#1222 すぐに答えを出さない方がいいパターン例(キャリアと人間関係)
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。
夏休み。我が家で一番怠惰な生活を送っているのは、、、、
今日は月曜日で今週がまたスタートします。
8月も後半に入りまして、子どもたちにとっては夏休みはもうちょっとだなというところまで来てると思います。
わが家もキッズたちは絶賛夏休み中なんですけど、夏休み中にわが家で一番だらけた生活を送っているのは誰かというと、ダントツでわが家の愛犬フクちゃんです。
子どもじゃないじゃんというところなんですけど、最近、このVoicyでわが家の愛犬保護犬柴犬フクちゃんの話題を出してなかったので、ちょっと紹介させていただくと、暑さも相まってか、だらだらした生活をわが家で一番送ってるのはフクちゃん。
春までよりも断然寝てる時間が多いんですよね。
例えば、暑くない季節は、朝になると誰よりも早く起きてお散歩を待ってるみたいなそぶりも見せたんですけど、今はもう起きて来ないですからね。それどころか、起こしても起きない。
もったりした毛にくるまれている生き物ですので、暑さに弱くてそうなっちゃうというのは理解しつつも、わが家で8月に一番怠惰な生活を送っているのはフクちゃんですという、そんな近況を共有させていただきました。
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今日は本編に入る前にお知らせをさせてください。
続きはぜひVoicyでお聴きください。
#寝かせた方がいいこと
今日の放送は、Voicyさんが全体で展開するハッシュタグテーマにもとづいてお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグはこちら。
『 #寝かせた方がいいこと 』こちらでございます。
皆さん、どうですか?
「寝かせた方がいいこと」というキーワードを聞いて、どんなことが頭に思い浮かびますでしょうか?
私は、ちょっと前を振り返ると、とにかくいろんなことに早く結論を出したい、とにかくいろんなことをスッキリさせたい、白黒をはっきりさせたい、という意向が結構強いタイプだったなと思うんですけど、ここ5年ぐらいで考えると、そうそう、寝かせた方がいいことはたくさんあるよね、むしろ拙速に答えを出さない方がいいことも、私たちのまわりにはたくさんたくさんあるよね、こう思うようになりました。
ちなみに「寝かせる」ってどんなイメージかというと、私の中では、すぐに答えを出さないとか、すぐに答えを求めない、こういったテーマを「寝かせる」という表現をするかなと思います。
どんなことが「寝かせた方がいいこと」に該当するかというと、ここからは小田木所感ですけれども、私的には、まずキャリアに関するテーマは拙速に答えを出さないほうがいいことが割りと多いなと思います。
そしてもう一つは、人間関係ですよね。
職場もそうだし、友人関係もそうだし、パートナーもそうだし、親子関係もそうなんですけど、人間関係においては特に寝かせた方がいいことが結構多いなと思っています。
焦って答えを出そうとするとうまくいかないこともある
でも、寝かせるという選択肢を取るのが結構難しいんですよね。
なぜならば、私たちは早くスッキリしたいって思うじゃないですか。スッキリしたいし、何よりも自分自身が早く安心したいんですよね。
そう思った時に、白黒をつけなきゃとか、答えを出さなきゃとか、早く決めて動かないと、と思っちゃったりするんですけど、実は焦って答えを出そうとするとうまくいかないこととか、余計にこじれることがたくさんあるのも、キャリアや人間関係だなと思います。
なので今日は「寝かせた方がいいこと」というテーマにもとづいて、私自身はキャリアと人間関係については、焦ってすぐに答えを出そうとしたり、誰かに答えを求めないほうがいいという、そう思うに至った所感を共有できればと思います。
これを考えるときに何が難しいかというと、ちゃんと考えて、ちゃんと結論を出したほうがいいこともあるじゃないですか。
すぐに答えを出さないほうがいいことと、ちゃんと考えて、いったん仮置きでもいいから、何らかの自分なりの考えをまとめたほうがいいことの違いって何だろうなと思った時に、私は目の前の自分の安心が先立っちゃうときは要注意だなと思います。
なんですぐに答えを出したいかというと、自分がスッキリしたいとか、自分が安心したい、状況そのものに対してではなくて、自分自身の今今の心のスッキリとか、心の安心を求めて行動しそうになっちゃう時は、寝かせた方がいいケースの一つの判断軸だなと思っています。
「自分が安心したい」と思って動くことは、なかなかうまくいかない
例えば、人間関係で考えるとすごく分かりやすいと思うんですけど、相手がいるシーンで何かモヤモヤしたとするじゃないですか。
ここでもし自分がスッキリしたいとか、自分が安心したいということが優先されちゃうと、相手を変えようとか、相手を正そうとしちゃうんですよね。
例えば、パートナーの何らかの行為や状態にモヤモヤしましたというと、「あなたにだめさ加減に気づいてほしい」とか「あなたは不足や課題を認識すべきだ」といったこれは、変えよう、正そう、分からせようとする典型的な考え方じゃないですか。自分がスッキリしたいし、自分が安心したいがために、スピーディーにそれを手にしようとするためには、相手に変わってもらうか、相手に正してもらうか、相手に分かってもらうしかない、こういうふうな考えや行動になっちゃうんですよね。
