callous
無神経な愛情を 愛と呼ぶべきか
無神経な同情を 親切と呼ぶべきか
無神経な激励を 情けと呼ぶべきか
無神経な優しさは
深い傷を創り
一生瘡蓋のまま
眼を背けることが出来ない
傲慢と偽善と酔狂の果てに
夥しい罪を犯した
決して裁かれることなく
生き延びて
幸福な最期を迎える
笑顔の裏側を窺うことなく
貧相な想像力で自らを満たす
降りかかる災難の所以を省みず
舞台の上で無様に嘆く
袖に隠れて茶番を眺める私を
哀れまないで
舞台の真ん中に
引きずり出さないで
ここでそっと見守らせて
幸せはひとつじゃないことに
気づかない
しあわせなcallous…