膝
良かったね
とは言えなくて
楽しかったんだね
とは言えなくて
湧きあがる思いをそのまま
放り投げず
何処から湧いてきたのかを
底の底のその底を
辿って行けば何か見えるか
潜って行けば何が見えるか
そこにどうして居ないの?
アタシは
それはどうしてダメなの?
アタシでは
良かったね
楽しかったんだね
抱える膝にも冷たくされて
********
マウントを取る って、何だろ?
と、ふと思った。
上から目線 とちょっと似てる?
見下されたと思う時、先にこちらが下に潜っただけじゃないか?
マウントを取られた、取ってきた、と思う時、こちらの抱えるコンプレックスそのものだったってことなんじゃないか?
手に出来なかったモノに鋭くピントを合わせて過ごしても、何も手には出来ないことを知りたくなくて、分かりたくなくて
潜って潜って下からつつく。見も知らぬ相手に取っては痛くも痒くも無いところ
見えている、聞こえてくるものが全てでないことは、分かりきったことなのに
劣等感の裏返しだと気づいたら、虚しくなるから攻撃的になることで何かを保とうとしているだけで
保とうとしているモノ自体に、価値なんてないのに
突き詰めなくてもすぐにわかること
まつ毛の先にも掛からないような
小さな選択の繰り返しの結果が
今ここなんだから
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