見出し画像

#670 「忙しいアピール」は良いこと?それとも悪いこと?

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。

今日の放送は、「忙しいアピール」という言葉があるじゃないですか。
「忙しいアピール」って、良いこと?それとも悪いこと?
こんなテーマで放送したいと思います。
皆さんは、「忙しいアピール」をする、もしくは、仲間がしている状況を思い浮かべた時に、どんなことや感情が頭の中に浮かぶでしょうか。
こんなことを取り上げて、今日は放送したいと思います。
それでは、本編をお聴きください。

この放送は、今年で30周年を迎えるLenovo『ThinkPad』の提供でお送りします。

『ThinkPad』30周年記念モデルが気になる

今日もLenovoさんの『ThinkPad』30周年記念のタイトルコールでスタートさせていただきました。
私もスムーズに読めるようになってきておりますでしょうか。
ちなみに、私がこのタイアップをきっかけに、ThinkPadを使わせていただいているのですが、だいぶThinkPadユーザーとして、すっかりはまりつつある私がおります。
くれぐれも言わされてませんので、皆さん、そこのところ、よろしくお願いします。
パソコンそのもののさくさく動く機能はさることながら、私が今、いいのは、カメラがいい。
良い顔色で、みんなとミーティングしたり、お会いすることができるというのが一つと、これは感覚の話なのですが、キーワードが指に吸い付くような気がするんですよね。
肌触りがいい。打ち心地がいい。
そんなところで、毎日、快適にThinkPadとのお仕事生活を送れておりまして、実は私、30周年記念モデルがとても気になり出しているという今日この頃です。
私はまだ、ThinkPadユーザーとしては初心者なのですが、「私もThinkPadなんですよ」という方がいたら、なぜThinkPadがお気に入りなのか、ちょっと聞いてみたいなと思っています。
ちなみに、気付いている方と気付いていない方がいるかもしれないですが、両立サプリのチャンネルに、今月はタイアップ期間を記念して『ThinkPad』のロゴがあるんですよね。
このロゴはなんとクリックができるようになっていまして、クリックすると30周年記念のウェブページにとぶようになっていまして、「小田木さんが欲しがっている30周年記念モデルはこれか」と、見られるようになっていますので、もし興味がある方は、見ていただければと思います。
どうしようかな、すごい迷うなと、そんなことを考えている今日この頃です。

「忙しいアピール」は良いこと?それとも悪いこと?

本題にいきましょう。
「忙しいアピール」は、良いこと?それとも悪いこと?というテーマですが、これは実は放送のきっかけがあります。
このチャンネルでおなじみの沢渡あまねさんが、先週、「小田木さん、最近、僕のTwitterでみんなで話題になったテーマがあるんですけど、よかったらVoicyで取り上げて、小田木さんの意見も聞かせてください」といったテーマが、まさに「忙しいアピール」は良いこと?それとも悪いこと?だったんですよね。
沢渡さんのTwitterのリンクも貼っておくので、元はどんな感じか見ていただければと思うのですが、要約するとこんな感じです。

沢渡さんが、「忙しいアピールは、僕は悪いとは思わない。忙しいものは忙しいし、むしろそういったことがちゃんと発信できるのは健全だ。」と。
「問題は、忙しいことそのものじゃなくて、目先の仕事に追われちゃって、中長期的なテーマに取り組む余白がなくなっていることじゃないのかな。自分がつぶれちゃったら元も子もないから、やっぱり忙しいアピールというのは、健全で、悪いことだとは思わないよ。」こんなつぶやきをされていました。

私も、まったくその通り同感だなと思います。
ただ、「だよね、その通り」で終わっちゃうと、以上になってしまいますので、沢渡さんの「忙しいアピールが悪いと思わない、忙しいものは忙しいし、問題なのは忙しいことそのものよりも、目先の仕事に追われちゃって、中長期的なテーマに取り組めないことや、忙しさを押し殺して、自分のコンディションに影響が出ちゃうことじゃないかな」じゃない切り口で、他にどんな事が考えられるかなというところを、私も一緒に考えてみたいなと思います。

