田中もなか

自分はうつ病と双極性障害でほぼインドアライフを送っている。3匹の猫たちが心の支えだ。一般的な心理学をはじめアドラー心理薬や引き寄せの法則や思考の現実化、仏教、スピリチュアル、アミニズム、宇宙や量子力学など、チョイかじりして意見や感想など書いている。宜しければご一読ください。

田中もなか

自分はうつ病と双極性障害でほぼインドアライフを送っている。3匹の猫たちが心の支えだ。一般的な心理学をはじめアドラー心理薬や引き寄せの法則や思考の現実化、仏教、スピリチュアル、アミニズム、宇宙や量子力学など、チョイかじりして意見や感想など書いている。宜しければご一読ください。

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はじめましての自己紹介

自己紹介 はじめまして、田中もなかと申します。 現在は三匹の猫たちと一緒に暮らしている。 自分は外出するのがとても苦手だ。 うつ病と双極性障害で14年も経ってしまった。 薬の服用で緩慢な思考と動くことが非常に面倒になった結果、 だんだん体重が増加してしまった。 そのため、少しでも動くと大汗をかくわ、喉乾くわ、足痛いわで ますます出不精になり、さらに太るという悪循環。 そのていたらくを人前で晒すのが嫌で、まずまずインドア派に。 最近は、メンタル的にやっと少しだけ落ち着いて

    • 【詩】僕の宇宙

      僕たちは誰ひとりとして 同じ世界の住人ではない ひとりひとりが違う世界に生きている 世界は無数に存在し ひとつとして同じではない 個々の世界が波紋のように干渉し合って 幻のような現実を作っている 現実に捕らわれ期待し絶望し 疲れ果てたと感じてしまうとしても それこそが幻影なんだ 世界は宇宙のようにどこまでも 自分の中に広がっていて 無限の力を持っている その力は果てることも尽きることもない 探している答えはきっと 僕の中の宇宙にはじめからあったん

      • 田中の独り言9月17日/2024

        いつもより早く眠くなったのは多分2時間しか眠れなかったせいだ。 テレビを見ながらリビングでうたた寝して 寝ぼけたまま夜中にベッドに移動したようだ。 目が覚めるとまだ暗かった。 「また朝じゃないのか…」と思いながら 起きようとすると体中に痛みが走った。 片方の腕が痺れて動かない。 足腰も痛くて固くなっている。 やっとの思いで這い上がりふらつきながらリビングに向かう。 ねこ達がこっちを見ている。 いつもとなんか様子が違う気がする。 3匹ともじっとこっちを見ている。「 そういえば

        • 田中の独り言9月7日/2024

          最近自分に異変を感じている。何だか上手く眠れないのだ。 おかしな表現に聞こえるかも知れないが実際そうとしか言いようがない。 2ヶ月くらい前から過去の思い出したくない事を夢に見るようになった。 始めは「あーなんか嫌な夢見た」くらいで そんなに気にしていなかったが徐々に夢の頻度が増えていったのだ。 思い出したくない過去の他にも 夢にありがちな意味が良く分からない内容だったりして 目覚めると疲れている。 ここ数年はうつ病の薬の効果で どちらかと言えば眠るとなかなか起きないのが日頃

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        はじめましての自己紹介

          闇の中

          見開いた両目に 漆黒の闇が広がる 少しの光もない その暗闇では 何も見えず 僕の姿も見えない 手も足も体もあると感じるのに バタバタと動かしてみても 感じているけど 何も見えない 大体 僕は立っているのか 寝ているのか まるで無重力のように 力を込めても 何の変化もない 音のない世界 何とも言えない 浮遊感だ ゆっくり回転しているような 浮かび上がっていくような ここはどこだろう 来たことがあるような懐かしさ 初めて来たような心細さ どうやって

          【詩】陽だまり

          ただいま おかえり またね 穏やかな気持ちと温もり ありがとう ごめん いいよ 優しい言葉が降り積もる 温かい陽だまりに包まれる こんな些細なことがたぶん愛なんだ

          【詩】陽だまり

          【詩】海月

          水面がゆらゆらと揺れている 白い砂が透けて見える 太陽の光が不規則な菱形を幾つもつくる 菱形の光が歪みながらキラキラ光る たぷたぷ たぷたぷ 水面に漂う たぷたぷ 揺れている たぷたぷ もう少しこのまま 長いことそうしていたら 僕は海に溶けてしまった もう海の一部になった 透き通った水とからだ このまま揺られていようか それとも深く沈んでどこまでも 太陽の光も届かない 暗闇に落ちていくように たぷたぷ たぷたぷ 揺れようか たぷたぷ たぷたぷ

          【詩】鼓動

          真夜中の公園で 芝生に寝転んでいる 目を瞑ったまま 感覚を研ぎ澄ます 深く息を吸うと 芝生の青い匂いがする 土の上は柔らかくて 少し湿った感じだ  時折優しい風が 髪を揺らす 微かに木や花のざわめきが聞こえる 虫たちが小さく鳴いている ゆっくりと目を開けると  いつもよりたくさんの星が見えた チラチラと光って 生きているみたいだ ここの夜空は完全な暗闇ではない まるで地球と一体になった気がする 地球の鼓動と僕の鼓動はひとつになる 空も 星も 風も 木

