#817 自分の「人生のハンドル」は手放さないでおこう
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
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今週も金曜日がやってきました。
皆さん、一週間お疲れさまです。
今週はどんな一週間でしたか?
#私が守りたいもの
今日の放送は、最近、ゆる金放送を配信してまいりましたが、ゆるいネタもそろそろ尽きたなということで、今日はVoicyさんのハッシュタグ企画にのっとって、また放送させていただきたいと思います。
今週のVoicyさんのハッシュタグで、「私が守りたいもの」というキャンペーンを展開されてたのを、皆さんはご存じでしょうか?
金曜日ながらですけれども、私もこのハッシュタグにのっかってみようかなと思います。
それにしても、『#私が守りたいもの』なんという壮大なテーマなんでしょうって感じですよね。
大きなところでは、地球とか平和とか、目の前のことなら、ささやかなこの時間、大事な人とのつながり、いろんな切り口があると思うのですが、今日、私はこの切り口でいこうと思います。
私が守りたいものは、人生のハンドル
私が守りたいものは、人生のハンドルです。
何のことなのか、よく分からないですよね。これだけを聞いてもね。
運転免許証ではないですよ。
人生のハードルとは、言い換えると、自己決定権とか、選択する意思、自分で決めるという、意思と行動のことですかね。
私自身は、人生のハンドルを自分で握るのか、それとも人に渡すのか、誰かに委ねちゃうのかによって、結構幸福度って変わるんじゃないかなと思っていまして、そんな観点からも人生のハンドルは手放さないようにしたいな、守りたいなと思いますし、例えば、パートナーや子どもや大事な関わる人には、自分の人生のハンドルを握り続けられるように、応援したいなと思っています。
ちなみに、自己決定権というと、結構大きな選択とか、でかい決断みたいなものをするイメージがないですか?
転職とか、進学とか、そういった大きな選択のイメージがついて回るかもしれないですけど、それももちろんありますけど、私は、毎日の小さな選択の一つ一つもめちゃくちゃ大事だなって思っています。
例えば、今日、何を食べるか?何時に寝るか?これも小さな選択ですし、もっと大事な選択は、何かことが起こるじゃないですか。目の前でいろんなことが起こりますよね。起こったことに対して、私は怒るのか悩むのか、それともスルーするのか、起こったことに対してどう反応するかを決める・選ぶ。これも大事な自己選択だと思うんですよね。
例えば、目の前で子どもがおみそ汁をこぼした。やめてと言っているのに、ふざけていてこぼした。
怒るのか、淡々と拭くのか、それとも自分で片付けるのを手伝うのか?
選ぶ間もなく、「もう!」と言っていることのほうが多いのですが、起こったことはコントロールできないけれども、どう反応するかは自分で決められる。
こう思って、自分自身の反応を選択していくことを、私は人生のハンドルを握るという大げさな表現でしているのですが、めっちゃ大事なことだと思うんですよね。
起こることはコントロールできないけど、どう反応するかは選択できる
起こったことに対していろんな選択をして、その後も、起こってしまったことにこだわり続けるのか、それとも忘れようとするのか、消化して受け止めるのか、誰かの力を借りて向き合うのか、これもやっぱり選択だと思うんですよね。
なので、人生のハンドルを握り続けるということは、起こることそのものはコントロールできないけれども、どう反応するかは自分で決める。
それをどう解釈するのか?とか、どう受け止めるのか?とか、その後、引っ張るのか?それとも手放すのか?ここは自分で決められる。
そんなふうに思っています。
私の体感値では、日々、目の前でいろんなことが起こるじゃないですか。
「望んでいないよ、それは」とか「選んでないんですけど」ということのほうが圧倒的に多いと思うんですよね。(小田木所感)
私の体感値でいくと、起こることの95%ぐらいは、自分で選んでもないし、望んでもないことのほうが、圧倒的に多い気がするんですよね。
自然発生的に起こることは、もちろんコントロールができないし、もっと言うと、他者がどうくるか?みたいなことも、ほぼノーコントロールですよね。
