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#572 対話や1on1を「難しくしない」3つの心得

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、復職後の仕事が3倍楽しくなるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週もまた新しいタイトルコールでスタートしております。
タイトルコールにある”仕事が3倍楽しくなる”という触れ込みのオンラインスクール育休スクラですが、次回は9月に開講を迎えまして、参加してくれる仲間を大募集しております。
おもしろそうだなとか、お近くにいる方で、たぶんこういう情報を知ったら面白がるんじゃないか?という方がいらっしゃったら、育休スクラのオフィシャルサイトでオープン説明会の予約ができるようになっておりますので、どんなところかしらという好奇心で構いませんので、遊びに来ていただけると嬉しいです。

対話や1on1を難しくしない心得

今日の放送は、私の個人的学習メモを共有させていただきたいと思います。
タイトルをつけるとしたら、”対話”ですかね。
対話とか1on1を難しくしない心得、これがめっちゃ大事じゃんと思った刺さりポイントがありますので、共有させていただきたいと思います。

どこから学んだか?ですが、私たちが運営するオンラインスクール育休スクラは、カリキュラムを修了しても、引き続き卒業生同士のつながりはずっと持続して、毎月一回、卒業生で集まる任意参加の勉強会があります。
月一夜勉強会ですね。
子どもを寝かしつけてから駆け込んでくる方も多く、それでいてめっちゃ元気。なんと奇特な人たちの集まりだという、月一夜勉強会が楽しいのですけれども、今月6月は、以前、90分腹落ちセミナーのゲストにも登場してくださって、Voicy対談にも登場してくれた、ZOZOで組織開発を担われている小金蔵人さんが、ゲストとして来てくださったんですよね。
#529 やりたい仕事がないならつくろう 株式会社ZOZO・小金蔵人さん対談)
対話といえば小金さん、小金さんといえば対話。
それでいて、超フランクで面白い方なのですが、小金さんが、ほぼスッピンパジャマの私たちの女子会に来て、対話についてみんなでワイワイ対話するという面白い機会を一緒に作ってくれました。

ちょっと前置きが長くなりましたけれども、この回で私小田木が、個人的にはこれはめっちゃ大事と思ったメモを今日は共有させていただきたいと思います。
タイトルをつけるとしたら、【対話や1on1を難しくしない心得3つ】こんな感じですかね。

分かり合えないのがスタート

一つ目が、分かり合えないがスタートだよ。
こちらでございます。
対話や1on1をやっていくと、話しても分かり合えない、考え方が相手と違う。こういう悩みって、すごい持ちがちだと思いますが、これに対しての小金さんの教えは、分かり合えないがスタートだよ。
要は、違って当たり前じゃないですか、私たちは一人一人違うので。
さらに、一回話して、すぐに分かり合える、埋まることって、普通にないですよね。
なので、分かり合えないことに悩むよりも、ここがスタートなんだな、ここから始まるんだな。それが普通だよ。
これはめっちゃ勇気づけられませんか?
むしろ言われたのが、相手のことを知っているつもり、分かっているつもりで交わされる対話は危険です。
分かり合えないし、知らないがスタートなので、それが前提にあるからこそ、知らないから教えてねというスタンスで臨めるよね。
これも腹落ちしかないなと思いました。
一つ目は、分かり合えないがスタートだよ。

かみ合わないにヒントがザクザク

二つ目は、かみ合わない、この状態にヒントがザクザクだよ。
表現は私が勝手につけていますので、小金さんのまんまの言葉でないことをご容赦ください。
これはどういうことかというと、よく出てくる悩みに、話したいことが相手とかみ合わないとか、考えたいことがずれる、こういう悩みは多いですよね。
例えば、部門が違うとなかなかかみ合わないとか、上司・部下で立場が違うと、これまたずれちゃう。
いわゆるイシューずれ、そういう感じですよね。
これも、その状態がだめだ、難しいんだという前提ではなくて、ズレこそヒントじゃない?ずれるものだし。
ずれてる状態からスタートすることを前提に置くのが、同じなんだなと思いました。
ずれている状態からどうするかというと、ずれを解消しにいくのではなくて、相手の景色を見にいく
意見の向こう側を聞きにいくことが、ずれている状態で必要な対話なんだなと思いました。

