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幽霊と科学と真実

突然だけど「霊的」なものって信じる?信じない?

スピリチュアルは胡散臭いとか
幽霊なんて非科学的だなんて言われてきたけど、
最近知った量子力学の話を考えると、アリだなと思った。

今まで生きてきたなかで2回ほど
自分の霊的な何かが高まったと感じたことがある。
16歳くらいの時と38歳くらいの時だったと思う。

実際にどんな事が起きたのか。

16歳の頃、ひとり部屋で寝ようと仰向けになった。

何も考えずただぼーっと真上の天井から視線を下ろして
壁の上の辺りで何か黒い物が見えた気がした。

「なんだろうなー」とぼんやり見つめていると、
その黒い物はもぞもぞと動きぐるぐると回り始めた。

「えっ?」と思った瞬間、体が硬直して動かなくなった。

目も見開いたまま閉じることが出来なかった。

声も出せない。

なんだコレはと思っていてもどうにもならない。

心臓の鼓動が早い。

「金縛りなのか?」と焦ったけど何も出来ない。

黒い物はモヤモヤとだんだん大きくなって足下から
どんどん暗闇に飲み込まれていく。

次第に体も飲み込まれ後は顔だけだ。
部屋中が黒い闇に覆われてしまって何も見えない。

動けないまま視界が狭まり黒い闇にのまれた瞬間、
気を失って気づいたら朝だった。

夢にしては妙にリアルで汗もたくさんかいてた。

実家は当時は珍しい鉄筋で建てられ1階は店舗で
2階は住まいになっていた。

何度も増改築をしていて
昔がどんなだったか覚えていないが、
外から見るとちょうど2階の壁に
木枠の磨りガラスの小窓が付いている。

ちょうど自分の部屋のあの壁の辺りだ。

そこは北側の鬼門に当たる場所で
昔御不浄があったそうだ。

何か悪い物が入ってきたのは間違いない。


その後数ヶ月、
良く分からない何かの気配に付きまとわれた。

学校の登下校の時もすれ違う人をスッと避けて
振り向くと誰も居ない。

電車の隣の車両に立ってつり革を掴んでいる
ベージュのコートの無精髭の中年おじさんが視界の端で
見えていたのに首を横にまっすぐ見るとおじさんが居ない。

電車は走っているから降りたとかではない。

座席を見ると3人シートの端に女の人、
もう一方の端にスーツの若い人がいて、
他に人はいなかった。

特に何かされた訳ではない。
一番怖かったのは部屋の黒い奴だ。

そんなことがあってその頃の自分は
「幽霊はいるんだな。
そして普通の人と同じように見えるんだ」
と認識したのだ。

よく幽霊は足がないとか、
おぞましい姿で出てくるとか、
テレビ番組や映画やマンガなんかは、
見た目が恐ろしい描写をしているから、
自分も幽霊って怖いんだ、
あんな姿なんだと思い込んでいたけど、
まったく違っていたのだ。

