#563 ペラペラの動機もちゃんと育つから大丈夫
おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、両立期にぶつかる三つの壁を乗り越えるためのオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。
michinaruラジオにお邪魔しました
今日は、先週出演させていただいた、ラジオ対談の紹介と、そこから私が個人的に考えたことを共有させていただきたいなと思います。
まず、どんなところに呼んでいただいたのかですけれども、michinaru株式会社さんが運営するmichinaruラジオという企画に呼んでいただきました。
5月の土曜スペシャル対談に登場いただいた、横山佳菜子さんが共同代表されている、あのmichinaruさんですよね。
初めて聴かれた方のために、ちょっと補足をさせていただきますと、michinaruさんは、企業の新規事業開発を外からお手伝いする事業をしている会社になります。
自分たちの音声メディアとして、michinaruラジオがあるのですけれども、これは、「事業を創る人と組織を探索する」をテーマにして対談をする番組といった触れ込みでしたので、どんなシャキシャキの場なのかな?と思って参加をさせていただきましたが、これが見事なアットホーム感でしたね。
横山さんが、通称”カナブン”なんですよ。
”カナブン”さんになっていて、同じく代表の菊池さんが、通称”ジョージ”さん、michinaruラジオの企画運用をされている若林さんが、”じゅんじゅん”さんということで、ジョージ・カナブン・じゅんじゅんの3人のアットホームなmichinaruラジオにお邪魔をしてきたという感じになります。
この時点で、カジュアル感が半端ないですよね。
本当にカジュアルでアットホームな場でした。
何の話をさせていただいたかというと、先週公開の前半と、昨日公開された後半の二本立てになっているのですけれども、私自身の紆余曲折と、流れの中でできていった、一本道ではないずっこけキャリアと、そして今オンラインスクール育休スクラを含めた、人に係わる事業をさせていただいているのですけれども、この事業を新規事業として立ちあげるプロセスで見えた景色といったものを、対談という形でいろいろあけすけに話をさせていただいたという、そんな企画になります。
話してみて思うのですけれども、本当にサクセスストーリーでも、キラキラストーリーでも、なんでもないんですよね。
じゃあ、どんな話かというと、”本音にまみれた泥臭話”こんな感じの対談に仕上がったかなと思います。
ジョージさん・カナブンさん・じゅんじゅんさんの雰囲気が、めちゃくちゃ話しやすくて、ついついいろいろ喋ってしまいました。
思い出すことによって気付けたこと
今日のVoicy放送は、そんな対談の振り返りを、私個人的にもできればと思うのですけれども。
どんな観点からかというと、聞いてもらうという場があったおかげで、私も今、かなり目の前のことに集中してますし、その先のことに向けてどうしようかなと考える日々なのですけれども、久しぶりにじっくりと自分自身のプロセスを振り返ることができたなと思いますので、その中で「ああ、こうだったな」と思い出したこと、そして思い出すことによって気付けたことを簡単にシェアさせていただければと思います。
まず一つは、私が今所属する株式会社NOKIOOという会社が、ちょうど今12期目を迎えるのですけれども、私自身は、この会社が立ち上がった時からの創業メンバーになります。
皆さん、会社の創業メンバーと聞くと、どんな人をイメージしますか?