ここまで聴いてもらうと分かる通り、こんなふうに相手に対応しようもんなら、たぶん余計にこじれるじゃないですか。
なので人間関係において、例えば、自分がモヤモヤを抱えたくなくて、自分がスッキリしたい、自分が安心したいという考えのもと、すぐに答えを出そうとすると、相手を変えよう、正そう、分からせようという行動になっちゃって、結果的にうまくいかないことが多いので、こういうケースはいったん寝かせるということが私はすごく有効だなと思います。
寝かせてみると、自分の感情が落ち着いてきたり、感情が落ち着いて少しでも余裕が生まれると、「そうか、相手もこういう状況だったかもしれないな」とか「相手もこういう気持ちを持っていたかもしれないな」「客観的に見て、私の関わりにも何か課題があったかもしれないな」こういうことが思い至れるようになるじゃないですか。
なので、人間関係において、自分がスッキリしたい、自分が安心したいがために、相手を変えようとか、正そうとか、分からせようという行為は、たぶんいったん一呼吸を置いて寝かせた方がいいことの典型だなと私自身も思うようになりました。
なぜなら、早くスッキリしたくて動いて失敗したことがたくさんあるので。
こんな感じですね。
今は人間関係について言いましたけど、たぶんキャリアとか、自分自身の今後についても、同じように寝かせた方がいいこともあって、その判断軸はどこかというと、自分が安心したいという思いで動こうとしているかどうか、ここにあるなと思います。
人間関係とどう違うのかというところなんですけど、例えば、キャリアとか、「今の選択はこれでよかったっけ?」という中で、迷うことってたくさんあるじゃないですか。
「今のままでよかったっけ?」とか、「あの時のこの選択って正しかったんだっけ?」「この状況で私、大丈夫?」もっと言うと、「今、私は幸せなんだろうか?」とか、こういったことを考える時って、自分が安心したい、だからそれを考えたいし、答えを出したいというメカニズムがありますよね。私もあります。
こういうシーンにおける自分が安心したいって、結局、今の自分に自信が持てない、今の自分の状態に自信が持てないとか、今の状態につながる過去の選択に自信が持てないということと、密接につながっているので、そういう時に、現状を評価して答えを出そうとしても、大概いい答えは出てこないんですよね。
「あの時のあれが駄目だった」「今のこういう状況に課題がある」「だから今のままじゃいけないかもしれないけど、どうしていいのか分からない」こういうループを回るだけになっちゃうので、キャリアにおける「自分が安心したいから答えを出したい」という感情は、必ず今の自分や状況に自信が持てないというものとセットになっているので、こんな中で答えを出そうとしても、良い答えが出るはずもないというところは言えるなと思っています。
たまに引き出して考えて、自分なりの解を探求し続ける
なので、そういった状況下で答えを出したい気持ちはものすごく分かるんですけれども、寝かせるとはどういうことかというと、一つは放置するんですよね。
置いとく。何もしない。ただそういう思いがそこにあるだけの状態にする。
ちょっと余裕が出てきたら、そういった中で自分自身の感情を味わうということがあっていいかなと思います。
例えば、客観的に自分を見る。「ああ、私は今、こういうことを考えているんだな」とか「こういう状況だから、こういった感情を抱いているんだな」今の状況とか心境を自分で受け止める。これがたぶん「味わう」みたいなことができるようになった段階で、そういった中でも答えってすぐに出ないんですけど、たまに考える、経験が増えたり違う視点が得られたりすると、「今の私だったらどう考えるだろうか?」という、この内容っていろんな経験やいろんな状態やコンディションによって進化していくと思いますので、たまに引き出して考えて、自分なりの解を探求し続けるというところが、たまに考えるということかなと思います。
答えの出せないいくつかのテーマを抱え続けることができるようになる
私自身は「寝かした方がいいことってあるな」と思えるようになって何年かたつんですけれども、そういうふうになって思うことは、モヤモヤすることに強くなるという状態があるんだなということが新たな発見でした。
すぐに答えを出すことだけが選択肢ではないと分かるし、今は答えを出せないこともあるということを、結構前向きに受け取れるんですね。
モヤモヤを抱え続ける自分もそんなに嫌じゃないという状況に至ることができまして、テーマによっては今の自分のコンディションでは答えを出せないこともあるし、今の自分の経験値や視点では無理なこともあるし、今の自分が持ってる情報では答えが出せないこともあるということを、割りとフラットに受け止めて、答えの出せないいくつかのテーマを抱え続けるということができるようになって、それは私は嫌じゃない自分自身の進化だなと思えるようになりました。
皆さんもきっとそんなテーマをいくつかはそれぞれが抱えているんじゃないかなと思いますけれども、モヤモヤを抱え続ける、持って歩けるということも、そんなに悪いことじゃないよ、こんなメッセージが今日は伝えられるといいなと思いました。
ということで今日は、『#寝かせた方がいいこと』について、小田木所感を雑感的に共有させていただきました。
最後までお聴きいただきありがとうございます。
それでは、今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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