過去に挑戦したバナナジュースのクラウドファンディングについて
1.なぜMakuakeを実施したのか
自己紹介は割愛します。
私については下記NOTEで説明しておりますのでお手すきの際に。
https://note.com/odachan22/n/n71ea8bd3d38e
今回は過去に挑戦したバナナジュース専門店のプロジェクトについて
紹介いたします。
いきなり本題に入りますが、なぜマクアケを実施したのか。
「売上をあげるため」
当時の私は恥ずかしながら、上記のことしか頭になかったです。
今流行っている仕組み「クラウドファンディング」はお金がいっぱい集まる仕組みなんだ〜へえ〜やってみよう。
本当に浅はかだったと反省しております。
※マクアケは「クラウドファンディング」ではなく、「応援購入サービス」という定義をしております。詳細は弊社取締役坊垣が執筆した下記著書にてご確認ください。
▼Makuake式 「売れる」の新法則
https://www.amazon.co.jp/Makuake%E5%BC%8F-%E3%80%8C%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%96%B0%E6%B3%95%E5%89%87-%E5%9D%8A%E5%9E%A3-%E4%BD%B3%E5%A5%88/dp/4532324017
2.実施した結果どうだったか
結論、実施してよかったです。ただ反省点が山程あったのも事実です。
すべて個人の怠惰と無駄な責任感が原因にあります。
自分に無理なことは、いさぎよく頼む。
もしくはお金を払ってでも外注。
これが正しいです。
反省点
①プロジェクトが始まる前に、プロジェクトページの編集で力尽きてしまった。
②その結果、プロジェクト期間の発信ができず、情報を届けたい人に届かなかった。
③Makuake自体を理解せずにプロジェクトを実施してしまった。
以前はお店の中で小さく間借りでやっていたバナナジュース屋さんも
現在は法人となり、東京都に7店舗ほどお店を構える程に成長しました。
すべて駅ナカor駅から30秒以内という好立地に出店しております。
(神保町店、下北沢店は休業中です。)
上記の出店戦略通りにうまくいったのもMakuakeがきっかけです。
(もちろん、裏には駅ナカ出店というマイルストーンに対して限りなく近づけるための黒田氏の戦略もありました。)
3.反省点から見えた飲食店プロジェクトの心得
ここからは厳しいことも含めて、お伝えいたします。
全ては日本中の飲食店に同じ失敗をさせないため、
そしてすべての飲食店プロジェクトが成功するために、
ひいてはもっと魅力的な業界にしていくためにお伝えいたします。
今、マクアケに挑戦しようとしている方々はいろいろな目的や実現したい未来があると思います。
大事なことは「マクアケは事業をドライブさせる側面が強い」という点を理解することです。
0⇒1というよりは1⇒∞に近いイメージです。
○○をやりたい!に対して、じゃあその根拠は?と聞かれた時点で
試作品一つも完成していない、お店すら仮押さえしていない。
そういった方は、即座に覚悟を決めてください。
融資をうけることができるよう金融公庫に事業計画書を提出してください。
飲食店をやりたいなら食べ歩きまくって、そこで繋がった有名な起業の社長さんに「融資していただいた分、死ぬ気で返すんでお願いします」と頭を下げてください。
話はそこからです。
自分のやりたいことにお金があつまるほど簡単な世の中ではありません。
そこから自分の出店する地域をとにかく調べまくってください。
現状を把握するために、その土地に飲食店舗が何店舗あるのか必ず目視で調べてください。
無理だったら、僕に言ってください。
相応のお金が貰えれば、死ぬ気で調べます。
そして、その町の問題の仮設を立ててください。
その問題に対しての打開策と自分がやりたいジャンルの最大公約数を見つけ、料理に落とし込んでください。
そして、どんな価値を顧客に提供できるのか。死ぬほど考えてください。
それが自分の想定しているターゲットに対する価値だと認めてもらえるのか。考え続けてください。
ここに関しては飲食専門のキュレーターである私も一緒になって考えます。
マクアケで売上をあげて店を救おうとしている飲食店はマクアケどころか、事業自体うまくいきません。お金は一瞬集まるかもしれないですが、一過性でしかないです。
これはプロジェクトに挑戦した経験とマクアケ飲食店のプロジェクトを200件近く担当させていただいた実績、そして自分自身飲食店の立ち上げを経験している上での知見でありますので自信を持って言えます。
※まだまだ勉強不足の分野もありますので、お見知りおきを^^;
限りない必然に近い偶然を創り上げてください。
どうやるのかは私がすべてお伝えします。
(価格設定、店舗を立ち上げるためのレジや光熱費などのアセット、追加の補助金周り、飲食店におけるLP制作、必要なSNSアカウントの運用の仕方、メニューの撮影、その他)
マクアケはあくまで手段です。目的ではありません。
ページ作って、公開しておしまい。そんな甘い考えで自分の納得する結果が出るわけありません。体力が必要です。生半可な気持ちで挑戦しないほうが正直いいです。挑戦に寄り添うのが弊社のポリシーではあるものの、必ずプロジェクトを成功させるために敢えて言います。
飲食店プロジェクトの心得に関しては要素がさらに多いので、実際のプロジェクトの成功のさせ方という点で別のnoteも書きます。
4.その後の展望
現在、バナナスタンドは東京都に7店舗※あります。
そして、続々と出店計画を練っており、2020年3月に掲げた「3年で100店舗」という目標に対しても視界良好です。
現在は東京焼き麺スタンド黒田氏と私の大学の同期小笹氏が指揮を取り、
メンバー100人弱を束ねる東京一イケてるバナナジュース屋を運営しております。
単に流行で終わらせない、習慣化を目指したコンテンツなので
ここまでの出店計画は限りなく成功に近いと言えます。
5.バナナスタンドとは
『流行ではなく習慣』そんなバナナジュース専門店です。
2019年夏に焼き麺スタンドオーナー黒田氏の下、焼きそばに変わる収益の柱を立てるために焼き麺スタンドの店舗隅間借りで立ち上げた事業。
焼きそば付け合せにもピッタリであったのでセット売りなども実施。
ブームではなく習慣化を目指した戦略が功を奏して、神保町、下北沢の街のライフスタイルに浸透。
習慣化を目指す上での素材のこだわり、オペレーションの簡素化、世界観、価格戦略すべてにおいてこだわった結果、現在東京に7店舗出店中。
すべて駅ナカor駅から30分という立地に。
▼バナナスタンド
https://www.instagram.com/bananastand_official/?hl=ja
▼東京焼き麺スタンド
下北沢店
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13222552/
新保町店
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13236545/
※(神保町店、下北沢店は休業中です。)
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