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#1210 「目立ちたくない問題」から考えるリスクの捉え方の変化

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

木曜日がやってまいりましたので、おなじみかなるくんと一緒に木曜質問コーナーをお届けしていきたいと思います。

(小田木)かなるくん、よろしくお願いします。

(かなる氏)おはようございます。よろしくお願いします。

(小田木)ちょっと暑くなってきたし、夏休みも近いんじゃないかなと思うんですけど、かなるくん、この夏のご予定は?

(かなる氏)夏の予定がパッと出ないという悲しい現実を、暑さで意識を飛ばしながらみたいな。

(小田木)なるほどね。涼しく快適に過ごせたらいいなみたいな。じゃあ、来週また聞くね。違うか。
早速ですが、今日はどんなテーマでいきます?

(かなる氏)ありがとうございます。僕は今24歳になって世間的にはまだまだギリギリ若者と呼ばれる世代なんだなという自覚があるんですけど、周りの友達とかと話したりとか、ニュースとかで話題になっているのを見る中で、若者が目立ちたくない問題みたいなのが取り沙汰されることが多いなと思うわけですね。
実際に友達の中でも、あんまり目立ちたくないなという発言をする子が多いんですけど、それはそれで一つの価値観かなと思いながら、僕はなんで目立ちたくないんだろう?と思い、あんまり深く共感できないなみたいなところもあるので、その辺りについて小田木さんといろいろお話ができたらいいなと思って、今回放送テーマとして持ってこさせていただきました。

(小田木)なるほどね。周りだと、目立ちたくない意向の人が多いけれども、かなるくんはそこはあんまり思わない、でも目立ちたくないという声ってどういう声なんだろう?みたいな。
ちなみに、私は若者じゃないんだけれども、どっちかというと目立ちたくないという気持ちがめちゃくちゃ分かる。
今は違うけれども、特に中高大学生ぐらいの時に、たぶんかなるくんが信じられないというか共感できない友達のほうとまったく同じことを言ってたし、考えてたし、むしろ当時の私からすると、かなるくんみたいな人種がマジ信じられないみたいな。そっち側の人でした。

(かなる氏)そうだったんですね。同じだと思い込んで。

(小田木)そうそう。あっちの人だからみたいな。
そういう意味では、すごい気持ちが分かると思うのは、当時はあんまり言語化ができなかったけれども、何をもって目立ちたくないと言ってたかなと思うと、まず一つはリスク回避。
目立ちたくないわれわれにとっては、目立つというのはリスクでしかないんだよね。
例えば、目立つとたたかれるとか、自分で決める、他者の責任を負うとか、目立つということが生きる上でのリスクでしかなかったような気がする。
だって中学生のころなんて、ちょっと手を挙げようものなら、頑張ってるとか、真面目とか、意識が高いとか言われて、そんなことを言われちゃったらもうリスクでしかないじゃんみたいな。大人しい人種だったので、そんなリスクを背負う意味が分からない。

(かなる氏)まったくもって理解不能?

(小田木)理解不能、理解不能。
ちょうど今週の放送でも言ったけど、人の目しか気にして生きてなかったので、そういった人種にとってはリスク。

(かなる氏)なるほど。リスクか。でもそうですよね、確かに。
何か目立つということの裏側にリスクがあるというのはなるほどなというところと、自分自身も振り返ってみたら、まったくもってそういうことがゼロかと言われたら、そんなこともないなと。
リスクが思い浮かぶときもあるし、目立つということの裏側に何があるかということをもう少し細かく見ると、ちょっとだけなんとなく分かる気もするななんて思いながら。

(小田木)みんな、白か黒か、きっぱり色が分かれているというよりも、白よりか黒よりかみたいなグラデーションだと思うんだけれども、私は極めてリスクととらえる比重が大きかった人種だったな。
あとは、その時に思っていたことは、他者から望まない反応を受けるのが本当に面倒くさいというか、さっき言ったように、手を挙げて、真面目とか、意識が高いみたいな、人の目しか気にしてなかったらそこが気になっちゃうんだけど、「いや、そういう意味じゃないんだけどな」という別に弁解する必要がないんだけれども、そんな弁解の心情を抱えたり、「違うのにー」みたいなことを考えるのも面倒くさくて、出した結論はとにかく目立たずやり過ごすのが省エネ。
ごめんね、そんな話で。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

先週の一番放送は、続けたくなる仕事の振り返りについて話した放送&今週のコメントご紹介

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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