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#837 リスキリングは、洋服選びと同じ(例えて身近に)

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

連休明けの一週間も、早くも金曜日となりました。
どんな一週間でしたでしょうか。
今日は金曜日なので、ゆるい金曜日放送、通称「ゆる金放送」にしようかなと思ったのですが、さんざんゆるゆるとした連休を過ごしてきましたので、ちょいゆるぐらいの放送にしようかなと思います。

YouTube対談企画がありました

何かというと、近況の活動の共有と、そこで思ったことなのですが、最近、私はとある動画対談に出演をさせていただきました。
YouTubeのチャンネルがあるのですが、地域の未来を創る未来志向Labo、静岡・富士からライフを作るというチャンネルがありまして、静岡でも特に東部エリアを拠点としながら、仕事をする人、地域が好きな人、特にワーキングペアレンツ世代がつながっていこうというコンセプトで、いろんな活動や発進をされています。
ブランディングやマーケティング支援を手掛ける池田さんと、温活を中心に女性の体のメンテナンスをプロとして仕事にしている有賀さんと、3人でワイガヤの対談をする、こんな企画に参加をさせていただきました。

今回の対談のテーマが、リスキリングだったんですよね。
リスキリングって、最近、聞くけど、めちゃくちゃ言葉が大きいじゃないですか。
「この言葉になんか焦りを感じちゃうんだよね」そういった本音もあるんじゃないかという観点から切り取って、私たちがリスキリングというフレーズとどう向き合うか、そしてどう仲良くしながら、どんなふうに自分のポケットにしまえたらいいのか?
こんな観点で話をする企画です。
動画は小さく10分ずつで、計5本に分けて公開されるという構成になっておりまして、今は2本目まで公開されたところなんですね。
ちゃんとプロのような編集がしてありまして、すごいなと思いながら、私も「どんなことをしゃべったっけ?」と動画を拝見しました。

リスキリングという言葉に感じる焦り

そんな対談をしたよというところからの、リスキリングについて思うことの話なのですが、「リスキリングという言葉になんか焦りを感じちゃうんだよね」という心情って皆さんはありますか。
この間の岸田首相発言の放送でもちょっと触れましたけれども、この言葉に周囲からそれをやらなきゃいけない圧を受けているように感じてしまうという側面での焦りと、もう一つは、今、自分が何も持っていないように感じてしまって、もしくは決定的に不足しているから、なんか学ばなきゃいけないといったような気持ちになってしまって焦るという側面もあるんじゃないかなと思うんですよね。

リスキニングは、選択肢の話

私としては、リスキニングは選択肢の話なので、強制されているとか、ノルマだとか、持ってないように責められてる気がするとか、できる自信がないとか、何を学べばいい?といった不安の側面よりも、まず自分が選択肢を増やしたいと思っているか?
それをすることによって選択肢が増えるという期待が持てるか?
もしくは、増やすという一歩踏み出したいか?
ここが起点じゃないかなと思うんですよね。

今回の対談もしながら、私がつとに思っているのは、何を学ぶのか?新しいものを手に入れなければと焦る前に、今、自分が何を持っているのか?
ここに目を向けるのが、最初の一歩としてはすごく大事だなと思います。

リスキリングは、洋服選びと同じ

そこからちょっとゆるい例えですけれども、洋服って日々着るし、日常的に買うじゃないですか。
私は決しておしゃれでもなんでもないですけれども、着こなし・洋服を着るのが上手な人って、お金をかけていろいろたくさん持っているから上手というわけじゃない気がしませんか。

何を持っているかよく知っている

何がそんなに上手なんだろうと妄想してみると、まず一つは、何を持っているかよく知っている
タンスに入り切らないぐらいの洋服を持っているし、買い続けているわけではなくて、自分が何を持っているかよく知って、必要なピースだけをきちんとそろえて、ちゃんと管理ができている。
これが、すごくあるんじゃないかなと思います。

自分に何が似合うかよく知っている

もう一つは、世の中にあまたの洋服がある中で、自分に何が似合うかよく知っている
これもたぶん欠かせないピースですよね。

これがたぶん洋服が上手に着こなせて、ごてごてにいろいろ持っているわけじゃないけれども、すっきりして、なんかおしゃれでセンスがいい人みたいなイメージかなと思うのですが、良いリスキリングってこれと同じだと思うんですよ。
一体何が同じなのかよく分からないと言われるかもしれませんが、スキルも洋服と同じ。
まず自分が、今、何を持っているのかちゃんと知っている。
何を持っているのかもよく分からなくて、タンスはぐちゃぐちゃでパンパンだけれども、それでも何か新しく買わなきゃと思ってしまう、これは決定的な焦りですよね。
もう一つの側面の、自分が何が似合うか知っている。
はやっている洋服をなにか買えば、似合うわけじゃないじゃないですか。
それで上手に着こなせるわけでもなくて、自分に何が似合うか知っている、自分が何を着たいのかよく分かっている、これが良い選択をするもう一つのエッセンスだと思っていて、リスキリングだと思うんです。

若いときは良かった洋服が、もう着れない…ありますよね笑

さらに、今、学び直しという文脈の中でリスキリングが語られることって、10年前に好きだった洋服とかワードローブと、今は結構変わっている
これが結構ありますよね。
若い時は好きだったとか、若い時はそれが良かったというものと、今、必要な物とか、今、似合うものが変わってきている
これに合わせて、ワードローブの中をきちんと把握して、何が引き続き必要なのか?もう着なくなったもの、着られないものは何なのか?これをメンテしていくのが、まさに学び直しという側面でのリスキリングだなと思うんですね。
昔の物を捨てずして、手に取ったものを買い足しばかりしていたら、タンスの中はパンパンで、着こなしもなんかちぐはぐ、そんな状態になりますよね。誰でも。

なので、私はリスキリングというキーワードで選択肢を増やしたいと思った時には、早速買い物に出かけて買いまくるではなくて、いったんタンスを開けて(タンスとは言わないか、今はクローゼットですよね)、自分は今、何を持っているのか?これから何を着たいのか?何が似合うのか?これをちゃんと理解してから買い物に出かける。
これがやっぱり大事だよねといった話を3人でワイガヤさせていただいたのが、今回の動画です。

YouTube対談のご紹介

試しに2本目に公開された動画のリンクを貼っておきます。
10分ですし、1.5倍速で見ると、5分ちょっとで見られるかなと思いますので、良かったらちょっとのぞいてみてください。
おもしろいなと思ったら、一本目の動画に戻って、①も見ていただければと思いますし、これから③、④、⑤と公開されていきますので、チェックしてみていただければと思います。

池田さん、有賀さん、対談に呼んでいただきありがとうございます。
皆さんも、私のちょいゆるなつぶやきに付き合っていただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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