「忙しい」という発信を“アピール“だと捉える空気から逃れよう

皆さんはどう思いますか?
「忙しいアピール」を良いことだと思って積極的にやっている方もいれば、実は、「悪いことだと思わないけれども、なかなか難しいな」みたいな感じで思っている方もいるんじゃないかなと思います。
以下は小田木所感ですが、私は「忙しいアピール」が良いか悪いか、それよりも実はもっと前の段階で、忙しいという発信に対して、それをアピールだと受け取ってしまう空気や関係性に問題があるんじゃないかなと思います。
忙しいアピールの良し悪しではなくて、忙しいという発信をアピールだと受け取っちゃう空気が関係性というところですね。
私も含めて、こういう経験はないですか?
忙しいと言っている人を見た時に「なんか大げさじゃない?」とか、「仕事をこれ以上増やしたくないのかな?だから忙しいって言っちゃってるのかな?」とか、一方で、「私だって忙しいのに」とか、「私は言えないけど、言える人はいいよね」「もっと工夫してやればいいのに」もしくは、「あなたの立場だったら、それぐらいやるべきでしょう」こんな感情が湧き上がってきた時、もしくは、そう思っちゃったことってないですか?
私は過去にあります。
そう思っちゃったことがあるからこそ、今、振り返ると、そう思ってしまっていた自分に課題があると思いますし、そういう感情が、忙しいと言うことを「アピールじゃないの?」と思ったり、あんまりいいことに思わない空気を生み出す自分も、一人になっちゃっていたなと思います。
空気って怖いですよね。
空気に飲まれて、そういうふうに思ってしまうのもあるし、自分がそう思うことで、そういう空気を作り出してしまうこの怖さよ。

今、冷静に考えられるようになって改めて思うのは、とある事象に対して、どう感じるか、どう思うか、どうリアクションをするのかは、一個一個が全部その場の空気、相手との関係性を作り出しているんですよね。
ということは、「そういう関係性だから仕方がない」とか、「ここはこういうチームだから仕方がない」と思う気持ちもあるかもしれないですけれども、改めてどういう状態が望ましいか考えながら、これまで自分がされてきたリアクションをするのではなく、自分が発信する側だったら、してほしいリアクションをしていくことが大事なんじゃないかな。
そういったリアクションがとれるようになると、自分もちゃんと発信すべきことを発信できるようになる。
みんながみんな、発信すべきことを発信し合って、忙しいというのは、結局個人の問題ではなくて、チーム全体の課題であるので、「チーム全体の課題だよね」「自分も一人の当事者だよね」と、仲間の忙しさを一緒になってとらえながら、どう対処すべきか、どう工夫していけたらいいか、考えていけるようになるんじゃないかなと思います。
ちょっと話が逸れたような気もしますが、まずは、忙しいアピールというキーワードを、自分はどう受け止めているのか、客観的に見てみるというところは、私はヒントになるんじゃないかなと思います。

誰かが忙しいということは、個人の問題ではなくチームの課題

そして、忙しいという仲間の発信に対しては、これって精神論じゃないですよね。
「忙しいと思うから、忙しいんだよ」とか、「みんな我慢しているのに、一人だけなによ?」こんなふうに考えたり、そういった感情を湧き起こしたところで、問題は何も解決しない。
そうであれば、自分も含めて、チームの誰かが「忙しい」「余裕がない」という状態に陥っているということから、もっとポジティブに発想していけたらいいなと思っています。
一つは、ヘルプシーキングの実践の機会ですよね。
誰かが忙しいということは、個人の問題ではなくて、チームの課題であるという受け止め方ができると、じゃあどう連携していくのか、その課題をどうやってみんなで解決していくのかという取り組み方ができると思いますし、あともう一つは、自分も含めての誰かが、忙しくて余裕がない状態には、チームにとって重要な情報が詰まっているんじゃないかなと思います。
例えば、「みんな、コンディションはどう?」ということを確認し合うきっかけになったり、チームとして投じるべきことに時間をちゃんとかけられているのか?まさに沢渡さんが言ったように、「みんな、目先の仕事に追われちゃって、今、本来やるべき大事なことに時間がかけられていないね」という課題を発見する機会になるかもしれないですし、「そもそも、この仕事のやり方はオッケーだったっけ?」そこを見直すきっかけになるかもしれないし、「そもそも、うちらのチームの稼ぎ方って、これでよかったっけ?」そういう意味では、「チームって何が成果で、どこにちゃんと時間がかけられたり、力がかけられてたらよかったんだっけ?」こんなことを問い直すきっかけも、もしかしたら誰かの「やばい、忙しいです、余裕がないです」という一言から生まれてくるかもしれない。
そういう意味で、昨日までの延長線上にないいろんな発信だとか、起こる出来事を、チームみんなで抱えてシェアして、適切な手を打っていけるようなチームで仕事をしたいなと思いますし、そういった関係性を築いていけるように、自分も望ましいリアクションをしていくことができたらいいんじゃないかなと思います。

沢渡さん、いかがでしょうか。
ワイワイ対談にしてもよかったななんて思ったのですが、投げ込み、ありがとうございます。
そんな沢渡さんの原文ツイッターを放送にリンクを貼っておきますので、よかったら皆さん、コメントやリツイートなどしながら、ぜひ皆さんのご意見も発信いただけたらと思います。


最後までお聴きいただき、ありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
*育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|育休スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko
*YouTube|小田木朝子の今日のワタシに効く両立サプリ*育休スクラ|https://www.youtube.com/channel/UCT8k-TH1TMSJVbMPMXxFQBA