まずは、責任感とリーダーシップにあふれた、アグレッシブな人物を想像すると思いますし、これまで仕事をしていた会社を辞めて参画するというと、それなりの覚悟か、もしくは、大きいビジョンを持って参画する人を想像するんじゃないかなと思います。
でも、改めて振り返ってみて、12年前、創業に参画した私を思い浮かべてみると、まず一つ、当時も仕事をするのは好きでした。ただ、好きの理由が、目の前の仕事をこなして、これが終わっていくのが気持ちいい。だから仕事って楽しい、好き。こんな感じの好き度合いだったなと思います。
さらに、当時の私は、プレーヤーとして仕事をするのが、一番楽しいなと思っていました。
リーダーとして責任を背負うよりも、そんな責任感のあるリーダーの下で自由に動いて、自由に仕事ができる、この立場が一番楽しいなと思っていましたし、さらに、会社を立ち上げるということで、仲間と一緒に作った会社の方向性・ビジョン・そこに込めた想いはあるのですけれども、たぶん私は、仲間が気付いた想いに共感をしていただけだったな。
そこに自分が内側から「本当にこれがやりたい」と思うような、強い動機じゃなかったなと、今振り返ると思います。
言うなれば、ぺらい動機しかなかった。
会社が立ち上がるときもそうですし、もっと言うと、新しい事業を始めないといけない、新規事業を立ち上げる必要性がある時も、「そうだよな。必要性があるよな。だからやんなきゃな。」こういうヒラヒラな動機だったなと、今振り返ると思います。
ペラペラの動機もやりながら育っていく
でも、逆を言えば、すごい面白くないですか?
言い換えると、最初はそれでいいんだという感じですよね。
「〇〇だからだめ」じゃなくて、例えば、目の前の仕事を終えるのがやりがいだった、プレイヤーでいるのが一番楽しいと思ってた、ぺらっぺらの動機しかなかった。
それでも、やっていくうちに、人って変われるんだな。
そんなふうに思いましたし、ジョージさんたちのお仕事は、特に大企業や大きな組織の中で、会社員として新規事業を担う人たちや、そのチームづくりを支援するということを、お仕事にされていますので、そういった仕事をいくつもいろんなケースを経験する中で、「むしろ、そういう人ばっかりですよ。はじめは。」と、ジョージさんたちにそんな感じで言っていただいて、そうだよなと思ったんですよね。
ということは、スタートがどうであるか以上に、やってみる、やってみる中で変わればよい。
やりながらの変化を楽しむということって、事業そのもののやりながらの変化を楽しむこともそうかもしれないですし、自分自身のやりながらの変化を観察して楽しむ、こういうことにもつながるんじゃないかなと思いました。
さらに、新しいことを始めてみると、だいたいのことが、思っていたのと違うんですよね。
たぶん、新規事業もそう。転職や異動もそう。もっと言うと、出産みたいなライフイベントもそうだと思うのですけど、経験のないことって、やってみると、大概思っていたのと違う。
私の場合は、新しい事業を始めてみたときを振り返ると、思っていたのと違うって、どんなことあったかなというと、まず、計画が大事だと思っていたけれども、経験のないことを計画するのは難しいので、まずやってみるということが何より大事なんだなと。
これが考え方が180度変わったことですね。
ちなみに、シーンによって計画が大事なシーンもありますので、くれぐれもそこはうまく使い分けてください。
さらに、自分が仕事に対して持つやりがいそのものの形も、どんどん変わっていくんだな。
最初はペラペラだった動機も、やりながら育っていくんだなということが、すごくよく分かりました。
そういう意味で、やる前には想像のついてなかった景色が見えるって、こういうことなんだな。
それが、新しいことを始める一つの醍醐味なんだな。
そんなことを振り返ることができました。
忙しい毎日の中で、そんな貴重な振り返りの時間を与えてくれた、ジョージさん・カナブンさん・じゅんじゅんさんには、今回本当にありがとうございますとお礼をお伝えしたいなと思います。
誰かに聞いてもらって振り返る、誰かと対話しながらわいわい振り返るという経験はすごくいいなと、そんな体験ができた機会でもありました。
そんな本音の泥臭話、michinaruラジオさんの私の対談回が、前編・後編共に今公開をされておりますので、そんな話もちょっと聴いてみたいかなという方、ぜひmichinaruラジオの対談放送をお聴きいただければと思います。
この放送にリンクを貼らせていただきます。
Webのブラウザからも聴けますので、よかったらゆるっとしたラジオ代わりに聴いてみてください。
それでは、お聴きいただきありがとうございます。
今日も一日良い日にしましょう。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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