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#1189 自分を甘やかすことに”罪悪感”を感じないでほしい

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週もまた一週間がスタートしました。
また暑い一週間になりそうですよね。皆さん、体と体調をいたわりながら、今週も良い一週間にしていきましょう。

「エアコンをつけたら負けだ」と発想する人、身近にいます?

私は週末は毎月恒例の針の日だったんですけど、毎月一回の体のメンテナンスをしてきまして、今やこれが欠かせないなと思っております。
そんな針をしてくれるのは、私が新卒で入った会社の、ものすごく慕っていた先輩でして、新卒で入った会社を私が退職して、その後二社ほど今に至る道筋を歩いているんですけど、その時の先輩と変わらず付き合いが続き、今は会社員を辞めて鍼灸師として独立した先輩に体のメンテナンスをお願いしています。
そんな先輩との雑談の中で、お互いの近況を共有しながら、もしかしてこういうことって言えるんじゃない?と思ったことがあるんですけど、それは何かというと、どうやら(もしかしたら)40代以上の男性においては、夏場に自宅でエアコンを使ったら負けだと思ってる節があるんじゃないか?そんな話になりました。
あくまで男性・女性の話や年齢の話じゃないと思うんですけど、先輩のパートナーと私のパートナーと、たった二つのサンプルだけなんですけれども、これは共通点だね、なかなかエアコンをつけたがらないよね、そんな話が一致したもんですから、あくまで2サンプルの話なのか、それとも実はそういう隠れた傾向があるのか、ちょっと情報を集めたいなと思っております。
みなさんの周りではどんなサンプルがあるでしょうか?
よかったらチャットにコメントをください。

スクラよりお知らせ

どうでもいい所感を共有させていただきましたが、今日は本題に入る前にまたお知らせをさせていただきたいと思います。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

#自分を甘やかす方法

今日は、Voicyさんが全体で展開されるハッシュタグ企画にもとづいて放送をお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグは『 #自分を甘やかす方法 』こんなお題でございます。
自分を甘やかす方法、このテーマというかハッシュタグにもとづいて、私の所感を共有させていただければと思うんですけれども、まずどこから話すかですけど、ちょっと皆さんにお聞きしたいんですが、皆さん、上手に自分を甘やかしたり、上手に自分を休ませたりすることができていますか?
これに自信を持って「はい」と答えられる人はどれぐらいいるでしょうか?

以前の私は、何もしない時間というものが上手に使えなかった

なんでこんなことを聞くかというと、私自身は、今、振り返るとという話ですけど、以前は上手に自分を休めたり甘やかしたりすることができてなかったなと思います。今、振り返るとですよ。
それがうまくできるようになったなと自分でも手ごたえを感じるのは、実は40代になってからなんですよね。
当時は全く違和感を感じてなかったんですけど、今、振り返ると、上手に自分を休ませることもできなかったし、甘やかすこともできてなかったんだなと思うんです。
この放送でも何度か出てきましたけれども、仕事でもめちゃくちゃもがいていたし、初めて始まった育児といったライフイベントの中でもめちゃくちゃもがいていたな、そういう中でうまくできなかったんだなとも思うんですけど、どんなふうに考えていたかというと、まず何もしない時間というものが上手に使えなかったんですよね。
何かで埋めなきゃいけないんじゃないかということを無意識的にも思っていたなと思います。
余白があれば埋めなきゃ、枠があったら埋めたくなる。
こういう感じなんですよね。
何か時間ができると、「今、やらなきゃいけないことはなかったかな?」とか思っちゃったり、「私はまだまだだぞ」とか、常に何か足りてない、何か不足感を感じ続けるということが、結構多かったなと思うんですよね。
これが仕事においても、何かやらなきゃいけない。
プライベートや家庭においても、何かまだまだ足りない気がする。
表面上はぼーっとしていたり、テレビを見ていたりしたとしても、そんなことが頭を離れにくかったような気がしてならないんですね。

「えー?」って思うでしょ?
でも今、振り返ると、そうだったなと言えるということは、たぶんそこから脱せられたんだと思うんですけど、皆さん、このチャンネルとしてはご存じの通り、私は今は、仕事ももちろん力を入れてやりますけれども、でも何もしない時間というのが本当に大好きです。
そんな中で老犬を愛でたり(おなじみフクちゃんですね)そして植物をぼーっと眺める中であっという間に時間が過ぎたり、そしてマンガはビジネス書みたいな感じで、マンガの世界に家族と一緒に没入したり、もしくは私一人で没入したりということが、本当に好きだし、その時間はそれを純粋に楽しめるようになったというのは、40代になってからだなと思うんですよね。

