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そのうちに死語と笑わる日も来るや四季も昼夜も境薄れて ******** 今だけしか買えな…
棚奥の瀬戸物までが夏抱え今か今かと急かしにかかる ******** ぱっと手を伸ばし掴ん…
見上げれば鳥さえ食まぬ赤い実が風にも揺れずツンと澄まして ******** 小さな実が桜…
混ざってはいけないのだと言い聞かせ今日も飲み込む言葉いくつも ******** あぁ 混…
眠りの場提供するのが役目だとぼんやり眺める手足の長さ ******** 発熱中の息子の横…
ダサいとかわざわざ伝えることもない知らない人だよそもそも君は あいしてる 叫べば返りがあ…
「諦めた」のではなくて「選んだ」と言えるかどうか 背筋を伸ばす
歩調さえ合わせてくれなくなったキミ 後追いなんて出来るはずなく ******** 今年も…
天使の輪くっつけ転げていれたのは男も女もなかった季節 一列のレースが胸にあるだけでスキッ…
靡くままに任せ千切れて行きたげな裾を連れ連れ差す白日傘 ******** 終わりかけにな…
アタシはねここにもいるよと控えめに知らせてくれるだけでアリガト ******** あっ、…
お陽さまが好きだったんだと知ったのはやっと開いた花を見たとき **** 連れ帰ってきてか…
暦すら読めなくなったキミの下今日が始まる窓開け放ち ******* 今年は、早めに梅雨が…
「踊れば?」と囁きながら初夏の風が行き交う こっちに来んな ******** 身軽さってなんだろね