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これからは三日月だけでなく二日月も愛でられる
月の名前を調べた。
これまでに知っていた月といったら、新月に満月、三日月と・・・上弦の月、下弦の月というのも聞いたことがある。
調べたくなったのは、お世話になった宿の〈部屋の名前〉が月の名前だったからだ。部屋の名前を辿りながら、どうしてそんな名前がついたのか興味がわいた。
名前のついた月は、想像以上にたくさんあって、名付けられた意味を知ると、“いとおかし”な気持ちになった。
三日月の前に、二日月(ふつかづき)があったこと。満月(十五夜)の前に、十三夜月(じゅうさんやづき)があり、後には十六夜月(いざよいづき)があること。
満月の夜以降、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)と1日ごとに、恋しく月を心待ちにする名前がつけられていること。
名前をつけた人の心に触れるようで、ときめきがとまらなかった。
これまで月の会話をするときは、「今日の満月綺麗だね」とか「今日の三日月かわいいね」くらいのことしかなかった気がする。でもこれからは、二日月のことも愛でられる。
人は、知ること、認知することで、見えるものが増える。こうして世界は広がっていくのだと思った。
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いい思い出。
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Årc yakushima(アーク屋久島)
都市と屋久島の「1.5拠点」生活を生むアートとリトリートをテーマとしたコモンズヴィレッジ