          中間管理職のうつ病

          今でこそ社会問題になっているうつ病。 一昔前までは口にするのも憚れる病だった。 精神的に弱いとか人付き合いが出来ないとか普通とは違うとか ネガティブな面が表面化したのが精神病だという認識があって、 人にはとても言えないと誰もが思っていたと思う。 最近になって増加したと言うよりも昔はとにかく弱音を吐かず ひたすら辛抱するしかない、そういうものだという社会の風潮だったのだ。理不尽にも耐え忍ぶのが美徳でひたすら寡黙に働くことが 立派な責任ある大人だと刷り込まれてきた世代の人間は

          中間管理職のうつ病

          【創作】蟻と陽炎

          夏の暑い日。 強い日差しでアスファルトの地面から陽炎が立つ。 顔から体から汗が噴き出している。 背中にTシャツがべっとり張り付いている。 汗で濡れた髪の毛が顔に纏わり付いている。 なぜここに立っているのだろう。 いつから此処にいるのだろう。 駐車場に突っ立って足下の砂利をひとつひとつ目で追っている。 夏は嫌いだ。 体力も気力も奪ってゆくこのむせるように暑い空気が耐えられない。 ふと見るとブロック塀沿いに一匹の蟻がせわしなく動いている。 仲間とはぐれたのだ

          【創作】蟻と陽炎

          揺り戻しの双極性障害②

          前回の続きから・・・ 「夢は願望のあらわれだ」と聞いたことがある。 遠い昔見た夢はどちらかといえば支離滅裂で 意味も良く分からないようなものが多かったように思う。 「変な夢だな」そんな感想だ。 願望があらわれた夢は記憶にはない。 見たかも知れないが覚えていないか忘れてしまったのだろう。 双極性障害の診断を受ける前の会社勤務だった頃の夢は最悪だった。 毎日会社の仕事や人間関係で疲弊しているのに、 それをなぞるようにリアルな夢を見る。 夢の中の登場人物たちは 自分に向か

          揺り戻しの双極性障害②

          【詩】あまつぶ

          ぱち ぱち ぱち ぱち なにかがはぜる ぱち ぱち ぼつ ぱち ぱち ぼつ 不規則に連続したリズムで 窓をたたいている 遠くから ざあ ざあ と こちらに近づいてくる ぱち ぱち ぼつ ぼつ ざあ ざあ ざあ ざあ 重なる音が 耳に流れてくる 何かを思い出したように 瞳から雨がこぼれ落ちる

          【詩】あまつぶ

          揺り戻しの双極性障害①

          今まで普通にやってきたことが出来なくなってしまった。 とは言っても無職の自分がやらなきゃいけないことなどたかが知れている。 掃除・洗濯・食事・入浴などの日常的な行動だ。 だからごく普通に外出したり仕事をしたりしている人達からすれば 「なんだ、高々それ位のことで」と思われるかも知れない。 でも自分にとっては深刻な事だ。 いつのまにか何もせず一日中テレビを見て思考を停止状態にしていた。 そしてそうなっていることに自分は気づいていなかったのだ。 唯一楽しみにしていたnote

          揺り戻しの双極性障害①

          たんぽぽ【詩】

          風をまとい 綿毛に揺られ 行き着いた場所で根を張る 遠くまで飛んでいくこともあれば 近くで根付くこともある 気ままな風に飛ばされ その気持ちとは裏腹に どこに行くのか分からない ただ小さな黄色い花が そこに力強く咲いている 太陽に向かって 精一杯咲くだけだ

          たんぽぽ【詩】

          田中の独り言 7月25日2024 ホームヘルプ②

          前回5月18日に書いたホームヘルプについての続報。 あれから少し動きがあった。 6/12付けの通知が7/4に届いた。 障害支援区分認定通知書で「区分2」という結果だった。 早速支援事業所の担当に連絡を入れた。 計画書を作成するとのことだった。 その際に相談したことがひとつある。 あまりに運動しないのでちょっとした外出時に歩くだけで足に痛みがあり、筋力をつけたいがひとりでは意志が弱くてできない。運動機能をサポートするようなサービスはないですか。 返答は、「あ、ありますよ

          田中の独り言 7月25日2024 ホームヘルプ②

          溺れる金魚

          息がしづらくて苦しい。 まるで酸素の少ない水槽で喘ぐ金魚のようだ。 泳がなければ水槽の底に沈んでしまう。 だから必死に泳いで 水面からパクパクと口を動かしている。 今にも溺れてしまいそうだ。 日々を無意味に過ごし それなのに頭の中であれこれ思いを巡らし 狭い水槽から出ることが出来ないでいる。 水槽のガラス越しに 先の見えない世界が広がっている。 この水槽から出ることが出来れば そこには広く大きな海が広がっているというのに・・。 しかし広い海は強い憧れ