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女の求める男と男の求める女

男と女は遺伝子レベルで別の生物だ。
遺伝子を数字で比べれば、
46ある染色体の中で、X染色体、Y染色体と

男と女は違うから46分の1は違うことになる。
約2.17%だ。

しかし,
人間の男(オス)とチンパンジーのオス
チンパンジーのメスと人間のメス(女)の
遺伝子レベルの差で言うと1.23パーセントほどの差しかない。

つまチンパンジーのメスと人間のメスの遺伝子レベルの差に比べて
人間のオスとメスの遺伝子レベルの差は
1.76倍ある。

この差は大きい。
別の種と言っても過言ではない。

さて人間の
女にとっての求める男と
男にとっての求める女の
差を考えると、

女(メス)は実利を求める。

これは仕方ない。
いいとか悪いとか言うことではなく
子供を妊娠し、子供を産み育てる。

その期間の栄養源を持ってきてくれる。
あるいは
メスあるいは子供のセキュリティー=安全を確保してくれる
生き残るためには
その能力の高いオスがメスの最大の目的になる。

当たり前なのだ。

一方オスは

自分の子孫を残したいと言うのは遺伝子的に仕方ない。

そのこと自体はメスと同じことだ。

雌は自分の生んだ子は確実に自分の遺伝子を持っている。
実感として確信できる。

しかしオスは、
自分の遺伝子が残っていることを確認できない。
このメスと子供を作ろうとした事はあったな
ぐらいである。


その代わり、
オスの場合は短期間に複数の子孫を残す可能性としての能力は持っている。
メスと違って妊娠期間がないから、
理論的には、一千倍以上の子供を残すことも可能だ。
しかし、ほとんどのオスはそんな可能性がある事は知らない。
あるいは
雌によってその可能性を誤魔化されている。
それにオス達も加担する。
でなければ、
少数の雄にメスの大半を独占されて、
自分の相手のメスがいなくなる。

ここにオスとメスの戦略の差が出てくる。

すると何が起こるか?
メスはできるだけ実利(子供を産み確実に育てること)を得たいから、
できれば
すでに成功して財産があるとか、
既に他のオスより(生殖、食糧確保、財産蓄積など)
能力を確保しているとか、
あるいは能力が高いとか、
そういうオスを選びたくなるのは自然である。

一方雄は
できるだけ若い=多くの子供を産む可能性が高い
メスを欲しがる
場合によっては、
今妊娠してないメスがいいと考える

あるいはそれらのメスたちを
多く相手にしたい。

これもまた当然である。

お互い目的が違うのだから、
ほとんどの場合は
あるごく一部の例外を除いて、

目的が一致することは難しい
と考えるのが、
論理的には至極当然ではないだろうか。

とはいっても
何とかうまくやっていかなければならない。

そこで
お互いの戦略戦術、
あるいは
理想と現実、事実追跡
が発生して様々なドラマが生まれる。

その原理に気づき、
先手を打ったのが、
世界中にできては無くなった
王家だ。

そして、
国、位(階級)、神、金、暦、結婚
の6Kを発明した。
日本の場合はこれに古事記も加わり、
7Kに補強した。

だから現存する世界最古の王家として残っている。

さらに人間には感情があり
いろいろな過去に知ったストーリーに合わせたい。

あるいはなんらかの
刷り込まれた、
あるいは
自身で考えた
理想に近づけたい。

と言う衝動も起きる。
それらが相まって様々な
複雑怪奇なストーリーが生まれる。

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