分かり合えなくても、理解はできる。これが小金さんのスタンスだったんですね。
なので、「ずれている。普通、ずれるよね?部門や立場が違うと。」これを前提において、相手はどんな景色を見ているんだろう?そして、相手が主張している意見の向こう側には、どんな事情だとか、どういった状況があるんだろう?
これが、意見の向こう側を聞きにいくことですよね。
ここからだよ。
いきなりイシューを一致させにいかない
かみ合わないことに過剰に悩まない
これが二つ目の刺さりメモでした。

解決してあげなきゃじゃなくていい

最後、三つ目は、「解決してあげなきゃ」じゃなくていい。
言い換えると、対話に臨むにあたって、解決志向になってないですか
これも、すごく重要な前提だなと思いました。
例えば、相手に相談されたとか、相手が自己開示してくれたというと、自分はそれに対して答えを持っていなきゃいけないとか、適切な返しをしなきゃいけない、いずれにしても、なんとかしてあげなきゃいけない、こうやって過剰に解決思考になったり、解決してあげなきゃという責を負ってしまうと、対話ってそこで止まっちゃいがち
むしろ、対話じゃなくて、問題解決のための議論になってしまうので、そうではなくて、解決しなくていい
こう言われて初めて、私たちがつい目の前の問題をどんどん解決しなきゃという解決志向が、いかに強いか?ということに、ハッと気づかされますよね。

じゃあ、解決せずにどうするのか?ですが、自分でボールを持ちすぎずに相手に返していくキャッチボールをしていくのが、たぶん対話の段階で必要になるのかな。
例えば、「どう感じている?」とか、「何が問題だと思う?」、「どうしてほしい?」、「私に何か期待することがある?」こうやって双方向に伝え合う聞き合うことを進めていくことで、おそらく結果的に、どう解決していくのか?もしくは、どうしてほしいのか?が、拙速に答えを出すよりも、本質的なテーマに行き着くんじゃないかなと思いました。

誰も何も責めない、やさしい世界観

これが、”対話や1on1を難しくしない心得”だと、私が思った刺さりメモ3つですね。
分かり合えないのがスタートだよ。
かみ合わないにヒントがザクザクだよ。
さらに、解決してあげなきゃじゃなくていいんだよ。
この3つ。
3つ並べてみて思うのは、すごいやさしい世界観だなと思いました。
そんなふうに思いませんか?
誰も責めてないし、何も責めてないんですよね。この考え方って。
例えば、対話がうまくできない自分、苦手な自分も責めてないし、価値観が違う相手も責めてないし、もっと言うと、対話の結果そのものも、良い対話、悪い対話だと責めてない。
すぐにうまくできなくて当たり前ですよ。
何回も対話して、初めていろんなことが少しつかめてくる。そういうもんですよ。みたいな感じで、結果そのものを責めてないんですよね。
すごく優しい世界観。
ということは、私たちが誰かと対話していく、相手を理解しようと話をしていく上で、自分も含めて何かを責めてはいけないし、否定してはいけないし、「〇〇しなきゃ」と、とらわれてはいけない。
こういったものを手放した時に、本当の意味で良い対話ができるようになってくるし、対話という道具を便利に使いこなす状態に近づいていけるんじゃないかなと思った次第です。

それにしても、小金さんがめちゃくちゃ面白いんですね。
小金さんといえば、Twitterとか小金さんのnoteでいろんなことをつぶやいていらっしゃいますので、こういった対話とか、組織づくり、チームビルディングのテーマに興味がある方は、小金さんのSNSなんかも見に行くといいんじゃないかなと思いました。

小金さん、本当にありがとうございます。
ということで今日は、対話についての小田木個人の刺さりメモを共有させていただきました。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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