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#959 オフィスの役割の変化~脱ワークスペースの本社移転~

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日は木曜日ということで、毎週木曜日恒例の一緒にこのチャンネルを運営するなつさんの質問コーナーをお届けしたいと思います。
今週のなつさんの質問はこちらです。

オフィスの位置付けや役割が変化してきている

【9月にNOKIOOが本社を移転したこともあり、今日のテーマはオフィスの役割の変化についてです。
私は普段フルリモートワークでチームの皆さんとつながっていますが、お客様や友人のオフィス環境を伺う中でも、オフィスの位置付けや役割が変化してきている気がします。
もちろん業種によって働き方がそれぞれあるように、オフィスの位置付けも、事業やカルチャーに合わせて多様化していると思うのですが、今回のNOKIOOのオフィス移転への思いとあわせて、小田木さんから見たオフィスの役割の変化について教えてください。】

ということで、オフィスの役割の変化というお題をいただきました。
そうなんですよね。私たちNOKIOOという会社が、先月9月にオフィスを移転しまして、そんなタイムリーなテーマと合わせての今週のなつさんの質問とていう感じですかね。
なつさん、いつもありがとうございます。
ただ、私はオフィスの専門家ではありませんので、世の中の一般的なオフィスの役割の変化というよりも、NOKIOOのケースに当てはめながら、オフィスの変遷、役割の変遷をお届けできたらなと思います。

NOKIOO本社はお引っ越ししました!

まず、今回のオフィス移転ですけれども、改めまして9月に私たちNOKIOOの本社を移転させていただきました。お引っ越しですね。
本社の移転は、創業から数えると2回目にです。
今までの場所には10年弱ぐらいお世話になりまして、本当にいろんな思い出と悲喜こもごもが詰まった場所だなと思っています。
今回、なんでお引っ越しをし、なぜこのタイミングだったかというところなんですけど、今回の本社移転にはコンセプトがありまして、それは何かというと、ワークスペースからコミュニティスペースへというコンセプトを掲げて、本社の移転をさせていただきました。
「ワークスペースからコミュニケーションスペースって、仕事しないんですか?ワークしないんですか?」というツッコミも入りそうですけれども、もちろんワークもしますけれども、オフィスの主な役割を、ワークスペースからコミュニケーション&コミュニティスペースに変化させるというのが、今回の私たちNOKIOOの本社移転のコンセプトです。
誰と誰がコミュニケーションするのかというところなんですけど、もちろんメンバーとメンバー、これは間違いないですよね。
ただそれだけではなくて、コミュニケーション&コミュニティスペースというところには、まずはお客様とNOKIOO、そしてパートナーとNOKIOO、さらに言うと、まだつながっていない方ともオフィスを介してつながりが生まれちゃう感じまで目指せたらいいな。
そんなふうに考えております。
実際に新しいオフィススペースは、8月から並行して活躍してくれてたんですけど、お客様のチームが10人ぐらいで来て、一緒にお客様の方針をワイガヤと考えながらアウトプットするみたいなミーティングをしていたり、一緒に事業を運営するパートナーが足を運んでくれ、ここから事業どうしていくか?どんなパートナーシップを作っていこう?なんていうワイガヤができたり、オープンで雰囲気もいいので、コミュニケーション、コミュニティスペースとしての活躍をさっそくしてくれているなと思います。

ワークスペースからコミュニティスペースへ

この状態がビフォーとどう違うのかというところなんですけど、お引っ越し前のNOKIOOのオフィスは、それでもオフィスたるゆえんとして全体の面積の8割ぐらいはワークスペースでした。
今の考えに照らし合わせると、だいたい想像いただく通り、ワークスペースというのは、基本的に社員しか入れないんですよね。誰でも入れたらだめじゃないですか。
残りの2割ぐらいのミーティングルームだったり、コミュニケーションスペースというところが、社員だけじゃないところまで含めると、コミュニケーションができるエリアという感じでした。
ここ何年かで、質問コーナーのなつさんは福岡在住のフルリモートメンバーですし、他にも神戸だったり、同じ静岡県内でも三島だったりとか、多様なエリアのメンバーが増えて、あとご存じの通り、フルリモートで仕事を動かす今のNOKIOOにとっては、8割がワークスペースだとちょっと多すぎるよね。ワークスペースはそんなにいらないよね。こういった状況になっていまして、ここでオフィスの移転に際して、アフターとしてはワークスペースは超最小にとどめて、いろんな企業が入居し、共有スペースもかなり広く持てる場所として、The Garage浜松という場所にお引っ越しをさせていただいきました。
実はThe Garage浜松のウェブサイトがありますので、気になる方はよかったら「The Garage浜松」で検索してみてください。
The Garageは英語ですね。
ここに加えて、駅近のシェアスペースも会社として契約をさせていただきまして、浜松市内に大きく二拠点、プラスフルリモートでのメンバーともつながる。そんな組織の全体像になっているという感じです。

