自己肯定感は高めなくていい

「私は自己肯定感が低いんです。どうしたら高くなりますか?」

「自己肯定感の高め方を教えてください」

カウンセリングやセミナーで必ず聞かれる質問です。

ぼくはこう答えています。

「自己肯定感は高めなくて大丈夫ですよ。あなたはもともと十分高いですから」

一瞬キョトンとされますが、そのあとホッとした表情をされます。

自己肯定感は「感」と名がつくように
自己を肯定している感覚のことです。

つまり事実ではなくて
自分がそう思っているかどうかということ。

「そんな単純なことなの?」
と思われたあなた
はい♪そんな単純なことなんです 笑

ではなぜそう思えないのかというと

最も大きな理由は
たくさん否定されてきたからです。

「あなたはダメね」
「なにやってるんだ」
「やめなさい」
「ちゃんとしなさい」

子どもの頃から他人から受けた否定の数々が
自分はダメだという思い込み(自己否定感)
をつくっているんです。

でもよく考えてみてください。
周りからどんなに否定されたからといって
それを受け取るかどうかは自分自身。

たとえ子どもの頃に否定されて傷ついたからといって、大人になってもそれを引きずっていく義務はないんです。

自己肯定感は自分で選んでいい

子どもの頃は未熟で自己否定することしか選択できなかったもしれません。

でも大人になったあなたは
選択する権利があります。

あなたの価値は変わらない。

誰に何を言われようと
あなたの価値は誰にも否定できない。

なぜならあなたはこの世界で
唯一無二の存在だからです。

世界でたった一人のあなたという
かけがえのない存在を
ありのままのの自分を愛してあげること。

その瞬間に
あなたの自己肯定感は生まれながらに高いんだと気付けるはずですよ。


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