自分なりに納得感を持って毎日を過ごすために
これが毎日の常だと思うのですが、それでも人生のハンドルを握るということは、どういう状態から抜け出したいと思っているのかというと、起こったことに対して、当然望んでないことや選んでないことが大半なのですが、「今の状況は環境のせいだ」とか、「自分では、どうしようもできなかった」と思い続けて、その状況にどっぷりつからされちゃうのは、やっぱりしんどいじゃないですか。
つらい状況にも近いかなと思うので、そんなアンコントローラブルな日々で、自分なりに納得感を持って毎日を過ごすために、人生のハンドルを自分で握っている感覚、自分で選ぶということが、結構大事だなと思っています。
結局、選ばざるを得なかったことも、多々ありますよね。
「こうするしかなかった」とか「こうにしかならなかった」ということもあると思うのですが、例えば、Aの会社に行きたかったけれども、結局、入れたのはBだったとか、本当はAの選択肢を取りたかったけれども、Bを選ばざるを得なかったということもたくさんあると思うのですが、こういった状況でも、選ばざるを得なかったことを悲観するよりも、選んだ時点では正解か不正解か決まってないので、選んだほうを正解に変えるという意思を持つかどうかは、少なくとも選べる。
そんなふうに考えられたらいいなと思っています。
固定概念にとらわれて、実は自分で選んでいないのは注意
ちなみに、人生のハンドルを握ろう説の中で注意ポイントが一個あるのですが、私の経験上、実は世の中、自分で決めているようで決めていないことって結構たくさんあるなと思うんですよね。
自分では自分で決めているようで決めてないこととは、どういうことかというと、「こうにしかならなかった」とか、「これはこういうものだ」「みんながそうしているから、普通はこうだ」「私もこうあるべきだ」といった思い込みとか、固定概念にとらわれているがゆえに、自分では選んだつもりでいても、実は自分で選んでいないことって結構たくさんあるんじゃないかなと思います。
例えば、「リーダーなんだから」とか「女性なんだから」「男性なんだから」「親だから」「母親だから」「今は仕事より家庭を優先するべきだ」とか、「今の状況ではフルタイムは難しいから、時短勤務にすべきだ」とか、もちろんそうしたくてそうしているのは、ベリーグッドだと思います。
ただ、本当はそうじゃない希望を持っている自分がいるにもかかわらず、「こうしなくてはならない」といった思考の中で、決めることを自分で決めているようで決めていないということも往々にして起こると、私はとらえているのですが、そういう状況には注意が必要だなと思っています。
そんなふうに考えているものですから、今日の『#私が守りたいもの』に付随して自分なりに考えると、私は人生のハンドルを握り続けることは守りたいなと思っていて、なぜならば、どんな状況にあったり、それが思い通りにならない状況だったとしても、自分で選んだと納得できる人生は、きっと振り返ってみると良い人生だと言えるんじゃないかな。
そんなふうに思って、やっぱり人生のハンドルかなと考えています。
皆さんが『#私が守りたいもの』を急に問いかけられたら、何が頭に浮かびますか?
私も、植物ライフとか、フクちゃんとの時間とか、家族との応援しあえて笑いあえる関係性とか、漫画文化とか、守りたいものが他にもいろいろありますけれども、今日は人生のハンドルということで放送させていただきました。
関連過去放送のご紹介!
この「人生のハンドルが大事だよ」に付随する放送を、過去にVoicyでもいろいろしていまして、過去放送も一つ、紹介したいなと思います。
ちょうど2年前の放送ですけど、『#225 「環境さえ変われば」で見えなくなるもの 今日がいい日かどうかは自分で決める』こんな放送もありますので、人生のハンドルを握るというテーマに関心や共感がある方は、よかったらこっちの方も聴いてみてください。
放送にリンクを貼っておきます。
それでは、最後までお聴きいただきありがとうございます。
今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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