立ち食いそば
仕事帰りに食事して帰ろうと思い、立ち食いそば屋に入った。
立ち食いそば屋なので人の出入りをスムーズにするためにだろうか、だいたいどの店も券売機で食券を買ってからカウンターに持っていって注文するシステムになっているところが多い。
そのお店もそのシステムを採用しており、みな入り口付近の券売機で食券を買うのだが、食券にはそばかうどんかは明記されておらず、カウンターで食券を手渡しする時にそばかうどんかを店員さんに言わなければならない。
もちろん店員さんが、
「そばかうどんかどちらになさいますか?」
と、丁寧に聞いてくれるので何も迷うことなく注文することができる。
商品をカウンターで受け取って空いてるスペースでそばをすすっていると、お店が駅の改札を出たすぐ近くというのもあってか、ひっきりなしに客が入ってくる。
そのたびにカウンターではほんの少し前の自分と同じように、客と店員さんのそばうどん問答が繰り広げられるわけだが、これが聞いてるといろんな人がいて結構面白い。
店員さんが話終えるのを待ってから答える人。
店員さんの話に食い気味で答える人。
食券を渡すタイミングで最初に自ら言う人。
食券渡す前からもう言ってる人。
言い方にも何パターンかあって、
「そばで」、「うどんで」と言う人。
「そば」、「うどん」と単語だけ言う人。
「そばそば」、「うどんうどん」2回言う人。
1番面白かったのは、
「そばそば!いや、ほんまに」と言ってたおっちゃんで、そば注文したのににうどん出てきたみたいなことが過去に何回かないと、そんな言い方にならへんやろ!っと心の中で一応つっこんでおいた。
意外だったのは、不思議と食券渡してからそばかうどんか悩む人は一人もいなかったのと、関西という土地柄、うどん頼む人が多いのかと思ったら圧倒的にそばが多かったこと。
7:3くらいでそば人気でした。
ちなみに私が食べたのはコロッケそばでした。
コロッケそば発明した人、ほんと天才!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?