フルリモートでもちゃんと仕事ができる前提

今日は、「ふーん、そうなんだ」という放送だと思いますけれども、近況と思ってよかったら聴いてください。
「今回、思い切ってこうしました」だけじゃなくて、実は私たちNOKIOOは、これまでも働き方とかワークスタイルには、こだわりというか、いろんなトライをしてきているんですよね。
例えば、リモートワークに関しては、創業時から全員がリモートワーク併用ということで、オフィス勤務スタイルとフルリモートワークでちゃんと仕事ができるということを、全員の前提にしようということでずっとやってきました。
それはどういうことかというと、オフィスで仕事をするということを前提にしすぎちゃうと、コミュニケーションの取り方とか、仕事のやり方が、オフィス前提になっちゃうんですよね。
会って話せる前提とか、そこにいけば解決する前提とか、そうなっちゃうんですけれども、フルリモートでもちゃんと仕事ができるということを前提にすると、仕事のやり方とか、チーム内でのコミュニケーションも、リモートでちゃんとコミュニケーションが取れて、仕事が円滑に回り、チームが動いていくということを前提にできるので、遠隔でメンバーがジョインしたいといったときも、ようこそと言えるし、そして今回のように急にコロナ禍で、そもそも外出ができないとなったとしても、特に仕事を進めるにおいては困らない。
こういうことにもつながったなって思います。

全員がリモートワーク併用ということは、リモートワークが事情のある人のための手段にならないという側面もあるんですよね。
「すみません、子どもが小さいのでリモートワークを使わせてもらっていいですか?」じゃなくて、子どもがいようがいまいが、介護があってもなくても、社長からアルバイトまで全員がリモートワークを使って、自分の生産性が一番上がるやり方で、仕事を進める選択肢が持てる。
そういう文化が出来上がっていったというところは、これもワークスタイルのチャレンジが結構効いていたなと思います。

オフィスやワークスタイルの可能性を探求していきます!

他におもしろいところで、キャンピングオフィスなるチャレンジもしました。
どういうこと?って感じですけど、キャンプって楽しいじゃないですか。
屋外でたき火を囲んだりすると、普段はできない話とかが、じっくり深くできる効果がありますよね。
これってオフィスにも使えるんじゃない?ということで、お引っ越し前の本社のミーティングルームに、人工芝を敷き詰め、会議机ではなくてキャンプギアを入れて、ミーティングスペースを作って、キャンプっぽいからコミュニケーションも弾むでしょうという設計をしてみた、みたいなトライも本当に懐かしいなと思っています。
もしかしたら小さな組織だからいろいろチャレンジができるということもあるかもしれないですけれども、だからこそこれからもいろいろチャレンジをしながら、オフィスやワークスタイルの可能性を探求していく。
オフィスやワークスタイルって、チームで仕事をする、チームで仕事を前に進めるというところに欠かせない要素だし、ここがどんな役割を担うかによって、チームのパフォーマンスやチームの景色は変わるんじゃないかなと思ってますので、そういう意味でもここの探求を続けていきたいなと思っております。

ということで、今日はなつさんの質問から、NOKIOOは本社を移転しました、そこからのオフィスの役割の変化について近況を共有させていただきました。
なんだかんだで近況共有回になりましたけれども、この放送をお聴きの皆さま、もしも静岡県浜松市にいらっしゃることがあれば、NOKIOOにも遊びに来ていただければと思いますので、ぜひお声掛けください。

それでは、お聴きいただきありがとうございます。
次のチャプターでは、先週の一番放送と、コメントありがとうございますのコーナーをお届けします。

先週の一番放送は、福ちゃん近況。エールやコメント、ありがとうございます!

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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