの大きさ:874g

 

舞台の本番が無事に終わったので、肩の荷がおりたようで、
ほっとした気持ちで過ごしていました。
少し喘息の症状が出ていましたが、それ以外の体調不良はありませんでした。
結局、最後まで本当につわりがなく、ラッキーだったと思います。 

ただ、先月から引き続き食欲亢進は止まらず。
普段はお菓子ばかり食べている食生活なので、
ご飯は一人前を食べきらない時もあったのですが、
この頃は外食の一人前が足りず、帰宅してからさらに何か食べていました。
体重は増加の一途でしたが、この頃になると、
「産んでから痩せればいいや」と少し開き直り気味でした。

 

健診では、赤ちゃんが少し小さめであると言われていましたが、
それについては許容範囲なので心配ないとのことでした。
ただ、胎盤の位置が下の方にある低置胎盤であることを指摘されてしまい、
このまま位置が上がらなければ帝王切開になると言われました。

帝王切開の場合、産後の回復が遅くなることが漠然と想像できたので、
すぐに本を買ったり、ネットで色々と調べたところ、
やはり産後の運動が許可されるのも普通分娩よりも1ヶ月くらい遅くなると書いてあり、気が重くなりました。
腹筋を切るのですから当然です。

ただ、身近にいる憧れの先輩ダンサーさんが、
帝王切開で産んだ後にしっかりと復帰していたのを見ていたので、
「○○さんと同じだからきっと大丈夫!」と言い聞かせて、
むしろ勇気づけられる気持ちでいました。

 

レッスンでは、少しずつお腹が重くなってきたので、
重心に気をつけていました。
1番で立ったときに、きちんと足の裏全部に均等に体重がかかるように。
お腹が重くなって、反り腰になってくる分、
背中をいつも以上に引き上げて、軸を作るように。

また、大好きなピルエットでも、軸のバランスにものすごく気をつけて練習していたところ、お腹がちょうどよい遠心力にもなって、とても安定して回れていました。

いつもよりたくさん頭で考えて、
重心を繊細に感じるようになっていたので、
「きっとこの感覚は産後にも役立つ気がする」
「産後はもしかして前よりも上手くなれるかも?」と期待していました。

結論を言うと、産後はすべてリセットされてしまい、
残念ながらあの時の鍛錬が活きている感覚はありません。
特にピルエットに関しては、大きなお腹での重心でバランスをとる癖をつけてしまったので、お腹がなくなった後に上手く回れなくなってしまいました。

なので、お腹が大きい時にあまり頑張りすぎない方がよかったのかなあ、と思うときもありますが、
でも当時はとにかく、「まだ踊れる」「大丈夫」と思えることが、
心の余裕を持つために必要でした。

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