投資の考え方15/初心者投資セミナー:経済ニュースの「本当の読み方」
📈 初心者投資セミナー:経済ニュースの「本当の読み方」
ニュースは「額面通り」読むものではない。
画像はXRP(リップル)の1時間足チャート、deepseekショック(左のV字カーブ)と、トランプの関税ショック(右のV字カーブ)
本当に重要なのは、それが 「本番の予行練習」 なのかどうかを見極めることだ。
というより、そのニュースが社会、特に「マーケットやその参加者・投資家の心理や行動にどの程度の影響を与えるか」として読み変えることだ。
💡 例:市場の変動を「病気の症状」にたとえて考える
経済ニュースを額面通り受け取ると、
「市場が下がった?大変だ!」と慌てるだけになってしまう。
でも、大きな暴落は予兆を伴うもの。
ちょっとした下げ(プチ暴落)は、「軽い発熱」 のようなもの。
本当に危ないかどうかは、その後の症状の出方 を見るべきだ。
📌 例① DeepSeekによるプチ暴落=「弱毒ウイルスによる軽い発熱」
→ 市場が一時的に下がったが、すぐ回復した。
→ つまり「市場の免疫力が強い」=そこまで深刻ではない。
📌 例② トランプの関税発動=「風邪を引いて咳き込む状態」
→ 影響はそこそこ大きいが、死に至るほどではない。
→ 一定期間の調整は必要だが、パニックになる必要はない。
💡 「弱毒ウイルス」は危険ではなく、むしろ成長のチャンス
ウイルスと聞くと「悪いもの」「避けるべきもの」と考えがちだが、必ずしもそうではない。
実は、農業では 「弱毒ウイルスをあえて苗木に感染させる」 ことで、ウイルス耐性を向上させる技術がある。
📌 これを投資に置き換えると?
👉 小さな市場のショック(プチ暴落)は、投資家の「免疫」を強くする。
👉 何度も経験することで、「本当に危険な暴落」と「一時的な調整」を見極める目が養われる。
市場にとっても同じことが言える。
📌 「弱毒ウイルス的なプチ暴落」は、市場の耐性を高める機能を持つ。
👉 少しの下落でパニックになる市場より、何度も経験して耐性がある市場の方が強い。
つまり、市場にとっても投資家にとっても「プチ暴落」は悪いことばかりではない。
むしろ、それをどう活かすかが重要なのだ。
💡 「過去のチャート分析」と「未来のシナリオ分析」の違い
市場アナリストたちは、よく「昨日の下落は〇〇の影響」「先週の乱高下は△△が原因」と解説する。
しかし、彼らが 「未来の相場で同じことが起きたらどうなるか?」 を具体的に予測することは少ない。
📌 なぜなら、市場の動きは「心理」が大きく関係するから
👉 同じニュースでも、市場の「耐性」や「状況」によって反応が変わる。
👉 だから、「過去のデータだけで未来を完全に予測する」ことはできない。
❌ よくある間違い:「〇〇のニュースがあったから市場が下がった」
👉 これは「過去の解釈」にすぎない。
✅ 正しい考え方:「もし同じようなニュースが再び起きたら、今回は市場はどう動くか?」
👉 未来を考える視点が重要。
だからこそ、投資家は 「ニュースをただ読む」のではなく、「これは本番の予行練習なのか?」 を考えるべきなのだ。
💡 「ニュースの発言と相場の逆相関」
私が気になっているのは、こういうパターンは多い気がする。
📌 「仮想通貨は未来だ!」→ その直後に下落
📌 「仮想通貨は終わった…」→ やっぱり下落
これ、単なる偶然か? それとも 「誰かの仕込み」 なのか?
市場の動きを冷静に見れば、これは「ただの偶然ではない」と感じる瞬間がある。
👉 大物が発言する前に、すでに「売り」が仕込まれている可能性
👉 ポジティブな発言は「売り抜けのサイン」になり得る
👉 ネガティブな発言は「投げ売りを誘う戦略」かもしれない
大事なのは、「発言内容」よりも「発言のタイミングと市場の動き」 だ。
「言葉」ではなく、「誰が、いつ、どんな状況で発言したのか?」を見るべきだ。
🔥 まとめ:ニュースを「予行練習」として読む習慣をつける
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