空がすとんと落ちないように

風とともに体を揺らし

雨とともに涙を流し


人が荒らしに行かないように

地に足つけて生き行けと

速さ高さは手放せと


見上げる空を遮るために

飛べないことを解らせるため

電線たちは繋がっている


人が荒らしに行かないように

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