暫くするとそういうことがまったくなくなって
気配も感じなくなり、自分でも忘れていた。

38歳の頃の自分はフルタイムでバリバリ働いていた。

車も自分で運転していた。

そこはよく通る道路なんだけど、
その交差点辺りになると決まってラジオや
音楽にノイズが入るのだ。

初めは気づかなかったけど、
2~3度目くらいに変だなと思い始め、
また通ったときは丁度赤信号で停止したのだ。

歩行者用の信号機が付いた電柱のところに
黒っぽい服を着た背のすごく高い
男の人が立っているのが見えた。

「やたら背が高いなぁ」
あんまりジロジロ見ると悪いので正面の信号を見ていた。

視覚の端に見えるその人は
青信号なのになんで渡らないんだろうと不思議に思った。

やがて信号が点滅し始めると、
その男はすごい早さで目の前を走り去っていった。

あまりに一瞬だったのでびっくりして声も出なかったが、
その男の人は自分の右肩に
小さい子供くらいのおじさんを乗せていたのだ。

「なんだ?いまのは・・」

動揺しながらも青信号で発進せざるを得なかったけど、
心臓がバクバクした。

普通じゃないよな今のはと思った。

次にその道路を通ったときは
友人の車で自分は助手席だった。

信号は青でそのまま交差点を直進するほんの少し手前で、
自分の座る左側から黒っぽい尻尾が長いような物体が
転がってくるのが見えて思わず「あぶない!」って叫んだ。

友人はびっくりして急ブレーキをかけたが
何もなくてそのまま走らせて
「おどかすなよ!」と怒られてしまった。

深夜で後続車が居なくて幸いだった。
急ブレーキで追突されかねなかった。

自分は猫でも引いてしまったのではないかと
心配で身をよじって後方を確認すると、
そこに落ちていたのは猫ではなかった。

生首がコチラを目をかっと開いて見ている。

落ち武者みたいに頭は禿げて長い髪が伸びて、
猫の尻尾のように見えたのだ。

正面向き直って両手で顔を覆って
「いやー!」と叫んだので友人はまたびっくり。

自分もドキドキが収まらず上手く説明できなかった。

その後も橋の欄干に座っている子供とか、
コンビニの駐車場の橋に立つ人など、
あちこちで見かけた。

普通の人とほとんど変わらない事が多いけど、
特徴としては見たりすれ違ったり直視ではなくても
視界にある何かに違和感を覚えるのだ。

気にしなければ気にならない程度の感覚だから、
きっと多くの人は感じないのだろう。

でも、ラジオの周波数みたいにチャンネルが合う
見えるのではないだろうか。

と言うのが当時の自分の結論だった。


そして現在、
量子力学という分野でとんでもない事実が
明らかになったと先日お伝えした。


ここに出てくる「粒」と「波動」という
あらゆる物質を構成する最小の単位を念頭に考えるならば、
この世界はありとあらゆる「粒」と「波動」が
無数に存在していてたまたま集合体として構成されるのが
物体や生物として存在を認識できると言うことになる。

そして「粒」や「波動」は現在のみならず、
いやそもそも時間の概念すらないのだから、
過去も未来も生も死後もずべてが同時に
同じ空間にあるのではないだろうか。

そして「粒」と「波動」は常に動いていて
観測した時点で「粒」状に固定して見える性質を考えると、
そう、幽霊が見えてもおかしくないのだ。

もともと電子より小さいレベルの粒は
常に振動するエネルギーを持っているのだから、
小さくでも電力を帯びているはずだ。

人間も微力の電力を帯びて活動している。
だから何かのタイミングで合致した時に
見えるのではないかと思うのだ。

人間は死んだら終わりなのは常識だ。
だが、本当に完璧に存在しなくなったのか?

肉体は火葬され骨と灰と煙となるが、
完全に消滅したわけではない。

遺骨もあるし、燃えカスは煙となって
空気中に拡散していく。
だから完全消去はされていないと思う。

では精神エネルギーはどうだろうか?

見えないし触れないけど確かにある。

人間が死ぬと精神エネルギーも
集合体として構成することはできないが、
バラバラになって、
小さく細かく分解されて最終的に
「粒」と「波動」のような性質の
何かになるのではないだろうか。

電力を帯びた物は互いに引き合う性質
持っている事を考えると、
亡くなった故人の事を思ったりすると
その思考に故人の「粒」や「波動」が引き寄せられる
のではないかと思う。

例え見えなくてもその存在を
強く感じたりすることができるだろう。
いつも座っていた場所や足音や匂いなどに
何かしらの変化を感じられるハズだ。

霊感の強い人というのもその
引き寄せる思考が働いていると考えられる。
それはスピリチュアルなイメージの話ではなく
科学的に証明された事実なのだ。

このルールが正しければ、
いわゆる「引き寄せの法則」などに
たどり着くのではないかと考えた。
この件はまた別の機会におはなしするとしよう。

この話は、自分の体験と知識と新たな量子物理学という
今まで知り得なかった事実が自分に理解できる
真実と答えをもたらしたと思っている。

読者の方はどんな風に思うかコメント頂けると
自分も勉強になるのでお待ちしています。


今日も読んでくださった方ありがとうございます。

田中もなかは読者様のサポートをパワーに執筆活動をしています!よろしくお願いします!