行きつ戻りつ西18
息子(3ヶ月になりました)のお世話に追われ、どうにかこうにか家事をこなす日々の最中のことでした。
周囲から「たまには子どもを預けて出かけてきなよ〜」と勧めがあって、先日、ついに久々のぼっち時間を過ごしてきました!
行き先は大好きな西18丁目エリアです。
金曜日11:00
息子のお世話を実家にお願いし、やってきました西18。
このエリアには大好きな美術館もカフェも雑貨屋さんも集まっていて、いつも私をうっとりさせてくれます。
よし、今日は現実逃避の1日だ!
車を停め、早歩きでせかせかと向かった先は北海道立近代美術館。
(駐車場代が気になるから移動は素早く)(ああ日常。)
パキッと晴れた冬空に、白い壁、大きなガラス窓が映えています。
11:15
さぁお目当ての展示を観に…!と行きたいところですが、お腹がぺこぺこ。
着いた途端になんですが、2階のKINBI nicojicaでランチと行こう。
今日は特別、スイーツも付けよう!と意気込みつつも、オーダー後の待ち時間に仕事のメールをチェックしてしまうのは本当に良くない癖。。
(先月からゆるく仕事復帰中)(ああ日常)
展示を観るということは、とてもエネルギーが要る作業だと思います。
画家の筆遣いから、彫刻家によるノミの跡から伝わる空気感を受け止め、じっくりと解説を読んで周って、気になる作品の前に再び足を運ぶ…
そんな行程を終える頃には体はぐったり、でも心は充実感に包まれます。
特に今日これから観るのは力強い彫刻たち。うかうか観にはいけない!
スパイシーなカレーに、大人なほろ苦サンデーに力付けられ、いざ展示室へ。
12:00
1階の展示室に向かう途中、近美といえばの景色を拝もう。
12:15
本日の展示は大好きな砂澤ビッキ展。
アイヌのルーツを持つ北海道出身の彼の作品は木彫がメイン。
やっぱりビッキさんの作品はいいなぁと改めて感じた展示でした。
木彫メインの方かと思っていたけれど素描も素敵だったし、自然を感じる雄大な作品があるかと思えば、奥様のために作った動物をモチーフとした椅子はかわいいしで、図らずもギャップ萌え⁉︎な内容でした。
私は以前はビッキさんの巨木ドーン!the孤高!な作品が好きだったのだけど、今回は2本の丸太が寄り添う作品とか共同感が出ているものも良いなぁと思いました。
一人のアーティストさんを追いかけて鑑賞を続けていると、こんな自分の中の変化もひょっこり顔を出してきたりで興味深い。
13:30
数々の作品からエネルギーをもらったら、もうこんな時間!
でも欲を言えばもうちょっと現実逃避なひと時を過ごしたい…。
そっと実家にコールすると、息子はミルクをもらってばぁばの膝上でスヤスヤしているという。
これ幸い!息子よ、もう少しお昼寝を楽しんでいて!
西18での現実逃避、延長戦に突入です。
(つづく)
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