「甘やかす」という言葉に罪悪感を感じさせやすいニュアンスがある気がする

今日の『#自分を甘やかす方法』というテーマにもとづいて私が何が言えるかなというところでいくと、ぜひ自分を甘やかすことに罪悪感を感じないように、自分自身もしたいし、もしなんか罪悪感的なものを感じてしまうという人がいたら、感じないでほしいなということを心から思います。
そういう意味では、まず「自分を甘やかす」というフレーズにちょっと含みがあるような気がするんですよね。
甘やかすという表現をした瞬間に、「ちょっとならいいけど、いつもじゃだめよ」とか、もしくは「頑張ったんだったら、そのご褒美的な発想で甘やかしてもいいんじゃないの?」そんなようなニュアンスがあるような気がしてしまうんですけれども、皆さんはどうでしょうか?
私はむしろそれが甘いか甘いでないかみたいな発想ではなくて、仕事もプライベートも家庭も含めて、やりたいことをやる。そして休みたいように休むというのは本当に普通のことだし、そこに甘えだの罪悪感だのというものは、一切なくていいんじゃないかなと思うんですよね。
だから休むこととサボることは全然別物だし、好きなことをやりまくるということとそれじゃだめになるということも全然関係がないし、何もしないということとそれが無駄な時間になるということも、これもまったく脈絡のない、つながりのないことなんじゃないかなと思うんですよね。
そこに罪悪感を感じてしまうというのは、たぶん「甘え」とか「甘やかす」という表現が、すでに罪悪感的なものを発想させようという、もはやそんな含みがあるような気さえもしちゃうし、頑張ったご褒美発想だと、「頑張ったから甘えていいよ」とか、「頑張ったから遊んでいいよ」とか、もしくは逆で「遊んだんだから次は頑張ろうよ」とか、「頑張らなきゃいけない」「十分甘えたんだから、次は…」みたいな、私も以前はその思想にどっぷりはまっていたからこそ思うんですけれども、そんなふうに思わなくていいんじゃないかなと思うんですね。

自分を甘やかすことに罪悪感を感じなくていい

やりたいことをやる。そして休みたいように休む。自分の時間を何に使うか自分で決める
決めた結果、何に使おうが、そこに罪悪感というものを伴わせる必要があるかないかでいくと、私は今はないんじゃないかなと思います。
それなのに、「本当はだめなのに遊んじゃった」とか、「やらなきゃいけないことがあるのに、違うことをしちゃった」とか、「なんで私はあれをしなかったんだろう?」「これをできなかったんだろう?」そんなふうに思っちゃうのも実は不要で、「私は今、これをしたいと思ったからしたんだ」「休みたいように休んだんだ」この時間を何にどう使うかは、自分がハンドルを握っているし、自分で決めたことに後悔なんかしなくていいのかな、そんなふうに思っています。

そう思えるようになったのは、私自身の成長とあわせて家族が大きくなってきたということも、もしかしたら大きいかもしれないですよね。かつ常に家族で一緒にいるときは重ね合わせていなきゃいけないと思っていたのも、恐らく子どもたちがお世話期を脱して、家族と一緒にいる中で、もちろんやりたいことが重なる時もあれば、重ならないときもある。そんな時にお互いの時間を尊重し合えるようになったというのも、そう思えるようになった背景には一つあるのかななんて思っています。
例えば、今のマイファミリーを見渡してみても、マンガ一つにしても、夫と趣味が重なる部分もあれば、私しか見ないものもあり、夫が大好きな「走る」ということは、私は一切重ならないし、本についても重なる部分もあれば全く重ならない部分もある。でもそれでいいじゃないみたいな。
長女とも重なる部分もあれば、全く重ならない部分もあるし、私のマンガ友は次女ちゃんであったりするんですけど、それでも重なるマンガもあれば、全く重ならないマンガもある。でもそれでいいじゃない。
そんなふうに思えるようになったのも、うまく自分を休めたり、甘やかすことにつながっているのかなと思います。

いろいろとりとめのない所感を放送させていただきましたが、何が言いたいかというと、どんなふうにとらえても、自分を甘やかすとか休めることに罪悪感を私はこれから感じないようにしたいし、これを聴く皆さんにも感じないでほしいなと思います。
全く感じてないんですけどという方は、そうそう、その域、それでいきましょうですし、なんかちょっと感じてたんですよね、過去の私と同じようにということであれば、その感覚を手放して、上手にやりたいことをやって、上手に休みたいように休めるようになってくれたらいいなと思います。

ということで今日は『#自分を甘やかす方法』について小田木所感を放送させていただきました。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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