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バンコクで見たカタカナ

昨年、タイのバンコクに行ってきた時に「カタカナ多いな」と感じた。そう思い始めると日本語表記が気になったので、旅の振り返りとして羅列する。

放置していて久々に書くので、軽いネタというのもある。まずは、アサイーのお店の看板に見たカタカナから。

アサイーストーリー

ほぼ日本語が通じないことを思うと、日本語話者への配慮と言うよりかは、文字としてクールだと捉えられているのかもしれない。

日系企業が進出している例も多く、ロゴをローカライズせずカタカナ据え置きなものもある。

マツモトキヨシ

一方で、読めるようにローマ字表記しているものもある。

SUSHIRO

お値段としては、日本で食べるのとそんなに変わらない。露店のトムヤンクンが安いのと比べると、けっこうお高い部類に入るだろう。

YOSHINOYA

日本でも「MaxValu」で通じるので、なかなかフリガナは見ない。バリュは伸ばさないのが正解だった。ただ、左右マージンは気になる。

マックスバリュ

お菓子のパッケージなんかは、日本からそのまま持ってきた勢いで同じ。タイっぽいお土産探す方が苦労する。

スーパーのお菓子コーナー

表示まわりは読めなくて大丈夫なのか?というか本を買っても読めないんじゃないのか?は心配になってくる。

Kinokuniyaの児童書コーナー

もしかすると、文字の形に留まらず、日本っぽい響きであったり、日本っぽいことそのものがクールなのかもしれない。

神戸牛のお店はハワイでもあるので驚かない。

神戸STEAKHOUSE

「日本にそんな店あるんか?」と思うような店名もあったけど、丸亀製麺が香川ではなく兵庫発だったりするので、誰も責められない。

日本食レストラン 昼から飲める店

おそらく、読んで伝わるかさえもどうでも良く、日本語で書いていること自体が「本物っぽさ」に繋がるのだろう。

本物すし

「マリファナ」もカタカナ表記ある。そういった界隈でもクールなのか。

マリファナ

流石に本場日本でも、英単語があるものは「BAR」だろうと思うところ、律儀にローマ字表記「BARU」という徹底ぶり。

しゃぶバルミニ

他の最新家電はスタイリッシュなのに、炊飯器だけは昭和っぽい意匠がトレンドなのか。米に対する日本の意気込みが受け入れられているのか。

RICE COOKERコーナー

滞在中にみた最もクールなのが、とんかつとんてきの「TONTON」さん。日本語っぽさを下地にしながら、その先にいってる。

TONTON

日本っぽさを後追いという訳ではなく、ちゃんと日本を超えている洗練された部分もあって、侮れない。

ショッピングモールのしつらえが上品かつゴージャス

これだから、外の世界を観るのは面白い。

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odapeth
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