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地図にピンを立てるだけで幸福度が増す!?

職場の後輩に「こんど奈良に行くんだけど、オススメのお店とかある?」と聞くと、スラスラ出てきてカッコよかった。どうやって調べたの?と聞くと、話題に挙がったり気になったりしたお店はGoogleMap上でピンを立ててストックしているという話だった。

GoogleMapにピンを立てるとは?

GoogleMap上でピンを立てるには、調べて気になったお店やスポットに対して「保存」を押すだけでよい。

すると、地図上にピンが立てられたり、一覧で表示したり、簡単なコメントが残せたりする。

ピンを立てる機能があるのは知っていたけれど、いまいち必要性がよく分からず使っていなかった。使ってみると、これがけっこう便利なのだ。

ピンを立てる利便性

土地勘がない旅行先の旅程を組もうとすると、距離感が掴めずに苦労する。そこにピンを立てておくと、位置関係がイメージしやすい。

オススメを聞き回っても、実際に行けるのはごく一部で、それ以外は忘れ去ってしまっていた。お聞きした瞬間にピンを立てて、コメントに「○○さんのオススメ」と残しておくと、将来また訪れた時に思い出せるし、「教えてくれてありがとう」「行ってきたよ」とお礼もできる。

リストをURL公開することもできて、テーマごとに切り出した一覧を同行者と共有することもできる。以下は、奈良付近で飲み歩きたいリスト。

https://goo.gl/maps/7PsoEQ4xBy8WhQGa7

まだnoteがOGPに対応していないけれど、そのうちカッコよく表示してくれる日が来るかもしれない。そんな期待が届けばいいなという期待も込めて、このnoteで推している。

量から質の先にあるのは信用?個別化?

インターネット黎明期の検索サイトやポータルサイトは、中の人が手動で更新していた。探したい情報が多くヒットすること自体が希少だった時代には、「うちのサイトは何件もブックマーク登録している」という量が売りになっていたとか。

今現在では、クローラーが自動で情報を集めるのが当然となって、キーワードに対して必ず何かはヒットするようになった。情報が溢れてくると、質の高い情報から順番に表示することが重要になってくる。検索でも重要な情報が先頭に来るし、グルメサイトにも星の個数で評価される。

でもそれって、お金で順位を買っていることはないか?公平だったとしても私に合う情報なのか?という疑問はある。最近の若者は調べ事に検索サイトを使わずインスタで調べるなんて話も、良し悪しは置いといて、文字情報で削ぎ落される要素で痛い目を見ないための生存戦略にも思える。

私にとっては、検索やグルメサイトで評判な店よりも、「酒好きのあの人が推すお店」の方が重要に感じる。ストーリー性もあれば、期待感も増して行ってみたいと思う。手動の時代に原点回帰するようだが、そちらの方が重要なだと感じるからピンを立てている。

生きる楽しみが増える

GoogleMapでピンを立てることによる、実利的なメリットを挙げた。それよりも、気持ちの面でのメリットが上回るんじゃないかと考えている。

大袈裟に言えば、ピンを立てれば幸せになれる。そこまで言うと大げさだろうか。ノリとしては「漬け込み酒を漬けると、明日が来ることが楽しみになる」くらいの軽い感じではある。

漬け込み種と比べると少ない手間で、自分が「将来○○に行った時には、ぜひ訪れたいなぁ」というときめいた瞬間の気持ちをアーカイブして見返せる。小さな幸せを大事にしたい。


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odapeth
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