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#1076 問題が改善されない組織にいる”3匹のサル”(木村哲也さん対談①)

おはようございます。
今週も土曜スペシャル対談の日がやってまいりまして、今日もまたどえらいスペシャルゲストにお越しいただいてます。
本当に私もドキドキしていますけれども、今日は旭鉄工株式会社の代表取締役社長をされている木村哲也さんに来ていただいてます。

(小田木)木村さん、よろしくお願いします。

(木村氏)よろしくお願いします。

(小田木)ようこそこのチャンネルに来ていただきまして、ありがとうございます。

(木村氏)こちらこそありがとうございます。

(小田木)おそらく聴いている方の中では、社名を聞いたことがある方は少ないと思うんですけど、皆さん、本当にスペシャルなんですよ。
まず、木村さんはいろんなメディアに登場されていて、『付加価値ファースト』という書籍はいつ出版でしたっけ?

(木村氏)24年の1月6日発売にしました。

(小田木)ほやほやですよね。
これはなかなかガツンとある本なんですけれども、『付加価値ファースト』という書籍も1月に出されて、私は今回木村さんに来ていただけるので木村さんのリサーチをいろんな形でしたんですけれども、「改善DX」というタグを付けての木村さんの頻出度が半端がない。
お迎えすることができて、すごくうれしいなと思っています。
紹介してくださった沢渡あまねさんにお礼を言いたいです。
木村さん、まずぜひ自己紹介をいただきたいなと思うんですけど、お願いできますか?

(木村氏)木村哲也と申します。
トヨタ自動車に21年間務めました。その時は、車の実験、テストみたいなことをやっていたんですね。今の旭鉄工というのは、トヨタ自動車の一次仕入れ先で、オーナーが義理の父親だったんですね。
なので私は娘婿なんです。
某新聞に言わせると、「武闘派マスオさん」と言われています。

(小田木)確かに帯のセンセーショナルないろんなコピーとかを見ると、今日、初めてお会いして、「思ったよりソフトな方」という印象を持ったぐらいなので、確かに「武闘派マスオさん」。おもしろいですね。

(木村氏)遠慮なく会社の中を変えたりとか、義理の父親の言うことはまったく聞かないとか、でもそのぐらいの勢いでやらないと、なかなか変わらない思っているんですね。
旭鉄工というトヨタ一次仕入れ先に移ってきて、いろいろ今後の生き残りを考えると、頑張ってやんなきゃいけないなということで、いろいろ取り組んでいたんですけど、その一つがIoTを自社開発して、それを起点として会社の中を大胆に変えました。
結果として、売上は160億円ぐらいであんまり変わらないんですけど、利益が10億円ぐらい増えましたというのと、最近で言うと、カーボンニュートラル、CO2排出量を低減しましょうというのが、われわれの課題でもあるんですけど、お金をかけずに、すでに26%ぐらい電気の使用量を下げたりとか。

(小田木)へー。今、そのノウハウを、同じような考え方やノウハウを必要とされる会社にも外販をされていると聞いたんですけど。

(木村氏)そうですね。製造業だけではなかなかこの先が苦しいなということで、i Smart Technologiesという別の会社を立ち上げまして、IoTのシステムもそうですけど、例えば、こういうふうに改善して収益を上げようねとか、こういうふうに電気の使用量を削減してカーボンニュートラルを進めようとか、そういうノウハウも売ってるんですね。

(小田木)そのノウハウをすごい惜しげもなく書いてるなという『付加価値ファースト』という書籍でもあるので。
この帯がすごいですよね。「常識を壊す旭鉄工の経営」とか、「経営者がDX人材になることが変革には必要だ」とか、かなり武闘派なコピーが並んでいるという、そんな書籍を書かれて、実践もして、結果も出してる木村さん。
よくこのチャンネルに来てくれたなと、今、私も自分で紹介しながら思いましたけれども。

(木村氏)呼ばれたらどこでも現れるかもしれません。

(小田木)そのフットワークの軽さが最高です。
さっきお会いしてお話を聞いていたら、車が好きすぎちゃって、先週ですか?先月ですか?フランスのラリーに出てたんだよね、みたいな。

(木村氏)そうですね。2週間会社に来なくて、モナコを中心に行われる、ラリー・モンテカルロという世界選手権があるんですけど、それのヒストリックバージョンがあるんです。古い車を使って走りましょう。だから世界選手権みたいにとんでもなく速くはないんですけど、似たようなコースを走るのがあるんです。

(小田木)ヒストリックな車で出場されたんですね。

(木村氏)そうですね。1972年のカローラで出たんですけど、2月の1日にスタートして、ゴールは2月の7日の午前0時ぐらいですね。
2500キロぐらい走りました。

(小田木)その話で今日はいっぱいですという感じで、レースの話にいったらたぶんここに戻ってこられないので、ツッコミどころが満載ですけれども、でもたぶんここまで聴いた皆さんには、武闘派マスオさん、かつ車が大好きな哲也さん、そんなイメージが持てたと思いますが、今日は木村さんに来ていただいたら、こんな話もめっちゃ聞きたいなと思って、手ぐすねを引いて準備をしていたことがありますので、そちらにも話を移していっていいですか?

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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